些細なすれ違い
この作品を読んで下さり、ありがとうございます。
これから頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。
同時に掲載している幼馴染は僕を放してくれないも読んでくださると嬉しいです。
それでは、本編をお楽しみいただけると幸いです。
それからルナは何も言わなかった。
否、言えなかった。
ルナの考えがあるように彼には彼の考え方があるのだ。
その考えは両方とも間違っていないのは確かだ。
今回は特に、盗賊だ。
無駄な争いがしたくないルナの考えもわかるし、ジークのように未来の犠牲回避の為にその命を刈り取るのは間違っているとは言えなかったからだ。
ジークも甘いとはわかっていても、完全に否定することは出来なかった。
どんな理由があろうと一つの命を手にかけるのはよくないと知ってるから。
命の天秤、彼女の場合は殺すか殺されるだが、彼の場合は盗賊の命か未来で奪われる命かの違いだ。
そうして盗賊を撃退していくとレイラ村に着く。
ジークは殲滅し、彼女の場合は逃がせる場合は逃がすそう繰り返していた。
互いに互いの考えを否定も肯定もしなかった。
「あの」
レイラ村に着いて宿を探そうとすると、馬車を運転していた親子に声を掛けられる。
「道中ありがとうございます、助かりました」
「いえいえ、どうという事はありませんよ」
そう言うと、後ろの方でこちらを覗き見ている女の子がこっちに向かってくる。
「あ、ありがと、ござす」
噛み噛みだった。
緊張しているのだろう。
僕は彼女の頭を撫でると、嬉しそうに顔をほころばせていた。
読んでいただきありがとうございました。
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