第十八話 早く戻るぞ?魔力ってどう使うんだ!?
前書き、後書きで書くことが無くなってきた…
「ここが出口みたいよ!」
ギーナは言った。
あれからいくら調べても分かることは少なく、人がいないことと、ここは俺のいた世界でも、ギーナ達がいた世界でもないことが分かっただけだ。
まあ、確かに異世界には来れたな。行きたい世界じゃなかっただけで。
「ここははずれだったか…」
『スマン。』
「謝んなくても良いよ。お前もこんなところに来るなんて知らなかったんだろう?」
実際フォルフは悪くないはずだ。ここに来て一番驚いて見えたのはフォルフだったし。
「よし、出るか。」
俺たちはこの空間を後にした。
「ほう…デモースが倒されたか。」
守たちが去り、誰もいなくなった世界に、新たに何かが来た。
その者は最早動かぬデモースを見て、誰が倒したのか、少し興味がわいた。
「暇があれば、調べてみるか。我は忙しい身だしな…早く余計な世界を一つでも多く消さなければ…」
そういってそれは姿を消し、闘技場だけの世界を消した。
「他の異世界に行く方法を知ってる人~?」
あの空間から出ると、俺たちは門のところに戻ってきた。そういえば来たときは門のことを意識してなかった気が…
そして、洞窟から出るため、歩いている途中に、暇つぶしがてら今の質問をした。
『まだいくらかあるが…今回の様子では…他に無いか?』
「ああ、一時期この方法を使えば異世界にいけるとかいう噂があったわ。」
「フラル!それはまことか!?」
「ええ。たしか…」
なんてこった。そんな噂が…って、ん?だったらあの知的好奇心旺盛なフラルのことだ。なぜ実践しなかった?いや、まさかただの噂で何も無かったのか?それとも…無理難題?
「まず、地面に丸を書いて、その丸の中に魔力を注ぎ続けると、そのうち光が出てくる。」
意外と簡単そうだった。無理だけど。
「で、その光に飛び込む、と?」
「いや、違うよ。そこから丸一日放置してその丸が真っ黒になってたら通り道の完成。後はそこに飛び込むだけ。」
ひっかけだったか…なんか恐い。
「…もし光に飛び込んだら?」
「溜まった魔力が爆発する。」
「こわっ!?」
「実践してみる?」
「そうだな。ギーナに任せた。」
「私!?」
「だって俺、魔力の使い方なんてわかんねーもん。」
「使えるように指導してあげるから自分でして!」
「期間は?」
「一時間!」
「指導料は?」
「ただ!」
「ぜひとも!」
「よろしい!」
たった一時間で魔法が使えるようになるってさ。凄いね天才は。
「一応、他には?」
『まずフラルの言った方法を試そう。』
「そうだな。魔力の指導って今歩きながらでも?」
「まあ、できるわね。口頭で伝えたことを軽く実践するだけだし。その度に立ち止まる必要も無いしね。」
「では、お願いします。」
「じゃあ、まずは…」
ギーナ…ギーナ先生のご指導が始まった。




