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たがい  作者: 四月
1/1

厭わない

“いっつもオレ達は震えてた。今だって、この世界は二人ぼっちだ。”



 前村弘紀マエムラコウキは、都内の中小企業で働く26歳の会社員。焦燥的な考えの男。物心ついたときから今まで、同性でしか恋愛・性的感情を感じない。

 ある日、前村はインターネットの掲示板でゲイパートナーを募集した。そして、春名ライム(ハルナライム)という29歳フリーターの男性と繋がる。いい加減な考えで、ミステリアスな雰囲気を持っている。



 前村は普段から、冷静な考え方する男であった。幼い頃から。ずっと。彼はこころで考えることをしない。頭で考えるのだ。そのため、真面目な性格ゆえ、ハメも外すこともなく、周囲からは浮いている。面白みがないから。人間らしさを感じられないから。前村はそんな自分を辱めたりすることはなかった。卑下することもなかった。

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