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魔物使いという仕事

------始まりの城 城内・謁見の間


へ~、ここが謁見の間ねぇ、しょっちゅう城には来るけどここは来たことなかったな。たかだか王が座ってるだけの部屋なのに豪華すぎない?

なんか呼び出しくらったから来たけど、王様デブだし、王妃様ババアだし早く用件聞いて帰ろう。


「おおよく来たな。そなたは奴の孫で、魔物使いだろう?」


「ええ、まあそうっすけど。て言うか王様が言ってるのって多分家のお爺ちゃんでしょ?で、用件ってのは?」


大体、自分で呼びだしてんだからそれくらい把握しとけってんだ。それ以前にずーっと此処になんかあるたびに通いつめてるんだから覚えろっつの。顔なじみだろうが!


「そのだな、大変アレなのだが、魔王を倒してくれないかのう?」


「はあ!?俺の聞き間違えならいいんですけど魔王を倒せ?そんなもん勇者に行かせればいいでしょう?大体王様んとこの家系勇者でしょうに」


「いや、それについてはだな、娘を行かせたいのだがいかんせんこの国は人材不足でな?一人も人員を裂けぬのだよ。それに今はもうわしに力等ないしの、ゆえに娘に国を離れられたら神々の加護が無くなり結界が無くなってしまうのだ。だから魔物を従える事の出来るそなたに来てもらったわけだが、幸い魔物も人型でほとんどが雌だろう?そんな奴らと旅が出来るのだからそなたにもいい話だと思うのだが。そういうわけで引き受けてくれんかのう?」


「少しぐらい援助してくれるならいいですけど」


「本当か!?ああ援助は出来るだけしよう!」


「あと一つ条件が……」


こいつを飲んでくれれば俺の夢が叶うしな、一石二鳥?かな?


「おお、どんな条件でも飲もう」


「魔王を倒した後も俺の『使役』している魔物は殺さなくていいっていう権利と、大きな屋敷を一つください」


基本魔物使いって言っても一つの国に留まらないサーカスとか以外国に認めてもらえないと殺さなきゃいけないしな。まあ、あと住む所さえ確保できれば困らず暮らせるしな。うん。


「ん~まあその程度だったらいいだろう。屋敷に関してはこの国の土地である城下町から出て西にある山の洋館をやろう。ただ魔物がすみついていてな?たった二匹で魔物は弱いのだが、さすがに一般兵では歯が立たなくてのう。退治してくれるならその山ごと進呈しよう。管理はわしらに任せてくれ」


よっし!これで万事解決だな。確か山って城下町でてすぐ隣だよな。

まあ二匹もいるならいいカモだしな。どんな奴がいるんだろう。予想ではあそこ昔近くに墓あったしゾンビもしくはグールと想像どうりに蝙蝠らへんか?


「じゃあ早速行ってくるんで。退治が終わったら一回報告に帰ってきた方がいいですかね」


「そうかでは頼んだぞ」


はあ、マジおっさんと話すのって疲れるわ~。さって、俺もここらでいっちょお仕事モードに切り替えますかね。



------西の山の洋館 一階・玄関前ロビー。


でっけーなーここ。何人ぐらいまで一緒に住めるんだろうか。

メッチャ気になるけど、まずは魔物探しかな?


「お邪魔しまぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!」


へっどうだ。どこぞの数学天才少年の「お願いしまぁぁぁぁぁぁす!!!!」ばりに叫んでやったぜ。

聴覚が発達している系統だったらすぐに飛んでくるだろ。

バサバサと羽ばたく音が聞こえてくる。

早速来やがった。案の定蝙蝠か。さて、思考を仕事モードに切り替えないと。


「ちょっと、うるさいんだけど!!あんた人間でしょ!!私が誰だか分かってるの!!」


日に当たっていないためかひどく白い肌に短い黒髪という風貌に黒く細い尻尾と蝙蝠の羽を極限まで大きくしたような羽を生やした少女が現れた。現れたっていうより飛んできた。

おっと、思わず舌なめずりしそうになったぜ。

舌なめずりは三流のする事らしいからな。

さてどう、『配下』にしようか。


主人公のキャラが定まらない。


というより、名前すら決めてない。


どうしましょう。


ノリだけで書くからこうなるんだ。まったく。

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