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リーフクエスト  作者: どら焼き
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57.恐怖の押し売りメイドに、押しつけクエスト

57.恐怖の押し売りメイドに、押しつけクエスト


 今は、カタボ王国の王宮にいる。

 王都のハンターギルドに行って、一応正規のダンジョン突入許可を取ろうとすると、他国のギルド受付嬢ネコネが、首に短剣を突きつけられていた。


 は??


 おい!こいつが殺されたくなかったら、黙って騎士団について来てもらおう。


 おい!それって盗賊の台詞だぞ?


 そして、カタボ王国の国王さまに謁見することになった。

 は?公爵家のお転婆娘を引き取れ?

 

リーフ

「こ、国王陛下! なぜ庶民扱いすらされなかった僕に、そのような明日死ねというような事を言われるのですか!」

  

 うん、僕も芝居がかっていると思ったよ。

 だけど、スポットライトが来たら間違いなく劇になりそうな手振り身振りをしていたな。

 素ですよ!素! まじでこんな言葉が出たよ。


 参列する貴族たちに吹き出す者や、口を抑える者や、クククと笑う者もいた。

 アイツラ、相当厄介な暴れ方をしたな~。


カタボ国王

「あ、あぁ。彼女達は、前世の記憶がある。

 そして、神託が来たのだ。

 え~、(煮るなり焼くなり自由にしていい)と言って引き渡せとの神託だ。」


 へ? 僕は廃棄物処理業者ではないけど!

 ここは、しっかりと言わないと!


リーフ

「前世の記憶が何かわかりません。

 神託が下るほどの者ではないと、自らわかっております。

 恐らく、人違いなのでは?」


 だが、やってきたのはメイド服姿の元同級生達で、奴隷の首輪がついていた。


カタボ国王

「前世でも難物だと神託で聞いている。

 なので、奴隷の首輪をつけておいた。

 頼む、引き取ってくれ。」


 ハァ? 罰ゲームじゃないか!


 聞くと、農薬を使っての農業増産計画で、モンスターが凶暴化して、いくつもの街や村が壊滅した?

 合成窒素肥料を作って、増産計画を立てるけど大失敗をして、中毒死が大量に出た?

 マヨネーズというモノを作ったのだけど、生野菜を食べるブームを起こして集団食中毒発生を散々やって500万人治療院(病院)送りだって?

 他、ひどい失敗知識チートをお話が盛り沢山だよ。


リーフ

「農薬とか言うのは、僕が住んでいたベラボー辺境伯領ですら聞いたことがありません。

 よくわかりませんが、邪神の知識ではないかと疑わないと。」


 ちょっと!とか叫ぶ元同級生達に、奴隷の首輪が発動して、電撃が走る。


カタボ国王

「邪神の知識な~。なぜそう思う?」


リーフ

「農地を耕すなら、土地の状態を自分の手でまず調べてから何を植えるとか考えるものです。

 死人が出たってことは、全くあっていなかったということですよね?

 しかし、自らの地位すらなくなる危険が有るのに、通用すると実行したと言うことですよね?

 失敗したということは、少しも実験をやっていなかったということか、成功するというとんでもない自信があって強行したと言うことでしょうね。


 しかし、公爵家の御令嬢に実験をすることを進めないほどの側近がいないとは思えません。

 なら、強行して成功した所を見ていたということです。

 しかし、結果は失敗どころか死人がでた。

 つまり、強行できるほどの女神ハシュリーター様の定めた法則を敗るほどの力の所業を見ていたってことですよね?

 それか、はじめから大量の人の死が目的だったとか?

 なら、魔神か邪神の類なのかと?」


カタボ国王

「う~む。確かに農業をやっている者達にも、同じことを言われたな。」


 言われていたのか~い!

 あ~、そして嫁入り先で返されたのか!

 

リーフ

「神託だと言うなら、証明方法がございます。

 ダンジョンに入れるのはどうでしょう?

 見事3ヶ月以内に踏破すれば、やはり神託の娘として、その時のSランクハンターと共に魔王討伐に行かせては?」


 ふざけるな!とか言って元同級生達が電撃を食らっている。


 断固拒否だ!誰がお前達なんてろくでもない事しかしない奴らを連れて旅をしないといけない!

 

リーフ

「それに、僕の旅は魔王に対抗するための、聖剣を探す旅です。

 こんな大人数を養う事は不可能。

 Sランクダンジョンだと、素手でせめてCランクモンスターくらいは瞬殺できないといけません。

 彼女達は、脂肪が多くとても筋肉が見えない。

 力技すらできないとなれば、絶望的でしょう。」


カタボ国王

「う~む、確かにな。え?聖剣を探す旅だと?

 初耳だが? え?ハンターレオーバ王都支部のからは、そういう通知が来ていたのか。

 聖剣か~、わしも絵本でしか見たことがないからな。」


 とか、なんとか話はまとまった。

 やはり、筋肉のキーワードは強かった。

 この大広間に並ぶ貴族や、案内してくれた女騎士さんやメイドさんはみんな筋肉がすごかったから。

 引き取ってくれって、コイツラ(元同級生)は、もっと悪行の数々をやったのだろうな~。

 

 こうして、奴らはCランクダンジョンに入れられたらしい。


 そして、僕達はSランクダンジョン[封印のダンジョン2]に入る事になった。



次話予定予告

 は? なぜあんたがここに?

 意外な所であってしまったよ。


 



『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

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