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何故か異世界の田舎娘に転生していた  作者: アクドニアデフジム
第一章 始まりと傭兵への道のり
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第1話 田舎漁村の転生者

皆様こんにちは、作者のアクドニアデフジムです、読んで頂きありがとうございます、もし良ければ感想やアドバイス貰えるとありがたいです。それでは本編へどうぞ( 一一)>。


第1話




さて、唐突だが自己紹介をしようと思う、俺の名前はレラン・ディルスと言って、

ある日俺は一緒に遊んでいた友人が投げたボールが頭部に激突した衝撃で自身が

前世の記憶を持って生まれ変わった、いわゆる転生者であることを思い出した、

唯の田舎の漁村に住むごくごく普通の子供だ。前世の俺はよくある企業に勤務して

いる社会人であり、祝日はアニメやゲームに全ての時間を費やすオタク体質な独身

真っ盛りの男だったのが、ある日の帰宅中にこれまた定番的な信号無視のトラック

に跳ねられしまって死んだ、つまりは交通事故に遭ってしまったと言うわけだが、

本当に唐突な展開だよなマジで戸惑いしかない。


「そして気が付いたらこんな田舎村に転生していたわけだが、はぁ何で田舎の漁村

の子供に生まれ変わったことについては別にいいだよ、ただなぁ」


と可愛らしい女の子の声でそう憂鬱そうに俺は独り言を呟く。何故俺は一人で愚痴る

ように独り言を呟いているかと言うと、まぁあれだな理由は。


「何で男に転生じゃなくて、女に転生してんだよぉ!、一体俺にどうしろと!」


と俺は項垂れるような小さな声で独り言を呟きながら落ち込んでいると、今俺が居る

部屋に在る扉を叩く音が響いて来る。


「レラン!、朝ご飯の用意が出てきたからさっさと起きて、一階に降りてきてご飯を

食べさい!」


と食堂のおばちゃんのような大きな声が部屋の外より響いて聞こえて来る。そうこの

声の主が今世での俺の母親である、どうやら朝飯の用意ができて呼んでいるようだ。


「はぁーい、今から行くから、待っててお母さん!」


と俺は大きな声でそう返事をしながら、部屋を出て食卓へと向かって行く。


「姉貴いつまで寝てんだよ、早く食べないとご飯なくなるぜ」


と茶髪で如何にも悪ガキと言った風体の少年は、俺に生意気なことを言いながら今日

の朝飯である揚げパンと焼き魚をむしゃむしゃと食べ続ける。この下品で生意気な

小僧はグドレ・ディルスと言って俺の愚弟である、姉である俺に生意気ことを言う

愚弟なのだが、困難でも血の繋がった姉弟なので、しょうがなく相手をしている。

ちなみに愚弟の服装は古着の白色のシャツと灰色のズボンを着ており、布製の靴を

履いている。そして俺もほぼ同じ服装である。


「うっせい、昨日は色々と考えていたせいで中々眠れなかっただよ!さっさと食べる

てっの!」


と俺は愚弟に対してそう少しイラついた声でそう返事し、いつも俺が座っている椅子

へと座って朝飯を食べ始める。


「はははは!、それにしては元気な様子だなレラン!若いから治るのも早いか!」


と茶髪の屈強な体格をした大男は笑い声を出しながら元気な俺見て笑顔でそう言った。

この大男は今世での俺の父親であり職業は漁師ためか屈強な肉体であり、如何にも

マグロやサメなどを素手で仕留めて居そうな見た目で怖そうだが、根は優しく家族

思いな父親である。ちなみに父親の服装は青色の半袖のシャツと灰色の半ズボンを

着ており、そして黒革のブーツを履いている。


「あなた!笑うところですか!?全く何でレランは、こんなにも男ぽい性格に育った

のかしら、お母さんは将来が心配よ色々とね」


と少し太った体系の女性はそう言って俺の将来を心配しだす。そうこの人が今世での

母親であるが、色々と心配性である為か、いつも頑固であり、色々と口煩い印象だ。

ちなみに母親の服装は古びた白色のブラウスに古びた焦げ茶色のスカートを着ており

、革製のサンダル履いている。


「うぐっ!?、だだ大丈夫だよ、将来は自身で選ぶものだしぃ!」


「まぁ!確かにそうだけど、一体どこで覚えて来たのかしらね、その言葉?」


と俺はもっともらしい正論?の言葉で誤魔かすが、母親は一瞬不意を突かれたように

機嫌が悪そうに驚くが、一体誰から覚えたのかと疑問を不思議そうに抱きながらも

朝ご飯食べ始める。


(ふう、危ない危ない、全く不審に思ったかもしれないけど、多分大丈夫なぁはず)


と俺は内心冷や冷やしつつもこの日常を平穏に過ごしている。だが、俺は先ほど母親が

言った『将来が心配』と言う言葉に少し引っかかっていた。


(将来かぁ~、俺どうなるんだろうか、このままこの漁村で一生を終えるのか?いや、

そんな退屈な人生をもう一回経験するのか?だが、これと言って目標が)


と俺はどのような人生を送るのかを考えては思い付き考えては却下してはと脳内で考え

ている内に朝飯を食べ終えたので、自身が使っていた食器を片付けた後、一旦部屋に

戻ってから俺のお小遣いが入った袋をポケットにしまった後。


「母さん、俺その辺まで散歩してくるから」


「そうなの?、お昼には一旦帰ってきてね」


と俺は気分転換に外に出たかったので親に散歩に行くことを伝えた後、玄関から外に

出るといつも見ている綺麗な海に面した木製の家々が立て並ぶ村の光景が広がっていた。


(いつもどうりの平穏な漁村だな、さて、何か面白いことでも起きていないか散歩するか)


と俺はそう考えながら、村の中央広場に続く道を歩いていくのであった。








と言ったところでここまでです、それでは次回までお楽しみにお願いします。

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