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第百七話 守は読心術使い?あの地獄が帰ってきた!?

一話目。

もうすっかり八時に寝て二時ごろに起きるのが習慣になりました。

これぞまさしく早寝早起き!

…なんか違うな。

どっちかと言うと、早寝深起きか?それとも…

 あの後、いろいろとあったが、何とかかわし(かわすという名の後回し)、全員がリビングに集まった。

 全く、時間が掛かり過ぎだっての…全部俺のせいでした。ごめんなさい。だから睨まないで下さいませんか?あと、心読むのはホントに止めて下さい。

 

「だから…心を読んだんじゃなくて、何考えてるか分かっちゃうだけだよ。」

 

「もうここまできたら立派な読心術だよ!!おっと、否定はさせねえよ?」

 

「…本当に君達は」

「「もういいよそのネタは!!何言うかなんてもう分かってるから!!」」

 

 ギーナはまだ疑っているようだ。だからしつこいゆーとろーに…なんて、守も考えているだろう。

 

「…気を取り直して、この人の正体から言うよ。この人は…はい、バトンタッチ。」

 

「えええええええええええ!!!???このタイミングでバトンタッチかよ!!!

 まあ、いいか。俺の名前は高壁守。こことは別の世界から空間の歪みに吸い込まれて来た。

 まあ、要するに別世界のコイツだ。」

 

「「「「「「「「「「「「「「「『…………』」」」」」」」」」」」」」」」

 

 誰も、動かない。

 

「………あれ?誰も驚かない?じゃあ、追加情報。俺の世界の事なんだが、この世界の住民とは性別が逆になっている。これでどうだ?」

 

「「「「「「「「「「「「「「『……………』」」」」」」」」」」」」」」

 

 誰も、動かない。

 

「…あれ?時間が止まったのか?お~い、もしも~し。」

 

「「「「「「「「「「「「「「『………………』」」」」」」」」」」」」」」

 

 誰も、(ry

 

「なあ、守。皆どうしちまったんだ?」

 

「さあ?驚きすぎて固まった、もしくは呆れてるんじゃない?あんな突拍子の無い事言えば…」

 

「ああ、そう言うことか。嘘とか思ってるかもしれんが、全部本と」

「「「「「「「「「「「「「「『えええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!』」」」」」」」」」」」」」」

「「うわあああああああああああああああああああ!!!???う、うるせーーーーーーーーーー!!!!????」」

 

 この場の全員の声が村中に響いた。

 またこのパターンかよ…

 それからしばらく、俺たちは全員大きな声に目を回し、あたりは混乱に包まれた。

 

 

 

 

 

 で、皆の混乱が収まった頃、俺にはたくさんの質問が送られた。

「そっちの世界の俺はどうだ!?」とか、「世界の歪みって何だ!?」とか。

 答えるのが億劫になるほどの質問数だった。

 尤も、フラルの村での現代の説明や、現代に戻ってきた時のフラルの質問地獄を乗り切った事があったので、ちゃんと補足もつけて丁寧に返してやったが。

 

「なあ、何でそんなに質問を返すのが上手いんだ?」

 

「別世界のお前のせいだよ!!」

 

 これはフラル(もちろん男)の質問。白々しいと言うか何と言うか…あ、ここ別の世界だった。

 今もなお絶賛回答中だ。もうホントにめんどくせえ…

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