第十四話 村長の家に連行?すげえ疲れたな!?
よしゃあああ!お気に入り登録者がまた増えたーー!!
テンション上がって来たあああ!
「貴方達は何をしに来たのかな?」
あの後、俺たちは金髪共に連れられ、奴らの集落に連れて来られた。
今、その集落の中でもひときわ大きい建物の中に居る。豪華な装飾品などが飾られていることや、その他もろもろのことから、恐らく村長の家だろう。
そこで、村長だと言う男性に来て早々言われたのが、今のものだ。
「ここに用はありませんでしたよ。連れて来られなければ素通り…」
「素通りして、どこに行ったのですか?」
「!」
ごまかせなかったか…俺が異世界人であることをばらしたく無かったが…
「まあ、こんなところまで来る上に、狙いは我々ではないことから、大体想像はつきますがね…」
「あんたらを狙って来る奴なんているのか?」
俺がそう言うと、他の二人と一匹が一様に驚いた顔をした。
「え?守?この人達が何だかわからないの?」
『おいおいこんなところでふざけているのか?』
「わかんねえしふざけてもない!」
なんなんこいつら…
『はあ…こいつらはエルフ。この世界では希少な存在だ。』
わざわざテレパシーでため息つくなよ…
「ああ。異世界人だし、そりゃわからないか。」
「おい!勝手にばらすな!」
こいつさらっと人の正体ばらしやがったぞ!なにやって…
「ああ、やっぱりか。」
…あれ?なんで知ってんの?
「先ほど言ったが、我らエルフを狙った訳でもないのに来た、と言うことは、森の奥の洞窟ではないかと、思ったんですよ。
そしてわざわざそんなもののために来たということは…後はお分かりですね?」
それ以外何も無いんかいこの森は。まあ要するに俺たちの誰かが異世界人であったことはばればれだったってことか。って、
「じゃあ、なんで俺たちをここに?わかってたなら…」
「確信を得るためですよ。もし、万が一に備えておいて損はありませんし。」
「こっちは時間を損したよ!!」
「まあ、そうは言わずに、皆の誤解を解くのに少し時間がかかるので、一晩この村に泊まって行きませんか?この家の部屋を使って良いので。」
めんどくせえ…まあ、しょうがないか…
「分かりましたよ。泊まればいいんでしょう泊まれば。」
俺は渋々承諾した。
「分かってくれてなによりです。…あ、出来れば異世界の話でもしてくれませんか?我々エルフは知的好奇心が強いので、知りたいんですよ。」
「まあ、俺に出来る範囲なら。」
もし外国の文化を全て答えろなんて言われても無理だ。よってこんな回答になった。
「はあ…」
俺は宛がわれた部屋のベッドで横になっていた。
さっきはひどかった。
なにがって、あの村長に俺がいた世界に関してとんでもない質問攻めにあったからだ。回答しながら補足なんてしなきゃ良かった…
来たときは昼だったのに、質問攻めだけでとっぷりと日が暮れていた。
ちなみに、村長が他の村民にも聞かせたいと言って、わざわざ外で、それも大勢のエルフが居る中で、質問攻めにあったのだ。
もちろんその中にはギーナとフォルフもいた。
あの村長…というかあいつらはこれが目当てだったんじゃないよな…その場に居た全員が目を輝かせてるって、どんな状況だよ…
まあ、そんなことがあったせいで、俺はかなり疲れた。
明日が心配だ…そう思いつつ、俺は眠った…
まだ書ける!書けるぞーー!!
一時間くらいかかるかもしれんがなーーー!!