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新婚中も目がはなせない  作者: 夢遥
19/24

新婚中も目がはなせない

陽向と優馬は学校では先生と生徒だけど、学校以外では秘密の夫婦。

優馬の元婚約者、葵が陽向のクラスメイトの陽翔を陽向とくっつけさせる為、2人を資料室に閉じ込めたことが発覚したものの、無事に解決。

優馬が陽向に対する気持ちを葵に打ち明け、葵は優馬を諦める気持ちになったのか、優馬と一緒にいることが少なくなってホッとする陽向だった………。

優馬さんと灯野先生が一緒にいるところを見かけなくなって、何日か経った頃。


クラスの子達や学校中、優馬さんと灯野先生の話で持ちきりになっていた。


「優馬先生と葵先生が別れたみたいだよ」


そんな噂を耳にしたのか、裏庭でお昼ご飯を食べながら、奈留も優馬さんと灯野先生の話になっていた。


「そ、そうなんだ…………?」


あたしは知らないフリをしながら、ご飯を口に運ぶ。


「優馬先生がフリーになったって知って、狙ってる子も多いみたい」


「ーーーーー!!」


それはそれでまた、気が気じゃない。


「あたしも狙っちゃおうかな~~」


突然の奈留の宣言に、食べていたウインナーを喉に詰まらせる。


「ゲホゲホ…………!!」


「ちょ、ちょっと大丈夫!?」


奈留が慌てて、あたしが飲んでいた紙パックのジュースを渡す。


「ほら、早く飲んで!?」


手渡された紙パックのジュースを受け取ると、ストローで一気に飲み干した。


「あ、ありがとうー。助かったーー」


何とか落ち着くと、奈留の方を振り向いた。


「い、今の話………本気なの?」


「何、そんなに慌ててるのよ~~~。冗談に決まってるでしょ」


顔は笑ってるけど、奈留の目が笑ってないようにみえるのは、気のせいなのかな?


「それより、陽翔から訊いたわよ~。資料室のドアを閉めたの灯野先生だったんだって?」


「う、うん………」


「それで、どうだったのよ?」


「どうだったって?」


「だって、陽翔と資料室の中で二人っきりだったんでしょ?なにもなかったのかなーって」


灯野先生と同じようなことを言う奈留に、あたしは大きく首を振る。


「あるわけないでしょ!!」


「なぁ~んだ、つまんない」


「そんなこと言われても………」


「陽向は陽翔の嫌い?」


「別に………嫌いじゃないけど」


「だったら、付き合っちゃいなよ」


「えっ、む、無理!!」


「そんなに、拒否らなくてもーーー」


奈留は苦笑いをしながら、食べ終わったお弁当箱を片付けた。


「…………………」


やっぱり、奈留には優馬さんとのこと言っておいたほうがいいのかな?


「………もしかして、好きな人がいるとか?」


ハッとしたように奈留は、あたしの方を振り向く。


「う、うん……………」


渋々、返事をすると、奈留は身を乗り出してきた。


「だから、陽翔の告白を断ったんだ?」


「う、うん…………」


「それで、あたしの知ってる人?」


「ーーーーー」


どうしよう、本当のこと言ってもいいのかな……?



言おうか迷ってオロオロしていると、救いの手が現れた。



「お前達、そろそろ予鈴がなるから教室に戻りなさい」


いつの間にか、優馬さんが校舎裏の窓から顔を覗かしていた。


「優馬先生~~!!」


奈留は嬉しそうに駆け寄っていく。


「勉強でわからない所あったら、今度、先生の所へ行ってもいいですか~~?」


「いつでも訊きにきていいぞ」


奈留の問いかけに、優馬さんが笑顔で応えるのをみて、なんだかモヤモヤした気持ちになる。


「ひな……西野もわからない所があったら訊きにきていいからな?」


優馬さんがすぐにあたしの方へ視線を向けた。


「はい………………」


優馬さんの視線に、すでに消えているキスマークのことを想い出して、ドキドキしながら返事を返した。


絶対、今顔が赤いよね!?


「陽向?」



あたしの様子に違和感を感じた奈留は、優馬さんと別れた後、教室に戻る途中、「あっー、わかった」パチンと手を叩いた。


「もしかして、陽向の好きな人って優馬先生でしょ!?」


「ーーーーーー!!」


奈留に本当のことを言おうと思っていたところに、そう言われて心臓が飛び出しそうになるくらいバクバクと波打つ。


奈留が顔を覗き込むと、クスッと笑った。


「やっぱり、そうか~~。優馬先生といる時、陽向の態度が何処と無くおかしかったしーーーー。それに、顔も赤かったしね~~~」


「~~~~っ」


やっぱり、顔に出てたんだ…………。


「ご、ごめん、黙ってて。先生のこと好きなのはあたってるんだけど……………」


思いっきって言おうとしたけど、


「いいのいいの、わかってる。先生に恋すると、大変だよね」


奈留は、パシッとあたしの背中を叩いた。


「奈留も先生のこと、好き……なんだよね?」


「あっ、狙っちゃおうかなって言ったけど、もし付き合えたらなんて、憧れみたいなものだし気にしないで」


「応援してくれるの……………?」


「本当は陽翔とくっつけばいいなとは思ってたけど、陽向が先生のこと本気で好きなら応援しなきゃ仕方ないじゃないーーー」


「奈留………………」


「でも、優馬先生モテるから、ライバルが多いわよ。あたしもできるだけ協力するけど………」


「えっ………と、そのことなんだけど」


奈留ならわかってくれるかも。


本当のことを言おうとした時、


「奈留ーー、担任が呼んでたよーー!!」


奈留のクラスの子が、手を振りながら叫んでいるのに気づいて、奈留はいけないと言う顔をさせた。


「今日、日直だから先生に仕事頼まれてたんだった!!ごめん、陽向!!先に行くね」


「う、うん………」


仕方ない、後で話す機会があったら言おう……………。


少し複雑な気持ちのまま、高校最後の文化祭の準備が始まった。





「えーーと、多数決で女子はメイド男子はホストで、略してメイホスクラブに決まりましたーー。さっそく、来週から準備にとりかかりたいと思います」


ホームルームの時間を使って話し合いの結果、メイホスクラブに決定。

主に、女子は普通にメイドの服は着るけど、呼び込みとお客さんと写真を撮ることと、ホストの格好をした男子は、お客さんを癒してあげることがメイン。


やることは普通って言えば

普通なんだけど、メイドもホストも先生にも入ってもらおうということになっている。


みんなの希望もあって、優馬さんと灯野先生に入ってもらうことになった。



衣装は演劇部に何故か大きいサイズしかなく、それ以外のサイズはみんなで衣装作りをやることになったけど、寸法を測る人と衣装作りの人、それぞれ分担することに。




そして一週間が経ち、他の人達と一緒に寸法を測る係りになったあたしは、家庭科室で手分けしてクラスの子達の服の寸法を図っていった。


「おーー、やってるやってる」


そんな中、寸法を測りに優馬さんが家庭科室へやって来た。


「優馬先生~~!!」


寸法係りの子達は、優馬さんに駆け寄っていった。


「先生の寸法を測るの誰にする?」


「手があいた人でよくない?」


「え~~、あたし先生の測りたい!!」


みんな口々に言ってるけど、話がまとまらないので、とりあえず優馬さんには待機してもらうことになった。


「陽向~~、次、辻君を呼んできて寸法測って」


同じ寸法係りの子に言われて、教室へ向かおうとした。


「辻なら、俺が呼んでくる」


優馬さんは、あたしの肩をポンと叩くと教室へ向かった。


「先生、優しい~~!!」


優馬さんが出て行った後、他の子達が黄色い声を上げる。


「でもさーー、どうして灯野先生と別れたんだろうねーー?」


「でも、今はフリーになったことだし彼女になれるチャンスありじゃない!?」


そんな声が、あたしの耳に入ってきて気が気じゃない。


何だか落ち着かない気持ちでいると、優馬さんが辻君を連れて戻ってきた。


「優馬先生、ありがとう!辻君、陽向に服の寸法を測ってもらって」


同じ係のリーダーが、辻君に呼びかけた。


「わかった」


辻君は上着を脱ぐと、あたしの前に立った。


「辻君、着丈を先に測るから後ろ向いてもらえる?」


メジャーを伸ばしながら、辻君の身体にピタッとくっつけた。


「陽向、あれから杉浦先生と上手くいってるのか?」


「ちょっ、声が大きいってば!」


「大丈夫だって、他の人とは少し離れてるし」


「はぁ~~、それならいいんだけど、みんなにバレたらどうなるか」


「その様子だと、上手くいってるんだな」


「うん、灯野先生もあれから何も言ってこないし、優馬さ……先生と一緒にいる所も見かけなくなったしね。はい、次は前を向いて」


着丈と肩幅を測り終わって、バストを図ろうとメジャーを持ちながら、辻君の背中に手を伸ばしかけた時、パッと誰かに腕を掴まれた。


あたしは驚いて振り向くと、優馬さんが不機嫌な顔で立っていた。


「えっ、先生どうしたの?」


「どうしたって……そりゃあ、今の状況じゃな………」


優馬さんは独り言のように呟くと、あたしの手からメジャーを奪った。


「俺が測る」


「えっ!?でも、自分がやる係だし……先生にやらせるわけには……」


困った顔で、あたふたしていると、


「どうして俺がやろうとしてるかわからないなら、あとでお仕置な」


ボソッと耳元で囁かれて、訳がわからず優馬さんを見つめた。


お仕置ってーーー!?


また、キスマークのことを想い出してあたしは顔を赤くさせている所に、



「えっ、優馬先生が辻君の測ってるーーー!!」


優馬さんが辻君の寸法を測ってるのを見て、他の子達が寄ってきた。


「西野は具合い悪そうだったから、俺も手伝うことにしたんだ」


「そう言われると、西野さん少し顔が赤いみたい。保健室に行って休んだほうがいいんじゃない?」


クラスの子に言われて、あたしは慌てて俯いた。


まさか、優馬さんとのこと想像して赤くなったなんて言えやしない。



何とか、その場をしのごうと言い訳を考えていると、優馬さんがメジャーをシューと巻き戻すと、あたしの手に渡した。


「辻のは測り終わったし、西野は俺が保健室に連れてくから、みんなは仕事の続きをすること」


「えー、まだ優馬先生の測ってないのに~~~、それに今日は何だか陽向にだけ優しくない?」


「そうそう、思った」


怪訝そうに、みんな口々に言い始めた。


まずい!これじゃすぐにバレちゃう!!


次第に、冷や汗がタラっと滲み出てきた。


「病人を保健室に連れていくのは当たり前のことだろ?」


優馬さんは、にこやかに笑顔で返したけど、みんな不満そうな顔をしている。


「そうだけど、でも何だか陽向だけが得してる感じで嫌なんだけど」


「あのな~~~」


呆れながら溜息をつく優馬さん。


「それに、陽向の顔色もさっきより良いみたい。ね、陽向?」


一斉にこっちに視線が集まって、気まづさを感じながら口を開く。


「も、もう大丈夫だから……次は

先生が寸法を測ってもらって」


「ふーん、じゃあ誰にやってもらおうかな?」


意味ありげに、優馬さんはあたしの方をチラッと見たけど、すぐにみんなに囲まれてしまった。


???????


何となく、優馬さんの様子が変だと気づくけど、いまいちどうしてかわからない。



「あたしに測らせて!!」


先に係のリーダーの子が優馬さんに迫った。


「えっ、あたしが測りたい!!」


みんな口々に言うけど、誰がやるかなかなか決まらずにいると、リーダーの子が手分けしてやろうと提案して、その場は収まった。


「陽向は休んでて、あたし達で先生のこと測るから」


リーダーの子に言われて、仕方なく頷いたけど、何だかモヤモヤした気持ちのまま優馬さんを見つめた。



少し離れた所で、みんなに測ってもらってる優馬さんが見える。


今、ちょうどバストを測ってるところみたいだ。


バストを測る子は、嬉しそうに優馬さんに抱きつく感じでメジャーを後ろから回していくのが見えて、チクッと胸が傷んだ。



「あーあ、いいのかよ。ほっといて」


隣で辻君が深い溜息をついていた。


「し、仕方ないよ………本当は自分がやりたかったけど、そんなこと言ったらみんなに睨まれそうだし」


「何弱気になってるんだよ。そんなこと言うんじゃ、諦めようとしてたのにまた………」


「え…………?」


「あ、いや、せっかく陽向のこと諦めるって決心したのに、ちょっかい出したら、さっきみたいに先生に睨まれちゃうな」


優馬さんの方へ視線を向けたまま、苦笑いした。


「さっきって?」


訳がわからず、あたしは首を傾げる。


「何だよ、気づいてなかったのか?さっき、陽向が俺のこと測ろうとした時、先生が俺のこと睨んでたの」


ん?それって、今、他の子が優馬さんのバストを測ろうと抱きつく状態を見て、ヤキモチ妬いたのと同じ状況………。


そうか!さっき急にメジャーをあたしからとったのも、もしかして優馬さん……ヤキモチ妬いてたから?


だから、気がつかないあたしにお仕置って言ったんだ!!


何だかそれがハッキリすると、優馬さんがヤキモチを妬いてくれたことに嬉しく感じた。


「何、独りでニヤついてるんだよ?」


呆れた顔で、辻君はあたしの顔を覗き込んだ。


「ふふ……何でもない」


「よく、あの状況で笑ってられるよな」


辻君は、優馬さん達の方へ視線を向けると、深い溜息をつく。



確かに、今の状況は笑えないけど、優馬さんの意思じゃなく、あたしにヤキモチ妬かせようとしていることだけはわかる。


子供みたいなところがあるところも含めて、好きなんだけど、それにしても優馬さんの楽しんでいる姿が気が気じゃない。


「こら、どこ触ってるだ!?」


「だって、先生って意外と身体付きががっしりしてるから、触りたくなっちゃうんだもん!!」


みんなとワイワイ騒いでるのを近くで眺めているしかできないのが、イラついて仕方がない。




何分か経って、寸法を測り終わった優馬さんがあたし達の元へ戻ってきた。


「はぁーー、アイツら俺の身体に触り放題で参ったよ」


「そんなこと言って、満更でもない顔してたくせに………」


ボソッと呟くあたしを見ながら、優馬さんは少し嬉しそうな顔をしているのは気のせいかな?






準備も順調に進んで、いよいよ文化祭の日。


他の空いている教室を使って、メイド服に着替えて教室へ行くと、入口の所で辻君がホストの衣装を着て立っているのがみえた。



結構、ホストの格好さまになってるなーーー。


つい、うっとり見惚れていると、


「陽翔のこと惚れちゃった?」


後ろからポンと誰かに肩を叩かれて振り向かなくと、そこには青白い顔をした髪の長い女の子が立っていた。


「ーーーー~~~~~!?」


まさか幽霊!?と、一瞬思ったけど、さっきの声はよく知っている声だ。


「もう、脅かさいでよ奈留」


「なーんだ、つまんないの」


「あ、そっか………奈留のクラスはお化け屋敷をやるんだっけ?」


そう言えば、この前そんなことを言っていたことを思い出す。


「そうなの、それでお化け役に当たっちゃって、こんな格好………それにしても、いいな~~陽向のクラスは、可愛いメイド服を切れて」


「で、でもスカート短すぎない?」


スカートの丈が太もものあたりで、少し気になってはいた。


「そのくらいが、可愛いって!うーーん、あとは…………そうだ!!」


奈留はいきなりあたしの腕を掴むなり誰もいない階段の踊り場まで連れてくると、足を止めた。


「どうしたの?急に…………」


「髪、少しいじらせてもらうね」


奈留は手際よく、あたしの髪を触り始めた。


少し待っていると、髪のアレンジが出来上がった。


「こんなもんかな?」


奈留から手鏡をかしてもらうと、下ろしていた髪は左右とも少し上げ気味にして捻ってヘアピンで止めてある。


「すごーい、奈留!さっきより断然いい」


「そうでしょーー?」


奈留は嬉しそうに、得意気な顔をさせた。


「………っと、そろそろ教室に戻らないと」


奈留の後から、あたしも教室へ行くと、さっきより人集りができていた。


「どうしたんだろう?」


営業時間はまだ、少し時間があるはずだ。


教室になかなか入れないのか、まだ辻君がいたのでか声をかけた。


「辻君、中に入らないの?」


「……………!!陽向」


こっちに気がついて、驚いた顔で目を丸くした。


「な、何…………?」


「いや………。今日の陽向、一段と可愛いから惚れ惚れしてた」


「や、やぁだ、何言ってるの?」


あたしは、照れながら顔を赤らめた。


「でも、灯野先生も負けてはいないみたいだぜ」


「え?」


辻君がチラッと教室へ視線を移した先には、優馬さんと灯野先生の姿があった。


あ………優馬さん、ホストの格好してる!かっこいい!!


凄く決まっていて、いつもと違う優馬さんに胸の鼓動がドキドキと高鳴った。


灯野先生の方は恥ずかしそうにメイド服を着て、2人ともみんなに注目を浴びていた。



「やっぱり2人が並ぶと絵になるよね」


「あんなにお似合いなのに、どうして別れたんだろうねーー」


近くにいた子達が話しているのが、ツキンと胸に突き刺さる。


やっぱり、灯野先生とのほうが、みんな納得するのはわかっていたけど、実際に近くでそれを訊くと胸が痛い。


「陽向、気にするなよ」


隣にいた辻君が励ましてくれたけど、どうしても心が沈んでしまう。


優馬さん達のことを噂していた子達が、急にこっちに視線を向けると、あたしの方へ向かってきたのでギクッとする。


えっ、何…………?


訳がわからず、その子達を見つめた。


「西野さん達も並ぶとお似合いなのに、どうして別れたの?」


「え…………?」


「辻君と付き合ってたじゃない?」


ズケズケと質問してくる子達に、言葉が詰まってしまう。



だいたい、あれは噂だけで

実際は付き合っていなかった。


でも、辻君もいるのに普通そんなこと訊く!?


「でも、2人で仲良く話してるってことは嫌いで別れたわけじゃないみたいだね」


「確かに………あ、そうだ!!ねえ、辻君。西野さんと並んでみてくれない?」


思いついたように、独りの子が辻君を呼ぶ。


辻君は言われるまま、あたしの隣に並んだ。


「元カノとのツーショットの写真撮ってあげる!!」


その言葉に、あたしは驚く。


絶対、この子達面白がってるよね!?



「じゃあ、1枚撮って…………っ……!!やっぱ、写真は撮らなくていいや」


辻君は急に表情を変えると、あたしと少し距離を置いた。


「えーー、つまんないの」


残念そうにしながら、離れていく彼女達にホッとさせながら、辻君に視線を向けた。



急に、辻君の様子が変だったことに疑問に思いながら首を傾げた。













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