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第百三十六話 かわしきれるか?忘れてた!?

一話目。

寝れる気配が無かったため執筆。

…そろそろ寝れるかな?

 黒タイツの処分が決まった後、俺は皆に呼び出された。

 昨日話し合ったメンバー、つまり、王様、女王、俺、高壁、リセス、アンカーだ。更に、部屋も昨日と同じだ。

 さて、ここで問題です。

 名剣騒動があった後、誰かが、昨日は持っていなかった剣を持っていたら、どうなるでしょう。

 

「ねえ、その剣は何?」

 

 by高壁。

 答え。訊かれる。そして返答に困る。正解者に拍手!良く出来ました!とか考えてる場合じゃねえ!どうすんだよこれ!!

 

 守はどうする?

 1しらばっくれる。

 2正直に言う。

 3何も言わずに逃げる。

 

 くう…この中から選べと言うのか…じゃあ、まず2は無いな。1と3も試してみるべきだ。

 

 守は1を選んだ!

 

「あ、あれ~?なんだこりゃ?俺は何も分からないぞ~?」

 

「しらじらしい。」

 

「本当に何も知らないんだって!」

 

『…我のことをもう忘れたか…主選びはもっとしっかりするべきだった…』

 

「「「「「喋った!?」」」」」

 

「……」

 

 守は黙って3を選んだ!

 

 ダダダダダ…

 

「あ、逃げた!」

 

「なに、大丈夫だ。高壁の提案で、部屋の外には兵が見張っておる。逃げられはせんよ。」

 

 ピタッ

 

「………」

 

 隠せない…か…

 

 守は3を選んだ!

 

「この剣なんだが…起きたら枕元にあった。」

 

 と思わせて4を無から生み出し、選んだ!(ちなみに4は嘘をつく)

 

「「「「「…………」」」」」

 

 五人の冷たい視線が刺さる!…もうこの実況形式やめよう。

 

「まあ、正直に言うと…」

 

 俺は観念して、昨晩の出来事を話した。

 

 

 

 

 

 

「…というわけで寝るお休み。」

 

「寝るな。」

 

 王様から寝ることを禁じられ、渋々部屋で寝ようとして移動した足を止めた。

 まだ眠いのに…

 

「その話は本当なのか?」

 

『本当だ。剣である我が保証しよう。』

 

 あれ?そういえば、俺の立ち位置まずくね?デュアを持っていこうとした黒タイツは、無条件で捕まった。

 当たり前と言えば当たり前だが、俺も似たようなものじゃないか?だって、俺もデュアを持って行こうと思ってたし。

 

「…なら、持って行け。どうせその剣は認めた相手にしか力を貸さん。お前以外が持っていても、宝の持ち腐れになるだけだ。」

 

 あれ?いいの?

 

「ただし!あの黒タイツのような輩が今後出てこぬとも限らん。故に、気を付けるのだぞ。」

 

「はい!」

 

 王様も黒タイツって呼ぶのか…

 とりあえず、これで俺はデュアの件で牢屋に入ることは無くなった。良かった~。

 

「良し!じゃあ今度こそ寝る…」

 

「待て、守よ。お前に一つ、くれてやるものがある。」

 

 ん?今度は何だ?

 

「ソードホルダーだ。その服では、腰に帯びる事もできまい。」

 

 おお、ありがたい。王様は太っ腹だ。

 王様から渡されたのは、黒いソードホルダー。どうやら背中に付けるタイプらしい。

 俺は早速ソードホルダーを装備し、そこに二つの鞘を通す。

 

「しかし、もう一つの鞘は何なんでしょうか?」

 

「鞘だけって、格好つかないね。」

 

「やかましい。適当に障壁でも入れるよ。そこには。今は使えないけどな。」

 

「あれ?今は障壁を出せないんですか?」

 

「ああ。そうなんだよ…ティエスの実を食ったから…」

 

『は?守は男だったのか?』

 

 デュアが素っ頓狂の声を上げる。

 

「あれ?言ってなかったか?今はティエスの実を食わされて女になってるが、俺は男だぞ?」

 

『……そうか。貴様も大変なんだな。』

 

 デュアは何故か可哀想なものに語りかけるような口調で励ましてきた。何故だ?

 …あ、食わされたって言ったからか。まあ、実際に俺の意思を無視して食わされたから、訂正はしないが。

 

『ついでに言うと、守以外のヤツの名前も聞いていない。』

 

 …そうだった。忘れてた。

 俺以外の奴らも言われて気付いたようで、急いで自己紹介を始めた。

何がエラーだ…投稿失敗して、データ消えたと思ったじゃないか!

脅かすな!(第百三十五話を投稿した時)

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