第8話 宿探しと予想外の出会い
はい、第8話投稿です。じっくり読んでいってね。そんなに内容ないけど・・・。
第8話
さて俺は、フレデルクの傭兵組合で受注した《ナッツマンの花びらを10個採取して欲しい》
の依頼達成の為にフレーベルの平原の南地方に向かって行き、道中で出くわしたナッツマン
と花びら付きが率いているナッツマン群れを茂みに隠れて奇襲して全部を叩き潰した後、
目的のナッツマンの花びら10個を袋に入れてから受けたその日の内に町へと帰宅して、現在
俺は、黒髪メガネの受付嬢に依頼達成の報告と手に入れたナッツマンの花びらが入っている
袋を納品していた。
「えぇ!?もう終わったのですか!?へぇーまだ幼いのに逞しいのですね、それではこれが
依頼達成報酬の銅貨3枚と錫貨2枚になります、報酬額に間違いないかをご確認ください」
と黒髪メガネの受付嬢は数時間程で討伐依頼を終えた俺に対して驚き、幼いのに逞しいなと
、関心しながら、依頼達成の報酬を渡してくれる。え?逞しい?。
「うん?、そんなに驚くことなのか?確かに俺は年齢的に見ても、まだまだ幼い子供だが、
そんな関心して言うほど逞しいですかね俺って?」
「そうですね、ディルスさんの年齢と登録したばかりの新人傭兵と言う範囲で見れば逞しい
て評価は過少評価でした、改めて言い直すなら将来有望の期待の新人傭兵と言われても納得
する程のことですね」
と俺は渡して貰った報酬金を財布にしまいつつ、逞しいと言われる程なのか疑問を言うと。
黒髪メガネの受付嬢は、先ほどの評価を過少評価と言って撤回した後、将来有望と言われ
ても納得する程だと言って高評価をしてくれる。いや、その評価は盛りすぎだろ。
「そう何ですね、まぁ新人に対する唯のお世辞だと思って起きます。ところで聞きたいん
ですが、登録したばかりの新人傭兵などにおすすめの宿屋ってどこだか知ってますか?
知っていたらでいいだが」
「え?新人傭兵におすすめの宿屋ですか?えーと確かぁー、何だっけなぁあそこの宿屋の
名前は確かあー・・・」
と俺は将来有望と言う評価をお世辞と判断して、軽く流しながらついでに、登録したばかり
の新人傭兵におすすめの宿屋などについて知っているかどうかを、黒髪メガネの受付嬢に
聞いてみるとどうやら知っていそうだが、名前を思い出せないのかうーとかあーとかと謎の
呟きを言いながらながら数分間悩む続ける光景を眺めていると。
「あ!!思い出したは、傭兵組合から出て右に進んだところに赤鷲の枝錫亭と言う名前の
宿屋があって、外見は少し古びている感じだけどね、部屋の清掃はしっかりと行き届いて綺麗
でね、しかも一泊の宿代の額がたったの銅貨1枚と錫貨2枚の平均よりも少し休めだから行って
みるといいですね」
と黒髪メガネの受付嬢はそう言って先ほど思い出したであろう、新人傭兵におすすめの宿屋が
在る場所や宿泊代金などについて教えてくれる。ふむ、確かに一般的な宿屋の平均価格よりも
安いな、後でその宿屋に行って見るか。
「そうだな後で行ってみるは、それじゃあおすすめの宿屋について教えてくれてありがとう、
黒髪メガネの受付嬢さんよ」
「いや、あの私の名前は黒髪メガネの受付嬢では無くてですね、あのーまだ話がぁ」
と俺は笑顔で黒髪メガネの受付嬢にお礼を言いつつ傭兵組合から出て行ったのであった。なお
自身が羽織っている黒いフード付きマントのせいで笑顔や表情などが隠れていいるので黒髪
メガネの受付嬢から見たら全く顔は見えないし分からないし、しかも俺が勝手につけている
あだ名に対して何やら文句を言おうとするが、そのまま気付かないまま後にする俺であった。
:場所:フレデルクの町・赤鷲の枝錫亭前:
さて、傭兵組合から出て来た俺は黒髪メガネの受付嬢に言われた通りの道順に沿って町中
を歩いていき、現在俺は新人傭兵におすすめの宿屋こと赤鷲の枝錫亭の前まで来ていた。
(ここが新人傭兵におすすめの宿屋かぁ、言っていたとおりに、外見が古びていて本当に
営業しているのか怪しい感じだが、扉の横には枝に止まった赤鷲の絵が描掛けられている
看板が飾られているからちゃんと営業してるんだろうけど、やっぱり不安だな)
と俺は古びた二階建ての長屋的な外装をした宿屋に不安になるが、室内は綺麗に清掃されて
いるそうなので、とりあえず宿屋の扉を開けて室内へと入ると、すぐそばに受付カウンター
と椅子に座って本を読んでいる茶髪で後ろ髪をまとめて結んでいる、黒色のダストコートと
灰色の長ズボンを着た平凡な体格をした女性がそこに居た。
「あのーすみませんここが赤鷲の枝錫亭であってますか?、一泊宿を予約したいのですが、
今大丈夫ってああああああ!?」
と俺は椅子に座って本を読んでいた茶髪の女性の顔を見て、思わず驚きの声を上げてしまう。
なぜ唐突に声を上げてしまったかと言うとこの人は。
「ちぃうるせえなぁ、だれだ叫んでいるのはってぇ!お前レランじゃないかぁ!?何であたい
の宿屋に、いやフレデルクに居るんだ!?」
と茶髪の女性は俺の驚きの声を聞いて存在に気が付いたのかイライラした口調で俺が居る方
に視線を向けると驚き何故ここに居るんだと、俺の名前で呼びかけながら話かけて来る。
いや、何でここに居るんだよドレラおばちゃん!?。
と言ったところでここまでです。さて、いきなり登場したレドラおばちゃん、一体レランはどうなるのか次回をお楽しみください。