第13話:今日も、ちゃんと愛せた。
朝も夜も、“愛してる”と囁き続ける。
今日も、ちゃんと笑えた。ちゃんと、愛せた。
けれど――それは、本当に「僕」だったのだろうか。
目が覚める。
天井のシミも、カーテンの揺れ方も、隣から聞こえる寝息のリズムも、昨日と同じだった。
たぶん、明日も同じだろう。
――そのことに、安堵している自分がいるのが、少し怖かった。
「……ん。おはよう、ユウ」
ミオの声が、すぐ横で囁かれる。
目を開けると、彼女の顔がある。
すぐ近く。肌と肌が触れ合うほどの距離で、澄んだ目をして、僕を見ている。
「今日もちゃんと、いるね。ユウ」
笑ったミオの声には、ほんの少しだけ湿った響きがあった。
それでも、明るい。まるで、子供みたいに。
唇が触れる。
何度目のキスか、もう数えていない。
朝の最初に交わすキスは、“おはよう”の代わりになっていた。
そして、確かめる儀式のようなものでもある。
――今日も、ここにいる。ちゃんと存在している。
ミオが僕の頬に触れ、微笑む。
その指先は優しいけれど、どこかで“僕の輪郭”をなぞっているようにも思えた。
まるで、そこに本当に“僕”がいるのか、疑っているように。
「ねえ、朝ごはん、食べよ?」
そう言ってミオが布団から起き上がる。
彼女が動くたび、僕の体の温度が少しずつ奪われていくような気がした。
毛布の隙間から、冷たい空気が流れ込む。
僕も遅れて起き上がり、ゆっくりと服を整える。
毎朝の流れ。顔を洗って、髪を整えて、薬を飲む。
ミオが用意してくれたカップに、水と錠剤が並んでいる。
「ユウ、今日は新しい薬だから、少しだけ眠くなるかもしれないって」
嬉しそうにそう言いながら、ミオは自分の分の薬も手に取る。
その手際の良さは、何か月も一緒に暮らしてきた夫婦のようだった。
でも、僕たちは、恋人じゃない。
家族でも、夫婦でもない。
ただ、“触れていないと壊れてしまう誰か”と、“触れられていることで存在を保っている誰か”が並んでいるだけ。
朝食の香りが部屋に広がる。
ミオがつくった小さなパンケーキ。
甘い匂いが、しばらくの間だけ、部屋の空気を覆う。
僕はそれを一口ずつ、ゆっくりと噛んで飲み込む。
味は、ちゃんとする。でも、記憶には残らない。
「ねえ、ユウ。今日も一緒にいられるね。
朝からユウがいてくれると、一日がちゃんと始まるって感じがするの」
ミオはそう言って、嬉しそうに笑った。
その笑顔は、どこまでも澄んでいた。
曇りも、疑いも、何もない。
それが、どこか不気味にすら見えた。
僕は小さく笑って、頷いた。
言葉が出てこなかった。
――昨日も、きっとこんな朝だった。
そして、明日も、きっと同じように始まる。
どこで今日が終わって、どこで明日が始まるのかも、もう分からない。
でも、それでいい。
彼女が笑ってくれるなら、それでいい。
何かを感じなくなっても、何かを忘れても、
僕が“彼女の隣にいる”という事実だけが、全てを赦してくれる気がした。
僕は今日も、
“ちゃんと存在しているように見える僕”を演じて、
彼女の手を、当たり前のように握った。
♢
診察室のドアが、やわらかい音を立てて閉まった。
白い壁と、木目調の床。
その中央に置かれた丸いテーブルと、三脚の椅子。
いつも通りの風景。
でもその“いつも通り”が、最近はひどく眩しくて、疲れる。
「最近の調子はどう?」
向かいに座った医師が、穏やかな声で問いかける。
眼鏡の奥の目は、優しげで、けれどどこか忙しない。
この問いを一日に何度も繰り返しているのだろう。
僕たちにも、いつも通りの一問。
答えようとした、その瞬間だった。
「すごく、安定してますよ」
先に答えたのは、僕じゃなかった。
横に座っていたミオが、にこっと笑いながらそう言った。
迷いもなく、自然な声で。
「夜もちゃんと眠れてるし、ごはんも残さず食べてるし。ね、ユウ?」
ミオの声には、疑いの余地がなかった。
その言い回しとタイミングは、まるで“正解”を予め用意していたようで――
僕の口が開く前から、答えはもう決まっていたような気がした。
不意に向けられた視線に、僕は一瞬だけ戸惑う。
でも、その一秒さえも、間を開けてはいけないような気がして、
僕は笑って、頷いた。
「……はい。楽しくやってます。ミオがいるから、大丈夫です」
口が勝手に、ミオの望む言葉を並べる。
それは“答える”のではなく、“確認作業”のようだった。
まるで、ミオの脳内にある台本を、僕がなぞって読み上げているだけのような感覚。
言葉はするりと出てきた。
まるで録音された音声を再生するみたいに、僕の口が“正解”を吐いていく。
医師が小さく笑った。
「よかった。薬も、ちゃんと効いてるみたいだね」
ミオが嬉しそうに「そうなんです」と返す。
その笑顔は、看護師の視線とは対照的だった。
看護師は、黙って僕を見ていた。
何かを言いたそうに、けれど口を閉じたまま、
少しだけ眉をひそめて。
それは、気づいてしまった人の顔だった。
でも――
誰も、それを言葉にはしなかった。
医師はカルテをめくりながら、淡々と会話を進めていく。
僕の“良くなった証拠”を拾い上げるように、項目を確認していく。
「夜間発作なし、対人交流安定、食欲あり、薬の服薬率100%」
条件は揃っている。
“正常”の定義に、完璧に当てはまっている。
ミオは、何度も僕のことを肯定してくれる。
「ユウ、最近よく笑うようになったんですよ」
「ちょっとだけふざけたりするんです」
「そういうの、前はなかったから」
――そう話す彼女の声は、まっすぐで、幸せそうで、
聞いているだけで“救われた気持ち”にすらなってくる。
たぶん、それは本当にミオの気持ちなんだと思う。
でも、僕は。
――僕は、そのたびに、少しずつ“輪郭”が薄れていくような気がした。
「元気そうですね」
「良くなってきてますね」
そう言われるたびに、
僕は、“何か”をひとつずつ失っている。
言葉を発するたびに、誰かの笑顔が返ってくる。
頷くたびに、安心した空気が流れる。
だから、僕は演じ続ける。
笑う。うなずく。肯定する。
――ちゃんと、元気そうに。
心の奥で何かが軋んでも、
誰もその音を聞いていない。
「じゃあまた、来週もこの調子でいきましょう」
医師が笑って言った。
僕は頷いた。
ミオの手が、そっと僕の膝に触れていた。
ぬくもり。
でも、それはもう“安心”ではなく、
“監視”のようにも思えた。
僕の心の中にだけ、小さな声が残った。
――誰もが、薬が効いてるって言う。
――きっと僕は、うまく笑えてる。
――“元気そう”って言われるたびに、
何かがどこかで、終わっていく。
♢
灯りを落とした病室は、夜の気配に沈んでいた。
外から微かに聞こえる風の音と、換気扇の低い唸りだけが、静寂の底に揺れている。
ベッドの上で、ミオが僕の上に重なっている。
彼女の髪が僕の胸に流れ落ち、ぬくもりのある肌がゆっくりと擦れていく。
触れられている場所が、少しずつ温度を持ち始める。
それでも僕の心は、どこか遠く、透明な膜の向こうにあった。
「……ねえ、ユウ。愛してるよ」
ミオが囁くように言った。
その声は、甘さよりも、何かを懇願するような響きを孕んでいて、
僕は自然に、反射のように、口を開いていた。
「……僕も、ミオのこと、愛してるよ」
言葉は、すでに僕のものじゃなかった。
意思ではなく、応答装置のように口が動いた。
何度も繰り返してきたその言葉は、
本当に僕が感じている感情だったのか、それすら曖昧だった。
ミオの目が潤む。
頬を伝う涙が、彼女の肌を濡らしていく。
それでも、ミオは微笑んでいた。
泣きながら、嬉しそうに。
「……嬉しい……ほんとに……ほんとに、嬉しい……」
そう呟きながら、彼女は腰を動かした。
呼吸が重なり、吐息が交わる。
どこか遠くで、それらしい音が部屋の空気を震わせていた。
僕の身体は確かにそこにあって、彼女に触れられていた。
けれど、心のどこかで、僕はずっと“傍観者”だった。
自分という存在が、この身体の中から少しずつ外れていく感覚。
ミオの動きが激しくなるたびに、
僕の輪郭が、淡く、薄れていくようだった。
「ねえ……ねえユウ……ちゃんと、わたしのこと見て……」
ミオが震える声で言う。
僕は目を開けた。
けれど、その瞳の奥に宿るものは、もはや“誰か”のものではなかった。
そこにあったのは、“存在を確かめるための光”――
僕を見ているようで、誰も見ていないような、孤独な視線だった。
ミオは僕の首筋に、何度もキスを落とす。
熱を移すように。印を刻むように。
そして、小さく笑って、言った。
「……今日も、閉じ込めた」
その言葉に、僕の背中にひやりとしたものが走った。
けれど、同時に腕が彼女の背中を撫でているのを、僕は止められなかった。
まるで、“恐怖に寄り添うことで安心しようとする子ども”みたいに。
その声が、耳の奥に杭のように打ち込まれる。
僕の背中がほんのわずかに強張ったのを、ミオは気づかなかった。
目を閉じることは、抗うことでも、受け入れることでもなかった。
それはただの“省略”だった。
感じなくてもいいものを、切り捨てる手段。
そうすることで、ミオの“嬉しそうな声”だけが、頭の中に残った。
ミオの身体が震える。
熱が一気に高まり、そして静かに沈んでいく。
部屋に再び、風の音だけが戻ってきた。
彼女は僕の胸に顔を埋めながら、小さく息を吐いた。
「ねえ、ユウ……ずっと、こうしててくれる?」
僕は何も答えなかった。
けれど、ミオの手が僕の胸をそっと撫でたとき、
僕はただ、その手に合わせて微かに動いた。
自分の意思だったのかどうかも、もう分からなかった。
――これが、正しいのか、間違ってるのかも分からない。
でも、彼女が笑うなら。
それだけで、いいのかもしれない。
“僕”という存在が、少しずつ溶けていっても、
“ユウ”という名前だけが、彼女の中に残るのなら――
僕は、僕でなくてもいいのかもしれなかった。
♢
朝と夜の区別が、だんだんつかなくなってきた。
僕は起きて、食べて、笑って、ミオと話して、触れて、眠る。
ただそれだけの繰り返し。
それを“日常”と呼んでいいのかどうかはわからない。
でも、ミオがそれを「幸せ」と言うなら、きっと、そうなんだろう。
今日は昼食のあと、ミオが棚の奥からボードゲームを取り出してきた。
色褪せたパッケージに、紙の角が少しだけめくれている。
たぶん、誰かが寄贈したものだ。
ミオはテーブルに並べながら、「これ、ルールよくわかんないけど、やってみよっか」と笑った。
僕はうなずいて、コマを手に取る。
指先が乾いていて、木製のコマのざらつきがやけにリアルに感じられる。でも、その質感さえ、記憶には残らない。
二人でゲームを始める。
ミオはルールも適当なまま進めて、僕の手を取って「こっちに進もうよ」と誘導する。ダイスを振るとき、毎回「お願い、いい目出ろ〜!」と両手を合わせて祈る仕草をする。
それが毎回同じ角度で、同じ笑い方で、同じテンポで続いていくのが、不自然なくらい自然だった。まるで脚本があるみたいに。
ゲームが終わると、次はテレビ。
夕方の情報番組で、何の気なしに流れてくる季節の特集。
今日は“春のイチゴフェア”だった。
ミオは「わたし、ああいうの大好きなんだよね〜」と楽しそうに言うけれど、その声の明るさと、映像の中のキラキラした苺が、僕の目には、どこか色褪せて見えた。
ミオが笑う。僕はうなずく。
そのやり取りが、まるで“自動再生”のようだった。
息を合わせる必要すらない。あらかじめ決められた譜面をなぞるように、
僕たちは、今日も“正常”を演じていた。
その夜、ミオが不意に聞いてきた。
「ねえ、ユウ。明日、何の日か覚えてる?」
声のトーンは、いつもと変わらなかった。
問いかけというより、優しい小テストみたいな響きだった。でも、僕は何も答えられなかった。記憶を辿ろうとしても、昨日が何曜日だったかさえ思い出せない。
「……ごめん、なんだっけ?」
そう答えた僕を見て、ミオはにっこりと笑った。
「ううん、大丈夫。わたしが覚えてるから」
笑顔。完璧な笑顔だった。怒らない。責めない。
ただ“包み込む”ような口調で、優しさの形をして、ゆっくりと僕を締めつけてくる。
ミオが全部覚えてる。僕は何も覚えていなくていい。
朝起きて、彼女とキスをして、ごはんを食べて、ゲームをして、テレビを見て、抱きしめて、眠る。
それが昨日だったのか、今日だったのか、もう分からない。
でもミオは知ってる。だから、僕は何も考えなくていい。
何も思い出さなくていい。
ただ、目の前の笑顔を見て、うなずいて、返事をして、触れて、笑っていればいい。
“僕”が必要とされているのは、意思ではなく、反応だった。
笑っていればいい。
ちゃんと“好き”って言っていればいい。
彼女が嬉しそうにしてくれるのなら、それでいい。
たとえその喜びが、誰かを“縛りつける”ことから生まれていたとしても、もう僕は気にしない。
というよりも、気にできないところまで来てしまった。
ミオの笑顔が、“呪文”のように僕を支配している。
笑顔の形をした針金の輪が、僕の首元に静かに巻きついていた。
♢
――目が覚めた。
静まり返った病室。外はもう深い夜で、時計の針がどこを指しているのか、確認する気にもなれなかった。蛍光灯は落ちていて、薄暗い非常灯の灯りだけが天井をぼんやり照らしている。オレンジ色の光が、ゆっくり揺れていた。
隣では、ミオが眠っていた。
彼女は僕の腕に顔を押しつけるようにして寝ていて、細く通った息が、布団の中で微かに肌を撫でていた。いつもと同じ。ほんの少しだけ開いた口、眠っていても抜けない眉間の皺。悪い夢でも見ているのかもしれない。でも、ミオはそれでも笑うのだ。朝になれば、必ず。
僕は天井を見つめながら、ただ呼吸をしていた。何の音もない空間。自分の息の音すら、他人のものみたいだった。
――今日も、ちゃんと“愛してる”って言えた。
行為の最中、ミオが嬉しそうに泣いていたのを思い出す。僕が「愛してる」と言うたびに、あの子は強く抱きしめてくれた。あの抱擁は、あたたかくて、優しくて――だけど、どこかで、すごく冷たかった。あれは僕の熱じゃない。ただ、ミオの願望が僕の体を通して形になっているだけだった。
ちゃんと笑えた。ちゃんと、優しくできた。
夕飯のとき、テレビのくだらないニュースに笑った。ボードゲームのとき、ミオがダイスを落として「わたしの不器用のせいだ〜」と笑っていた。僕も笑った。反射のように。口角を上げて、声を出すタイミングを覚えているだけの身体が、勝手に“正しい笑い方”をしてくれた。
優しく撫でて、優しく返事して、優しく壊れていく。そんな毎日。
きっと僕は、もう本当の意味ではいない。
僕という輪郭はもうミオの中に吸い込まれて、もうずっと前に“彼女の記憶”の一部になっている。記憶の中のユウを、僕が模倣しているだけだ。だからミオは笑える。僕が壊れていくことに気づかない。むしろ“正しい形になっていってる”とすら、思っているかもしれない。
そっと、手を握る。眠るミオの手。ほんの少しだけ汗ばんでいるその手を、指の形を合わせるようにして、やわらかく包み込む。ミオの指が、僕の手に反応するように微かに動いた。
眠っていても、ちゃんと僕を握り返す。
逃がさないように。迷子にならないように。崩れてしまわないように。
その手の感触が、愛しくて、でも、怖かった。
この手を離したら、たぶんミオは壊れる。
でも、離さなければ、今度は僕が消えてしまう。
――それでも、僕は今日も握っていた。
選べないまま。壊れきれないまま。
……今日も、ちゃんと愛せた。
ミオは笑ってくれた。僕を見てくれた。
それだけで、いい。それ以外のことなんて、全部いらない。
壊れることにも、もう痛みはなかった。
ただ静かに、溶けていくだけ。
境界が滲み、心の奥が染み出して、ミオの中に沈んでいく。
壊れることに痛みはなかった。けれど、“痛みがない”ことが、むしろ僕の不安だった。
何かを失っているはずなのに、心は静かだった。
その静けさが、“幸福”と呼ばれるなら――それはもう、僕じゃなくても構わなかった。
眠りかけた意識の底で、ふと、奇妙な想像をした。
もしも明日の朝、ミオがいなかったら――僕は、どうなるんだろう。
彼女の体温が、もう隣にないとしたら。
僕は、“僕”を思い出せるだろうか。
名前。声。歩き方。笑い方。
ミオの記憶を借りずに、自分を語れるだろうか。
……たぶん、無理だ。
ミオがいない世界で、僕はもう“思い出し方”すら忘れてしまっている。
だから、やっぱりそれでいい。
このまま、彼女の中で、彼女の望む形で、
“存在”として閉じ込められていたいと思った。
それが愛かどうかなんて、もうどうでもよかった。
“愛せた”と口にするたび、思考のほうが静かに遠ざかっていく。
読んでくださり、本当にありがとうございます。霧野ルイです。
この13話は、ある意味で――私自身が実際に、かつて陥っていた状態をそのまま文章にしたものです。
「ちゃんと愛せてる」「笑えてる」「優しくできてる」――
そう自分に言い聞かせるたびに、どこかで“何か”が失われていくような感覚がありました。
本当はもう、感じていない。
本当はもう、心がそこにないのに。
でも、相手が笑ってくれるならそれでいい、と思ってしまう。
それ以外のことなんて、どうでもいいと思えてしまう。
それは愛ではなくて、依存でもなくて――
「相手の幸福を演じるために存在するしかない」人間の形だったのかもしれません。
ユウというキャラクターにその記憶を重ねて書きながら、
いつの間にか自分の感情なのか彼の感情なのか分からなくなっていく瞬間が、いくつもありました。
だからこの話は、ひとつのフィクションであると同時に、
私自身の中にある「確かにあったもの」の、薄くて脆い記録でもあります。
最後まで読んでくださったあなたに、ほんの少しでも“何か”が伝わっていたら、それがいちばんの救いです。
ブクマ・評価・感想・レビュー、どれも本当に力になります。
もしよければ、小さなひとことでも残していただけたら嬉しいです。
これからも、ふたりの物語を見守ってくださると幸いです。
霧野ルイ