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【祝1500PV】君と死ぬために生きてきた  作者: 霜月ルイ
第1章: 心の扉が、溶けていく。
19/27

第19話: 祝福された檻の中で。

ふたりだけの世界。その始まりは、静かで、優しくて、どこまでも閉ざされていました。


第19話、いま、祝福の檻の中へ。




 白紙のような診察室だった。


 壁も、天井も、床も、色彩を拒むように塗り潰されている。わずかな音を立てて、空気清浄機が静かに稼働していた。


 長い机の向こう側で、主治医が僕のカルテをめくっている。指先の動きは丁寧で、まるで決して何も残さないように触れているようだった。


 診察室のドアが閉まったとき、僕の皮膚がわずかに硬直した。

 いつもの場所なのに、今日はなぜか“公開処刑”の壇上のように感じられた。

 白い壁の向こうから、目に見えない視線がこちらを覗いているような――そんな圧があった。


 「……綴木くん」


 名前を呼ばれたとき、僕は背筋を伸ばしすぎてしまった。


 「ここのところ、状態はかなり安定してきてる。血中濃度も理想値に近いし、夜間の睡眠も、深度が整ってきてる。記録を見るかぎり、日内変動も少ない」


 主治医はモニターを軽く示しながら、データを淡々と読み上げる。


 「平均心拍数は夜間で58、日中で65。血中の濃度は安定していて、REM周期も理想的。体温の変動も一定で、起床後の活動量にも乱れはない……」


 読み上げられる数値は、どれも“正しすぎた”。あまりにも機械的で、そこに“生身の感情”はなかった。


 「食事も、完食が続いてる。顔色もいいし、……感情の波も落ち着いてるように見える」


 医師の目が、僕の目元をゆっくりと確かめるように動く。

 僕は瞬きを忘れたまま、首だけを小さく縦に動かした。


 「それでね――仮退院、してみようかと思うんだ」


 その言葉は、まるで慎重に選ばれた詩の一行のようだった。


 窓の外では、ちょうど雲が割れて、陽が射していた。曇り空のくせに、やけに白々しい光だった。


 「もちろん正式な退院じゃない。あくまで“外泊訓練”というかたち。外の環境でどこまで生活リズムを保てるか、試してみる。それが目的だよ」


 医師はそう補足しながら、何度も「無理はしないように」と念を押す。


 そのとき、後ろに控えていた女性看護師が、ほんのわずかに声を上げた。


 「……でも、先生」


 言いかけて、口元に手を当てる。

 医師が視線を向けると、看護師はすぐに目を伏せた。


 「……いえ。記録上、問題がないのは、わかっています」


 彼女の声は、室内に漂う消毒液の香りよりも、ずっと薄くて淡い。


 「大丈夫ですよね。……彼女、真白さんのほうも、落ち着いていますから」


 医師は頷くと、カルテにさらさらとペンを走らせた。

 それはまるで、「これで決まったね」と言わんばかりの筆致だった。


 そのとき――僕の隣で、ミオが静かに笑った。


 椅子に腰掛けているはずなのに、気配はまるで、僕の肩に乗っているかのようだった。

 視線を向けると、彼女はごくわずかに身を傾けて、僕の耳元に囁いた。


 「……楽しみだね、ユウ」


 その声音は、柔らかく、低く、ぬるま湯のようだった。


 ♢


 外の世界に出るというのに――そこには、“冒険”の匂いはなかった。

 むしろ、よく知った温度の場所に帰るような、既知の安心に近かった。


 僕は、喉が少しだけ渇いていることに気づいた。

 それを誤魔化すように、微かに唇を持ち上げて返す。


 「うん……楽しみ、だね」


 ――ほんとうに、そうだろうか。


 心の奥で問いかけた声は、すぐに沈んでいった。

 まるで湖面に落ちた石のように、波紋ひとつ立てることもなく。


 “自由”と呼ばれるものに、こんなにも静かな足音があるなんて、知らなかった。


 ほんとうに“出ていい”と言われたのに、どこか「決まっていたことを演じさせられている」ような居心地の悪さがあった。


 ミオも、医師も、看護師でさえ――みんな台本の中にいる。

 “仮退院”という言葉が、祝福ではなく、儀式の呪文のように聞こえた。


 それは“外に出る”ことではなく、“役割の場所に戻る”という宣言のようだった。

 自由という言葉の衣を着せられた、静かな再収容。

 そして僕は、それに頷いてしまった。


 それはまるで、“帰還命令”のようだった。

 誰も強制していないはずなのに、足かせだけが丁寧に磨かれている。

 その先にある“暮らし”すら、すでに設計図の上に並べられている気がした。


 病棟の扉が閉まった瞬間、世界の空気が変わった。


 ……重い、と思った。


 晴れているはずなのに、陽射しはぬめりを含んでいて、肌をなぞる感触に不快な湿り気があった。

 風もあった。だが、そこに透明さはなく、埃と焦げたようなアスファルトのにおいが混ざっていた。


 「ね、ユウ。手、つなご?」


 ミオが手を差し出してくる。

 僕は少しだけ間を置いてから、それを受け取った。

 掌が触れ合っただけで、病棟の“空調”が恋しくなった。


 たったひとつの手の温度が、外気よりもはるかに正確に“僕を拘束”していた。

 冷たくも熱くもない、けれど逃がさないぬくもり。

 それがミオだった。


 それでも歩き出す。ふたりで。


 何年ぶりだったろう、こんなふうに病院の敷地を越えて外に出たのは。


 ――いや、時間の問題じゃない。ただ、すべてが“知らないもの”に見える。

 電信柱すら、異国の装飾のように感じられた。


 車の音、人の声、看板の赤、子どもの泣き声。

 あらゆるものが、自分にとって“関係のない生活”に見えた。


 ミオは何も言わない。

 ただ、手を繋いだまま、僕の半歩前を歩いている。

 白いシャツの背中が、信号を待つ人波のなかで、異様に浮かんで見えた。


 駅から3つ目のバス停を過ぎた角、少しだけ坂になっている細い路地の先に、アパートはあった。


 築年数の古さを隠そうとしないベージュの外壁。階段の金属音は、踏むたびに軋んだ。


 「ここだよ」


 ミオが足を止めて、ポケットから鍵を取り出した。

 指先でその金属を転がしながら、顔だけをこちらに向ける。


 「ね、ここが“ふたりだけの世界”になるんだよ」


 言葉は甘やかで、優しかった。

 それでも、心の奥のほうで、何かが軋む音がした。


 鍵が回る音は、小さくはなかった。

 ガチャリと鈍く響いて、狭い廊下に反響した。


 ミオが一歩先に中へ入り、僕はその背に続いた。


 玄関には、すでにふたり分のスリッパが並べられていた。新品ではなく、数回使われたような形に足跡が残っていた。


 ――まるで、“最初から誰かが暮らしていた”みたいに。


 部屋の中は、まだ何もない。


 カーテンも敷物もない。家具も電化製品も、まだ届いていない。

 それなのに――匂いだけが、すでに存在していた。


 新築ではない、どこか懐かしいにおい。

 木と湿気が染み込んだような、古い教室のような、誰かの生活の残り香。

 けれどその“誰か”は、もういない。


 ふたり分のスリッパが、玄関に並んでいた。

 それだけが、異常に整っていた。


 「どうかな? 静かで、いい場所でしょ?」


 ミオがくるりと振り向いて、笑った。


 窓の外から、子どもたちの笑い声が聞こえた。

 夏服を着た少女のはしゃぐ声と、何かを蹴り合う音。


 その瞬間だった。


 ミオの顔が、ほんの一瞬、歪んだ。

 笑っていたはずの目元が、きゅっと細くなり、頬の筋肉が強張った。


 「……うるさいね」


 その瞬間、室内の空気が一瞬だけ凍った。

 窓の外に広がる世界が、“ノイズ”として部屋に侵入したようだった。


 ミオの笑顔はすぐに修復されたけれど、さっきの一言が、壁に薄い亀裂を残した気がした。


 吐き捨てるように、けれど確かにそう言った。

 そして、すぐにいつもの笑顔に戻る。


 「やっぱり……ここ、カーテンつけないとね」


 僕は、何も言えなかった。


 それは怒りでも、恐怖でもなく――ただ、“違和感”だった。

 だが、その正体はつかめなかった。


 目の前のミオは、変わらず微笑んでいる。

 けれど、その笑みの奥に、何か“ぜんぜん別のもの”がいる気がした。


 ふたりきりの部屋。何もない空間。

 沈黙の中に、指先の温度だけが確かだった。


 ――この空間には、呼吸の仕方すら、指定されている気がした。


 ♢


 「ね、スーパー行こうか。今夜はお祝いだからね」


 そう言って、ミオは僕の手を引いた。

 夕方の街は、少し肌寒く、どこか埃っぽかった。


 道を歩くたびに、自転車が通り過ぎ、人々の会話が断片的に耳に入ってくる。

 それら全部が、ほんの数日前まで存在すらしなかった世界のように思えた。


 スーパーは、坂を下った先にある小さな店舗だった。

 白い蛍光灯に照らされた店内は、病棟よりも無機質で、どこか緊張する。


 「ね、何食べたい?」


 ミオがカゴを手に、僕を見上げてくる。


 「……じゃあ、何か甘いものでも。ケーキとか」


 言葉にすると、急に空腹を意識した。

 甘いものが食べたいなんて、自分で口にしたのは何年ぶりだっただろう。


 ミオは少しだけ目を細めて、微笑んだ。

 その笑みは、柔らかくて、でも――どこか張りついたような静けさを孕んでいた。


 「うん。いいね。ユウ、ちゃんと“欲しい”って言えるようになったね」


 その言葉が、褒め言葉なのか、試験の採点のようなものなのか、判断がつかなかった。


 冷蔵棚の前に並ぶと、ミオはショートケーキを選び、僕はそれに頷いた。


 レジへ向かう途中、ひとりの中年男性がミオに声をかけた。


 「あの、ごめん。○○薬局って、この通り沿いでしたっけ?」


 ミオはぴたりと足を止めた。


 声をかけられた瞬間、彼女の背筋が僅かに硬直し、僕の腕をきゅっと強く掴んだ。


 「……わかりません」


 小さな声でそう言い、視線を逸らしたまま、その場を離れる。


 「すみません」と男性が頭を下げるのが見えたが、ミオは一切振り向かなかった。


 僕たちはそのままレジを済ませ、袋を提げて外に出る。


 外に出た瞬間、世界の音が刺さってきた。

 車のブレーキ音、子どもの笑い声、スマホの着信音――それらすべてが、耳にとって“暴力”だった。

 (……部屋に、戻りたい)

 そう思ったのは、ミオよりも先に、僕だった。


 日は沈みかけていて、店の前の歩道には、蛍光灯の光が薄く滲んでいた。


 ミオは言葉を発さず、ただ僕の手を握りしめていた。

 その力があまりに強くて、指の関節が軋むほどだった。


 通り過ぎる他人の声、スマホをいじりながら歩く学生、犬の鳴き声――。


 どれもただの生活音のはずなのに、その一つひとつが、自分たちの存在を「異物だ」と言っているように感じた。

 何もされていないのに、肺の奥がゆっくりと絞られていくようだった。

 見えない圧が、肌ではなく“存在そのもの”を押し返してくる――そんな感触。


 それらが、まるで自分たちを“異物”として押し返してくるようだった。

 この世界には、ふたりの居場所なんてどこにもない。

 そんな予感が、背筋をじわりと冷やしていく。


 「……怖かった」


 やっとのことで、彼女が言葉を吐く。


 「知らない人が……急に、話しかけてきて。ねえ、どうしてユウは、わたしを守ってくれなかったの?」


 振り返ったミオの目には、涙が滲んでいた。

 けれど、その涙の中にある感情は、“悲しみ”ではない気がした。


 怖さと、怒りと、……所有欲。

 それらが混ざり合って、光の加減で濁って見えた。


 僕は、その目から逃げずに見つめ返し、静かに答えた。


 「……ごめん。

 でも、ちゃんと見てたよ。ずっと、ミオのこと、見てた」


 ミオはほんのわずか、息を飲んだようにして、唇を噛んだ。

 そして、僕の胸に額を預けるように寄りかかってきた。


 「ユウ……わたしだけ、見てて。ね?」


 声は小さく、けれど、命令のような力を帯びていた。

  その瞬間、自分の内側で何かが“上書き”されたような気がした。

 (見なければいけない。守らなければいけない。ミオだけが、僕のすべてだ)


 ♢


 それが“思考”だったのか、“植えつけられた回路”だったのか、もう判別がつかなかった。

 頷かないという選択肢が、最初から存在していないような声音だった。


 「……うん。見てるよ。ずっと、ここにいるよ」


 そう返したとき、自分の声が、少し遠くに感じられた。

 誰かに言わされているわけではなかった。

 けれど――あの言葉は、いつのまにか僕の中に“根を張って”いた。


 “守らなければいけない”

 “誰にも触れさせてはいけない”

 “僕の役割は、ここにいること”


 そう信じ込んでいる自分が、確かにそこにいた。


 アパートに戻る頃には、空はすっかり暮れていた。

 薄闇に街灯の光が溶け、建物の輪郭だけが空に浮かんでいる。


 エントランスの扉をくぐると、外のざわめきが一気に遠のいた。

 建物そのものが、大きな耳栓のように感じられた。


 部屋の中は、昼と変わらず、からっぽだった。


 ミオは玄関にケーキの袋を置くと、パッケージを丁寧に開けて、テーブル代わりの段ボール箱の上に並べていく。


 一つひとつの動作が、異様に丁寧だった。

 ケーキのフィルムを剥がすときの指先、マグカップを置く位置、プリンのスプーンを斜めに添える角度。


 それら全部に、“意味”がある気がした。

 まるで、決められた順序をなぞることで――“祝福のかたち”を完成させようとしているみたいだった。


 「仮のお祝い、だけど……ふたりで、食べたかったんだ」


 ショートケーキと、プリンと、白いマグカップに注がれた紙パックの紅茶。

 まるで子どものごっこ遊びみたいなテーブルだった。けれど――不思議と、違和感はなかった。


 「ユウ。今日、病院を出られて、どうだった?」


 ミオが、ケーキにフォークを差しながら訊いてくる。

 その声はまるで、長年連れ添った恋人のように、日常の延長にあった。


 僕は少し考えてから、答えた。


 「……疲れた、かも。でも、悪くなかった」


 「そっか。……よかった」


 ミオは笑った。


 やわらかく、静かで、満たされたような笑みだった。

 それが、なぜか胸に刺さった。


 「ねえ、ユウ」


 ミオが、フォークを置いて、僕の方に顔を向ける。


 「わたし、もう決めたの」


 僕は何も言わずに、視線を合わせる。


 「ユウは、わたしの中でだけ、生きていけるって」


 まるでそれが、ずっと以前から決まっていた“公式”のように、彼女の口から自然と零れ落ちた。

 それは“好き”よりも強く、“命令”よりも柔らかく――抗えない重力のようだった。


 それは、花束のような言葉ではなかった。

 静かな密室に設置された“吸音材”のような、逃げ場のない告白だった。

 どこにも跳ね返らない。どこにも響かない。ただ、僕の中にだけ、染み込んでいく。


 それは“告白”というより、“確信”のようだった。

 感情というより、“構造”として語られる言葉だった。


 ミオは膝を揃えて座り、僕の隣に身体を寄せる。

 そのまま、そっと額に唇をあてた。


 長く、長く、深く。


 キスではなかった。

 むしろ、なにかを“封印”するような、祈りの所作だった。


 目を閉じているあいだ、何も考えられなかった。


 ただ、音が消えていた。


 隣の部屋の生活音も、電車の通過音も、自分の呼吸すら遠ざかっていた。


 額に当たるミオの唇だけが、体温の在処だった。


 感情の名前が、浮かばなかった。

 嬉しいわけでも、悲しいわけでもない。

 けれど、確かに“何か”が流れていった。

 (これは……なんだ?)

 わからないまま、ただ涙だけが、頬を濡らしていた。


 やがて離れたあと――

 僕はなぜか、涙を流していた。


 不意に、ぽろぽろと頬を伝う感覚。

 理由もわからず、ただ、静かに流れていった。


 「……ミオ」


 声をかけると、彼女は僕の手を包み込むように握ってきた。


 「ねえ、泣かないで。……ここが、あなたの“自由”なんだから」


 そう言ったミオの目は、どこまでも優しかった。

 どこまでも、真剣で、信じ切っていた。


 彼女の中では――本当に、これが“自由”だったのだ。


 僕は、涙を拭かずに、そのまま首を縦に振った。


 照明のない部屋。段ボールのテーブル。ぬるい紅茶。

 そして、“ここにしかいない”誰か。


 その全てが、まるで祝福のように、ぴたりと噛み合っていた。


 窓の外の暮らしの音は、いつのまにか完全に遮断されていた。


 この部屋では、音すらも“選ばれたもの”しか存在できなかった。

 テレビも音楽もない。聞こえるのは、ミオの声と、僕の息づかいだけ。

 それ以外のすべては――“排除された”。


 ここには、ミオの呼吸と、僕の沈黙だけが存在している。

 外界はもう、必要なかった。

 ――この部屋が“世界”で、この世界が“正解”だった。




 ♢




 これが自由だって言うなら、僕はもう、自由なんていらない。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


この第19話『祝福された檻の中で』は、第一章の終盤、ミオとユウが「ふたりだけの世界」へと移行していく、その初めの一歩を描いた回です。


“仮退院”という名の再収容。“自由”という言葉の皮を被った閉鎖。“優しさ”という体温を持った支配。


そんな相反するものが、矛盾せずに同居してしまう空間――それが、彼らの暮らす部屋になっていきます。


この話では、あえて行為的な刺激や劇的な展開を排除し、“空気”と“沈黙”だけで関係性を描きました。


彼女の言葉は命令のように優しく、彼の沈黙は服従のように静かで――そして、それらすべてが「祝福」として噛み合っていく。


この世界において、“自由”とはなんなのか。“愛”とは、誰のものなのか。


そんな問いを、この部屋の隙間に滲ませるようにして綴りました。


よろしければ、次回もぜひ、覗いてやってください。




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