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第百七十五話 あれいない?でっちあげで事実隠蔽!?

三話目。

ジャンルが変わったけどタイトルとあらすじも変えた方が良いかな…

と思う今日この頃。

いつか変えるかも知れません。

 

「さ~て、そろそろ警戒を解いてくれたかな?」


 立ち去ったフリをして鳥かごの中の五人の様子を見ようと画策していたものの、二度目だったせいかあっさり看破され、全員で逃げた。

 でもあれからしばらく経った今、警戒が緩んでる可能性が高い。観察なら今がチャンスだ!


「ねえ、まだ警戒してたらどうするの?」


 ギーナが訊いてくるが、そんな事は決まっている。


「無論、五人をいじる!」


「……タカミ、程々にしておきなさいよ?」


 ギーナは心配性だなぁ。今の五人には何も出来やしないって。


「さて、どうなって……え…?」


「どうしたの?…え!?無い!?鳥かごが無い!?」


 私はこの部屋に鳥かごを置いたはず…

 なのになんで無くなってるの!?


「見て!窓が開いてる!多分ここから…!」


 火太郎が言ったとおり、窓が開いていた。


「さっきは開けてなかったのに…!まさかかごごと攫われた!?」


「だとしたらまずいわ…三人だけじゃ人手が足りない!だから皆に呼びかけて捜すわよ!念のため家の中も!」


 ギーナの号令により、私達は動き出した。

 攫われたと思われる五人を捜すために…







「で?お前は剣だと言ってたな。それは本当か?」


『本当でなければ言ってな』

「嘘つくな。そんなわけの分からない嘘ついて、俺たちを逃がそうってんならそうは行かないぞ。

 と言うか信じてくれるかどうかも分からないじゃないか!

 それに、こいつらが逃がしてくれるとは思わない。」


『…嘘じゃな』

「おいおい、既にばれた嘘を突き通すってのはどうなんだアアン!?」


『…守。なぜそんな事を言った。』


 デュアが苛立ちを隠しもせずに訊いて来る。

 俺は小声で答えた。


「お前が剣になれることは隠しておきたい。いざと言う時にお前に頼る事になってもおかしくないからな。

 それに、俺がさっき言った事も忘れるな。奴らの目的はお前だ。だからと言ってお前を引き渡したところで俺たちが助かる道理も無いからな。」


『…そうか。』


 デュアは渋々だが納得したようだ。

 まあ、本人からすればさっきの発言は俺たちを助けるためではなく、ただ単に事実を言おうとしただけだろう。

 それを俺は適当なそれっぽい事をでっちあげて取り消したが。


「で、俺たちをどうする気だ?」


「…今更だが、こいつらものすごく気が強いな…まだ子供なのに…」


「年齢詐称でもしてるんですかね?」


 ギクッ


 としそうになったものの、なんとかこらえた。

 今俺たちの見た目は六歳だか五歳だかの少年または幼女だからな。年齢詐称っちゃあ年齢詐称だ。否定できない。


「まあ、お前らの処分については、どっかのサーカスにでも売る…くらいしかないだろうな。もしくはここに飾っておくか。」


 飾る=監禁ですね分かります。

 監禁みたいだなとか思ってたら本当に監禁されそうな件について。いや、もう既に監禁か。

 しかし…なんとかして現状を変えないとやばいな…ただじゃ済まされないだろうし、放って置かれても最悪一生ここで餓死しかねない。

 一体どうしろと言うんだ…

この小説はどこに向かっているのだろう…

作者にも分からなくなってきた…

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