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リーフクエスト  作者: どら焼き
8/61

8.籠城7日目。

他作品もαポリス、カクヨムにもあります。良ければよろしくお願いします。

 8.籠城7日目。


 引きこもりジャネーよ!籠城だ!と心を入れ替えて、リーフは記憶の整理をした。


 まず、[祝福の儀]で頭に聞こえて来た理由のわからない言葉は、(こんな所にいやがった!)だった。

 日本語だ。


 そして、麻実田はみだ 葉太ようたの簡単な経歴は、性別は男性。初めはバイトだった。

 西暦2✱✱✱年の日本の経済危機の為に、金を掘ることになったとかで、いきなり正社員に昇格とか言われて気がついたら、作業着でダイナマイトの使い方とか聞かされて、鉱山に送られたのだ。

 月給手取り50万プラス金の採掘量ボーナスだったな。

 西暦とか、思い出せないけど1ドルが2800円で、金1グラムが30万円だったな。

 即席ラーメン一袋が2000円で、バイト時給は1500円とかで日本経済はどん底を掘り進んでいたよな。


 あ~、頭がグワングワンして、あまり思い出せないよ~。


 巻き込まれとか、言っていたな。

 よく読んでいたラノベの展開だと…、勇者とか言う事は、魔王が出て来たとか?


 8日目。

 リーフとなったらしいから、リーフとして活動しよう!

 そう思うことにした。

 魔法? 憧れなかったという事はない。

 なんとか生きて、元の世界に戻ろう!とも思ったのだけど、せっかくの魔法がある世界だ!

 魔法も使えるように成ってしまえ!とも思った。


 まずは心機一転!リーフとして、これからの目標とか立てる為にも、現状把握だ!


 まずはステータス!


名前 リーフ [麻実田はみだ 葉太ようた

ジョブ 掘削士 (仮)斥候

レベル 15

状態 瀕死一歩手前 全身打撲 複数箇所の骨折 記憶の一部混乱


生命力   10/150

魔力    80/150

スタミナ   10/150

力     5/150

敏捷    0/150

攻撃力   1/150

防御力   1/150

幸運   150/150


スキル ▶ハッパ レベル1

 暗殺短剣術レベル1 短剣術レベル5 回避術レベル5 罠解除レベル9 気配遮断レベル9 マップ作成レベル9 速読レベル9 野営レベル9 書類作成レベル9 交渉術レベル9 自己ステータス鑑定レベル9


二つ名 役立たずスキル


称号 巻き込まれの被害者 

さらに失敗されて殺されそうになった奴

さらに説明すら失敗された奴


 ▶ハッパを押してみた。

 ハッパというスキルツリーが、表示される。

 

 ハッパ 葉っぱ→大葉、ドクダミ

 

 あ~、大葉か~。なるほどね。

 さっそく出してみた。うん美味いな。

 

 さらに失敗されて殺されそうになった奴、という称号は[祝福の儀]の失敗から、今回のガリ達の裏切りのことだよな。


 さらに説明すら失敗された奴、というのは…

 ここに落とされた後に起こったことだな。


 ふ~。

 く、傷の回復が先だな。

 何か読むものとか無かったか?

 あ、トトの奴が自分の着替えとウソをついて僕に背負わせた、車のタイヤくらい分厚くて重いニセの読めない魔導書があったな。

 確かに、読めなかったけど…え?日本語?!

 この魔導書、日本語で書かれているぞ!

 はじめに、著者が異世界に無理矢理喚ばれて戦わされた事とか書いてある。


 籠城15日目。


 ヒール!

 ハイヒール!

 メガヒール!

 フヘヘヘヘヘヘヘ!

 できたぞ!できたぞ!できたぞ~!

 魔法使えたぞ~!

 もう、自分でも顔がニヤけてニヤけているのがわかる。

 だけど、嬉しい。

 しかし、覗き込む変な顔をしたオーガと目があった。


 くそ! 大葉を出して丸めてオーガに投げつけた。

 身体の痛みも消えて、骨折も治ったけど魔力が無くなったから寝よう。



 籠城16日目。


 ギャーーーー!

 とんでもない大音量の叫び声で起こされる。

 あれから寝て3時間位しかまだ経っていないと、魔導時計でわかった。


 は?なんだ?

 恐る恐る、セーフゾーンの出入り口を覗くと、あのすっごく怖そうなオーガが、苦しんで転げまわっている。

 バーサーカードックとか、バーサーカーワームとか、S級ダンジョンと呼ばれる所にしかいとギルドの資料で絵で描かれていたモンスターが、よってくるが全て暴れるオーガに潰されている、とんでもない風景を間近で見ていた。


 こちらを見たオーガが、セーフゾーンに突進してきたがセーフゾーンの見えないバリアに阻まれて、ついにダウンした。


 ジュ~! 溶けていくオーガ。

 怖くて動けない。全てが溶けるまで動けなかった。

 残ったのはデッカイ魔石とドロップ品の棘付き金棒だった。


 [レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。

 え?これまでのレベルアップが反映されていない!!

 うわ! ひどい仕事をして!

 前任者はレベルアップくらいまともにしろって!

 どうしよう!どうしよう!どうしよう!

 とにかく、オーガの討伐でのレベルアップ分をしないと!]


 身体が物凄く熱くなって、リーフは気絶した。

  

 籠城20日目。


 ぐびぐびぐびぐびぐびぐび!

 水を飲むリーフ。

 どうも、魔導時計だと野営スキルだと4日間寝ていたらしい。


 ぐ~!

 食事をしていたら、何か外が騒がしい。

 覗いて見たらセーフゾーンの外はバーサーカードックとか、バーサーカーワームにバーサーカーフォレットとかで溢れ帰っていた。

 





だんだんと話が進むにつれて、過激になる予定なので、実は心配です。クヨムに出しています。短期連載予定のこれまでの要望というか、欲望のできるだけ書き込む予定の実験作です。

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