1.祝福の儀から始まる物語
他作品も、αポリス、カクヨムに出しています。短期連載予定のこれまでの要望というか、欲望のできるだけ書き込む予定の実験作です。
1.祝福の儀から始まる物語
僕の名はリーフ。
15人兄弟の末っ子だ。
15人なんて、いるわけないだろとか言われそうだけど、僕の家は少ないほうだ。
この世界は、危険がいっぱい！魔獣というモンスターがたくさんいて、人もたくさん死ぬ。
そんな世界だ。
特に、僕の住んでいるこのレオーバ王国の辺境地方の名も無き村では、危険と隣り合わせなので、ある日村の人がいなくなったなんて不思議でも無い世界なのだ。
時々、魔獣・モンスターと呼ばれる人を襲う存在を討伐するハンターと呼ばれる職業の人がやってくるのと、領主の辺境伯様の住む領都から、領主様の命令書を持ってくるのを兼任している、雇われ行商人の1団が来るだけの所だ。
だけど、文字とかは村長が教えてくれる。
時々、騙す詐欺師が来る時があるからと、領主様の命令を読めないと困るからなのだけど、それに村の入口にある立て看板読ませるためだ。
モンスターの大軍、隣の国からの兵隊が来た時は、すぐに燃えるものに火をつけて、領都にしれせる事！
破れば、100日間のムチ打ち！
ハァ？100回もムチ打ちなんて食らっていまう前に、死んでしまうよバーカなんて言う人も、いるだろう。
だけどね、この世界には魔法ってやつがあって、すぐに回復されてしまう。
だから、ずっと痛みに耐えてムチ打ちを食らうしかないの。
あ、そうそう。家の15人も兄弟とかいるのも辺境伯の領主様が決めた法律で、結婚をして最低限15人産まないといけないの。
そんなに産めるはずがないって？
それがね、子供を生むためだと申請すれば無税と食料の支給があるのと、もしも死にかけたりとかしても、魔法で治療される。
義務の子供数を生むまでは、例えどんな状態でも、無理矢理治療されるの。
そんな領地だから、移動して他の領地に出る人もいる。
だけど魔法で探知されてしまって連れ戻されて、鉱山での強制労働が待っている。
だから、村の親や子供はそろそろ行われる10歳の［祝福の儀]に希望をかける。
［祝福の儀]では、祝福という天からの光を当てられると、はじめに誰でも必ず一つはスキルっていう技能が授けられる。
このスキルで、例えば剣聖とか聖女とかを授けられるた者は、王都の騎士団とか教会からスカウトされて、高い地位が約束されたようなものになる。
すると、王都住まいになるから王都に子供の家族として引っ越しすることが出来る。
だから、女性は無理をしてでもハイランクスキルと呼ばれる剣聖とか剣鬼とか聖女とかスキルをもつ子供が生まれるまで、産むって人もいる。
だから、一家族35人とかこの領では不思議ではないの。
そして物凄く期待を賭けられて、明日から領都の教会で行われる［祝福の儀］を受けに、村の同年代の子供たちは出発するのだけど、嫌だな～。
「おい！リーフ！ もしもハイランクスキルが駄目でも、わかっているよな！
ハンターギルドに俺達は登録して、ハンターパーティーを組む。
そして、有名になってこの領から脱出だ！」
こんな事を言っているのは、村長の息子（28男）ガリだ。
そう、実はもう一つこの領地から脱出する方法がある。
それはハンターという、ドブ掃除からダンジョンという謎の空間の探索とか、モンスター討伐とかする、人から依頼を受けて金を設けるとこ、お宝とかモンスターを討伐してその素材を売るとかして、生計を立てる自由業だ。
ハンターでも、強いモンスターを討伐出来るハンターのパーティーは王都のハンターギルドの王都支部から、王都がモンスターの大軍が来たときとかに強制収集がくる。
その時に、王都のハンターギルド支部に転籍すると、領都から合法的に出ることができる。
これを目指すと、この村長の息子ガリは言っているのだ。
だけど、こんな事を村長の息子が言うのは裏がある。
村の食料難だよ！
だから、なんとかして村長は村人をモンスターが攻めてきた時に戦えるように、そして、仕送りさせるためにハンターならせようとしているのだ。
僕達は、次の日に領都に向かって出発した。
良ければ、星マークのお願します。
だんだんと話が進むにつれて、過激になる予定なので、実は心配です。
