27.パーティーもクビ!(解雇?)
他作品もαポリス、カクヨムにもあります。良ければよろしくお願いします。
27.パーティーとクビ!(解雇?)
続きです。
剣士ガリ
「な、なぁリーフ、頼むよ、助けてくれよ。」
重戦士ゲリ
「パーティー資産の精算って、ウソだろ。」
魔法使いボヘ
「親が決めた婚約は私が同意していないから、婚約破棄はまだできないわよ。
つまり、このまま結婚よ。さぁ助けなさい。」
ヒーラー トト
「お願いいたします。許してください!許してください。なんでもします。助けてください。」
いや、ボヘ? お前…。そうだお~いダンジョンコア?あの映像出せる?
スキル内のダンジョンコアに意識を向けると、映像魔法がギルド内に映し出された。
それを、いかにも水晶玉から出したように見せるリーフ。
それはあのセリフの場面だった。
魔法使い ボヘ
「ごめんね~、このままだとアンタの親と私の親が決めた婚約を実行しないといけなかったから、ちょうど良かったわ。
私、ロイヤルファミリーのいち員になって幸せになりたいから、死んでね~。」
それを見て、ボヘは喚き散らす。
ドン!
リーフは、ワインの瓶らしき大瓶をテーブルの上に置いて、酒場からジョッキを4つ借りてきた。
ガリ達の前にジョッキを置いて、ワイン?というには疑問しか出ない、緑の液体を女性達のジョッキから注ぐ。
ワイン瓶!
それを見て、その場が凍る。
貴族的に死ねって事か??
真っ青なガリ達。
ガリ
「て、テメェ、村に住まわせて、パーティーでもこき使ってやった恩を忘れて、何様だ!」
ムカついたのでリーフは、素早くガリの胃袋の上から拳を叩き込んで、ゲップした所に口からワイン瓶の口を突っ込んで、無理矢理飲ませた。
バタン!意識不明のガリは、倒れた。
魔法使いボヘ
「こ、殺したの。あんたも同罪よ!」
しかし、リーフが指を指した先のガリ右腕から泡が出てきて、少しずつ光っていた。
リーフ
「まぁ、ギルドには既にガリズ脱退の手続きは完了していたが、改めていう。
パーティーは終了だ。
婚約破棄?もともと婚約なんてあるか!
ダンジョンのドロップ品?
鑑定してみろ!ジャアな!」
そう言って、リーフは受付に向かった。
向こうでは、ボヘの「ふ、フルポーション!!」という叫び声が上がり、残り3人が一気飲みして、意識不明になっていた。
あ~、やはり不味すぎたのか。
何故か、スキルダンジョンコアを少し意識して、青汁を作ると[ダンジョン産フルポーション]って鑑定の表示になるのだ。
それも、実はハンターギルドには、報告していた。
奴らには、リーフ発注の実験台クエストの救護院での経過観察処置代金込のクエスト代が支払われる予定だ。
次の日。
店を、商業ギルドに任せる手続きをするリーフ。
商業ギルドが、店のレシピを公開するのを条件に、維持する契約だ。
これまで色々試して、リーフのスキルから作る消毒水に近いものが作れたのと、薬草などでモンスター素材の毒抜きの方法ができたからだ。
リーフは、聖教教会から無理矢理に拉致される前に、ソロハンター業をすることにした。
どこにいるかわからないという状態にして、逃げやすいようにするためなのだけど。
そして、その方が雇用が増えるのと、ナゲット増産での食料事情が良くなるという利益もある。
今日は、手始めにDランクダンジョンに入る事になった。
このダンジョンは、これまでハンターパーティーが作って来た地図が役に立たない。
なので、隣国の嫌がらせで送り込まれたSSランクのパーティーですら、攻略できなかったのだ。
モンスターランクは、Dランク。しかし難易度はSSランクなのだ。
何故か?それは可変式ダンジョンだからだ。
ダンジョンは、放置するとモンスターを吐き出してモンスターハザードを起こす。そして、モンスターが人を殺せは殺すほど、ランクが上がっていく。
なので、見つけ次第攻略しようとするが、なかなか難しいのが現状なのだが、ついにこのダンジョンが、モンスターハザードを起こそうとしていた。
ハンターギルドも、警戒している。
なので、一応Sランクのリーフが行くことにした。
発破の練習をするつもりで受けたリーフ。
ダンジョンに聖教教会が追いかけてきても、命の保証が無いから中に入らないだろうというのが、リーフ達狙いだった。
そして、なぜ今から入るかというと、国王がまだ決まっていない。
何故か、貴族の多数派で決まった者がとんでもない事になっていくという事が発生しているという。
護衛しろとか言われたら、巻き込まれるので早めに逃亡することにした。
地下一階層。
出てきたのは、ゼリーと呼ばれるモンスターだ。
プヨンプヨンとはねて攻撃してくる。
そして、リーフが蹴飛ばして討伐した時には、後ろの出入り口が壁になっていた。
音もなく、構造が変わるこのダンジョンは、かなりやばい。
インベントリーに、食料は一ヶ月分ある。
だが、油断は出来ない。
そして、まるで誘い込まれるように、モンスターにも会わず、地下2階層に入った。
目の前に(2)の数字が書かれた壁があった。階段すらない。
本当になだらかな坂だった。
そして、一歩歩くと既に後ろの通路はなくなっていた。
だが、リーフの脳内マップイメージには、リアルタイムで動くダンジョンの壁が、既に補足されていた。
うわ、ここまで激しい変更がされていたのか。
モンスターが集団でいる、モンスターハウスに誘導しようといているのか?
モンスターは、赤い点で表示されているが、真っ赤だ。
だが、予想と違ってこのダンジョンは、もっと醜悪だった。
ただまっすぐ歩くリーフの進路の50メートル先をいきなり行き止まりにしたのだ。
迷わせて、疲労困憊と食料難にして殺すつもりだな?
だが甘い! どこで可変したのかは既にわかっている。
ドリルダイナマイト?
初めて使うな~。
先に粘着性粘土がついているダイナマイトで、使い方も書いてあった。
壁に接着させて点火。
ドン!
ガラガラガラガラ。
は? 破壊不能とか言われたダンジョンの壁の破壊に成功!
昔話に、かつてこの世界にいたという、ドワーフって鍛冶集団が、最強の武器を作るためにダンジョンの壁を素材にしようとして、当時の聖剣の材料とか使って破壊を試みたけど、ダメだったらしい話があるという。
できたよな?
壁のかけらは、すぐに消えていった。
そして、壁がゆっくりとだが修復していっている。
発破!発破!発破!発破!発破!発破!発破!発破!発破!発破!
ドドドドドドドドー!
邪魔するモノは、発破だ!
面倒になったので、壁を全て発破で壊すことにしたのだ。
そして、真後ろにいきなりやってきたモンスターのゾンビの大群も発破した。
つづく
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』




