巡る国
この作品を読んで下さり、ありがとうございます。
これから頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。
同時に掲載している幼馴染は僕を放してくれないも読んでくださると嬉しいです。
それでは、本編をお楽しみいただけると幸いです。
王宮を出て、各地への行馬車のある場所へ向かうと彼女はこっちを見てくる。
「ねぇ、冒険っていうけどどこ行くの?」
「一応、この近くだとダルシア王国とフアリス王国かな」
ダルシア王国は宗教を重んじる信仰深い国だ。
いくつもの宗教の集合した連合国でもある。
対するフアリスは芸術の国だ。
何でも武術でも芸術でも何かに秀でるような人材を育てる国だ。
どの芸術においてもこの国は他の国よりレベルが高いことで有名な国だ。
「ルナはどっちに行きたい?」
「う~ん、私はフアリス王国かな……ダルシア王国は苦手かも」
彼女は苦笑いを浮かべ、そう言った。
僕の同意見だ。
宗教というのは人の数だけ巨大化する。
いわば、人が多ければそれだけ大きな権力をダルシア国で持つことになる。
そのため勧誘が凄いし、のだ。
町は煌びやかで綺麗なものだが、相当な警戒心をもっていかなければある意味危険な国でもあった。
近年では窃盗や強盗が横行しているとの噂もあったくらいだ。
「じゃあ、フアリス王国に向かうか」
ルートとして4つの村を経由してむかうことになる。
一番最初の村はレイラ村だ。
レイラ村から別の馬車へと乗り換えて次の村へ向かうのだ。
お金を払い、僕らはレイラ村へと向かう馬車に乗りこんだ。
読んでいただきありがとうございました。
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