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リーフクエスト  作者: どら焼き
30/61

30.王太子もクビ! 不遇者達の反乱。困難な壁は発破!

他作品もαポリス、カクヨムにもあります。良ければよろしくお願いします。

30.王太子もクビ!不遇者達の反乱。困難な壁は発破!


 レオーバ王国 王都ハンターギルド


 ここでは、レオーバ王国内の支部ギルドマスター会議が行われていた。

 ハンターギルド本部と、この世界担当の女神様を祀る教会の総元締めの聖教国が、大喧嘩したらしい。


 実はなぜ各国から集まった、Sランクハンターパーティーや異世界召喚勇者が、初戦というか、魔大陸の雑魚扱いのサンドゴーレムに一体に大敗したのかの原因がわかったのだ。


 勇者逃亡の後、異世界勇者召喚をした王国に、この世界の事についてどういう説明と教育をしたのだと、各国から苦情を言うために大使が派遣された。


 が、その王国の王宮には生きている人間はいなかった。しかも国王など全員恨みを持って死んだ怨霊になっていたのだ。

 その王国の王都の民は、家の中に閉じ籠もっていたという。

 なぜ、その王国の軍が魔大陸のに攻め込む時に参加していなかっのか?

 既に、召喚された勇者によって滅んでいたからだ。

 勇者も指名手配の確認作業。


 そして、最近のハンターの近況を調べると、ダンジョン内そして外のモンスターの強さが増していて、ここ1年間でダンジョン攻略を成功させたのは、リーフだけだったと言うのだ。

 そして、本部からリーフを迎えに来たとか言って、使者が来た。

 あれほど、今はいないと言ったのに、全く人の話を聞かない使者に困ったギルドマスター達は本部に直接魔導通信で通達してから、上から目線からしか発言しない使者をボコボコにガスバコに叩きのめして、床に転がした。


 全く!なんて言葉が通じないクソなのだ!

 誰がえらいか?

 ここはハンターギルドだ! 会議は続く。


 リーフは、この議論が起こる前に既に勇者達に関わらないと表面していた。

 その対価として、フルポーションを提出していたのだ。

 今は、ダンジョン攻略に行っている。

 だから、リーフ召喚は無理!と決定して魔導通信で本部に通達した。


 次の議題はレオーバ王国の新国王が王弟に決まりそうだと言う事だ。

 既にレオーバ王国王都支部ギルドマスター・ブッチャーに対して、王弟はクエスト料金前払い制が原則なのに対して、王国の財政事情と世界の危機に対応するために、ハンターの強制徴兵軍属化を通達してきた。


 聖教国からも協力しろとか言ってきたが、軍属化とは食事費用すら自腹なのだ。クエスト料無しで、どうやって生活しろと言うのだ。

 無理だ。[世界の為]と言えば、全て自分達の言う通りになると思っている奴らにどう対応するべきか?


 その日、ギルドマスター ワッタは決意して、ギルドマスター達にギルド撤退以外のもう一つの解決策を使うと言う。

 教会などに人員派遣を要請して、ワッタは王都支部のギルドからの使者として、王弟公爵邸に向かった。


王弟公爵

「さて、やっとハンターギルドの軍編成は終わったのか?

 おそいのだよ!遅い!

 なぜ、聖教教会の公式鑑定師や司祭に、公式記録人がいる?

 はて、どこかであったような?」


 その時、王弟公爵は先に対応していたはずの、嫡男がボコガスに顔が変形するほど叩きのめされて、床に転がっているのに気がついた。

 な! 後ろの騎士達は、既に音もなく縛られていたのだ。


 ワッタは、仮面を脱いで既に公式に破却されたはずの公爵の紋章と本物だと証明する魔力が漏れ出ている、公爵家の紋章メダルを見せる。


ワッタ

「ここに昔、貴様が正妻を蔑ろにして、正式な嫡男をぶっ叩いて、鍛冶師達の溶鉱炉に自ら入れて破却した、公爵家の紋章メダルがある。

 それは、その時に教会の立ち会いのもと記録があり、公式に不義の廃嫡がおこなれた記録もある。

 

 そして、ここにそのメダルがある。」


教会の司祭

「本物でした。再現不能のはずのものです。

 もう一度製造しても、製造した時の持ち主のもつ変化する魔力紋が刻まれますので、再現不可能です。

 人の手では!!!!


 そ、そう、人の手では。」


王弟公爵

「は?? た、確かにそれは第1製造の公爵家の紋章メダル。

 ワッタと刻印もされている。

 そんな馬鹿な!なぜ溶かしてまで破却したメダルがある!

 貴様、まさかワッタか!生きていたのか!」


 ガン!

 ボキボキボキボキボキボキボキボキ!

 今の公爵家の公式嫡男を踏みつけて、骨を粉砕するワッタ。


ワッタ

「Sランクダンジョン[死出のダンジョン]攻略騒動の、裏のメッセージがそれだ!

 [死出のダンジョン]攻略クエストが、何故かハンターのクエスト認証システムをかいくぐって認証された。

 何故か、ギルド本部の認証無しに。

 だが、それはあるところからのクエストだったのだ。

 だから、残りのガリズのメンバーは王国任命勇者の元第3王子と共に行動することになった。

 なぜ生かされたのか?その理由はこれだったのだ。」


司祭

「鑑定の結果、そのメダルは本物。

 そして、ハンターギルドのある人の証言から、神託を伺ったところ女神様の命令によって行われたという事がわかりました。

 よって[死出のダンジョン]クエストの本当の発注主は女神ハシュリーター様です。

 そして、その公爵家の嫡男であり公爵家次期当主の証拠となるメダルの再生。

 それは女神ハシュリーター様の意思であると教会は判断しました。

 聖教国と聖教教会は女神ハシュリーター様の命に従う!

 既に、ここに全貴族と大臣の同意書もある!

 罪人!王弟シギサ・ド・二チャムよ!

 頭が高い!女神様の認められた次の国王にひれ伏せ!」


 

王弟公爵

「そ、そんな!クソ!死ね!」

 剣を抜いて斬りかかるが、死線をくぐり抜けてギルドマスターとなったワッタに敵うわけはない。

 リーフがやったように、二本指で剣の刃を挟んで止めた。


ワッタ

「(リーフのヤツのマネをしたけど、あいつ暗殺Aランクハンターの短剣をよく止めたな。

 物凄く疲れるぞ。 やっぱりあいつはSランクだな。)

 剣の修練すら怠り、このような子供お遊びの状態まで腐ったか!

 剣術スキルレベル9以上が公爵家として当たり前だといっていたな~。

 これでは、公爵失格だ。

 女神様とその使徒さまは、公爵家に戻れとこのメダルを再生することで、その意思を私にお伝えされた。

 やるしかないな。

 さて、まずは散々オレの母親とオレにムチで叩いてくれた貴様は、公爵家第16男の跡継ぎとしては廃嫡だ!」


元公爵跡継ぎだった男でワッタの異母弟

 「き、きさま!オレの母親は、教会からの魔王討伐指定王国の国王のむすめだぞ!

 貴様の母親とは格が違うのだぞ!」


司祭

「うるさい!女神ハシュリーター様のご意思だ!叩きのめせ!」


 教会の騎士に、メイスで滅多うちされるワッタの異母弟。


ワッタ

「あ、そうそう!勇者に滅ぼされたよ、お前の母親の実家。聞いてなかったか?

 どうせ、酒でも飲んでいて報告とか聞いてなかったのだろ?」


王弟公爵

「そ、そんな~。」


 そして、その日に王弟公爵の横暴によって不遇な人生を歩んだ、元辺境伯支部のハンターギルドのギルドマスターワッタが、公爵家に戻ってレオーバ王国の新国王に就任することになった。


 王弟公爵は、公爵地位を廃位されただのオッサンになる。

 ただ、この元王弟のオッサンによって不幸にされた女性や異母兄弟達(廃嫡された前の跡継ぎを除く)には、訪ねてきて教会の鑑定で確認できたら、ワッタの私財で生活援助すると発表した。


 国境の街(辺境伯領とは別の国境)

 へ~、やるな~。

 新聞の号外をみて、笑うリーフ。

 リーフとワッタはこの事について、色々事前に話していた。


 さてと、僕も動くか。

 ハンターギルド支部に行き、王都支部に伝言を依頼する。


受付嬢

「リーフさんですか! 本部から収集要請があります。そしてギルドマスターはいないので、サブギルドマスターと面会してください。」


リーフ

「そのことだ。この号外は知ってる?

 え~、コレがギルドマスターのワッタと、いや新国王との取り決めのクエスト票。

 本部許可もあるよ。

 で、今から魔王軍に取り込まれた隣国に入って、ダンジョン攻略に入る。

 その事を、レオーバ王国の王都支部に伝言を頼む。」


受付嬢

「国王命令となるのですね。つまり、うちの支部のギルドマスターも知っているってことですか?

 すいません確認をとります。」

 伝言代金を払って、リーフは隣国に乗り込む事になった。


 リーフのこの世界の父親の敵討ち戦に、なるのかもしれない。

 そんな予感を秘めて、リーフは国境砦に向かった。

 

 

 




 



 



『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

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