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secretGARDEN『if』  作者: 蜜熊
『if』IN The lastDay of TheSummer
10/22

8月31日


消えたくない。忘れたくない


忘れて欲しくない


一緒にいたい・・・だけどそれは叶わない


だからせめて思うだけ


思い出の中に、ずっといたい


-----------------------



8月31日


忘れて欲しくないけど、苦しい顔はもっと見たくない


どっちがいいかなんてわざわざ心の中に尋ねなくなってわかってる



だから




忘れられてもいい



-----------------------




8月31日



花火の音と光が目の前に広がる。光の先で笑っている顔が見えた。


その瞬間、何よりもそれがうれしくて、やっと繰り返し繰り返していた1日が終わることを気づかされる。


ああ・・・やっと終わる。





・・・終わっちゃうんだよなぁ。


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