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何故か異世界の田舎娘に転生していた  作者: アクドニアデフジム
第一章 始まりと傭兵への道のり
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第3話 親子喧嘩と旅立ち

はい、投稿です、今回は少し短い内容です( 一一)。


第3話




さて、俺は先ほど中央広場居たムルムスから鋼製のショート・スピアーを購入したのだが

、何故そんな武器を購入したのかと言うと、俺が住むこの漁村には年に二回ほど武芸を競う

祭りが開催されている、しかも噂によると今年はお忍びで貴族のご令嬢が来ると言う話が

あった事を思い出し、丁度良かったので購入した訳である。


(まぁ貴族の令嬢が来るかどうか噂半分だとしても、腕っぷしの強さを見せつけるのは

今後の将来的にも良いはずだ、運が良ければ騎士長就任できるかもイヒヒヒヒ)


と俺は脳内で理想の将来像を思い浮かべながら、不気味に笑み浮かべる。そう上手く行くか

は分からないがそうしてレランは家へと帰宅すると、まずもって起きる騒動が待っていた。


「・・・ねぇ、レラン何でそんな物を買ってきたのかしら?確かにお小遣いをどう使うは

レランの勝手だけどね、あなたは8歳のしかも女の子なのよ!、そんな子が武芸大会出る

ですってお母さんは許さないはよ!!」


と母親は俺が武芸大会に出たいことを知って、怒り心頭で今にも背後に鬼が出て来るのでは

と錯覚するほどの声で怒っていた。何故こうなる?いや、まぁ普通はこうなるよなぁ?。


「いいじゃないか?、レランが武芸大会に出たいなら出させてやっ「貴方は黙って居てくだ

さいなぁ!!」あ、はいすみません」


と父親は俺の意思を尊重して武芸大会に出させてやっても良いのではと、言い切る前に母親

はすぐに般若の如き表情で父親を睨みつけると、一言怒りの声で叱ると、父親は情けない

表情ですみませんと呟いた後部屋の隅で無言になってしまう。はぁそこはもう少し耐えて

くれよお父さん・・・。


「何でダメなんだよ!お母さん、年齢的には参加できるじゃないか!一体何が不満で反対

するんだよ!」


「何でですって!、良いレラン貴方は男の子ではないの!女なのよもう少し自覚しなさい!

貴方は女の子なのよレラン、そんな野蛮な事に二度と興味を持たないと約束しなさい!」


と母親は怒りに満ちた声で二度と興味を抱かないことを約束するように言ってくる。あぁ

自身を生んで育ててくれた母親に、こういう感情を抱くのは大変ダメな事だとは自覚して

るんだが、少しだけこの母親を不快だと感じてしまった。


「なぁお母さん、何で姉貴が武芸大会に出ることをそんなに反対するんだ?、別に女でも

出られるだろ?」


「うるさい!、何が武芸大会だ、あんな神聖な定めを蔑ろにするあんな罰当たりな行事

の存在そのものが生理的嫌悪しか感じないのに、娘が武芸をする?そんなの絶対に認め

ません!」


と愚弟は何故母親が頑固に反対するのかを理解できずに疑問を口にすると、母親は武芸

大会そのものに対して良い感情を抱いていないことを言い出す。はぁ?それってほぼ

ただの自己中心的な毛嫌いを理由に反対していたのか?。


「良いですかレランにグドレ!女の子は穏やかに育ち、男の子は力強く元気に育つ事が

神聖な定めであり、それを揺るがすような事は起こしてやってはならないのよ!」


「・・・何が神聖な定め?ふざけんな!このくそばば!はぁそんなくだらない毛嫌いで

反対していたの!?、俺の人生はくそばばの毛嫌いで左右されるものじゃ!」


と母親は神聖な定めと言うものを俺と愚弟に向けて誇らしげにそう語りだす、それを

聞いた俺はその定めと言うものに対して怒りと嫌悪の感情が爆発し、荒々しい言葉遣い

で納得できないことを伝えた瞬間に母親は俺の顔に向かってビンタをするが、咄嗟に

顔をずらしてギリギリで回避する。そうこの母親は間違いなく娘に向かって暴力を

あげたのだ。


「黙りなさい!、親に向かってその口は何なの!、しかもまた男みたいに喋っていい

加減に神聖な定めに従って、女の子らしくしなさい!!」


と母親は俺の性格や口調と言った俺自身の存在を否定し、自身を偽り女らしく生きる

ようにと怒り声でそう叱ってくる。もうこれ以上この糞母と口も顔も見たくない。


「おおい、そんなレラン言い分を暴力で否定するようなことするなんて、一体どうして

そんな「もういい!!」れ、レラン!?」


と父親は勇気を出して、俺の味方をしつつ糞母をなだめようとしたところで、ついに

俺は我慢の限界に達した。


「もうくそばばなって知らない!、部屋に戻る!!」


と俺はそう大声でそう言い残した後、ショート・スピアーを持ったまま自身の部屋へと

戻り扉の鍵を閉めた後、部屋に在るもので役に立ちそうな道具などを部屋に隠してあった

リュックにしまって行く。何故そんなことをしているのかと言うと、つまりは家出でする

為である。


(まさかここまで頑固だったとは思わなかった、お父さんは味方してるけど、もうあの

糞母は俺を否定していた、何が女らしくだ!そんなの死んでもお断りだ、だからこの

家から出て行く!幸いにもムルムスから色々と無駄に買っていた道具が結構あるしね)


と俺はそう脳内でそう呟きながら、この家から旅立つことを決意する、自身が自身らしく

あるために、この漁村から旅立つのだ。






と言った、感じでここまでです。いや、無理があるかなと思いますが、これで一時的な感じですが住んでいる村から離れて自身を鍛えられます。ちなみに現状のレランの実力を分かりやすくLv方式で紹介すると以下の通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前【レラン・ディルス】初期時


性別【女性】


経験値【0050/1000】


種族【ヒューマン】


才能【鬼才】


合計Lv【5】


クラス名【槍使い】Lv【1】


クラス名【格闘家】Lv【2】


クラス名【斥候】Lv【1】


クラス名【戦士】Lv【1】



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と言った感じですね。まあ、一般の村人よりは強い程度のLvですが、いずれ話が進むごとに

強くして行きたいですね。それではまた。


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