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異界と竜の逆ハーもの  作者: 夢山 暮葉
第七章・浮き世と正夢
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第四十三話・独りよがりなストーゲイ


 古竜が更に年経た存在、旧竜。この世界に三柱しか存在しないとされる彼らは、少し手を捻るだけで大陸一つを消し飛ばしてしまう程の神通力を持っているのだという。本当にそこまでの力が有るのかは分からないが、試す為に大陸一つ滅ぼすわけにもいかないので、実際の所は分からずじまいだ。

 彼らは平気で億単位で生き、時折表舞台に出るかと思えば、数百年もの間潜伏したりもする。その行動原理は謎が多く、ある一貫した信念の元に動いているかと思えば、ふらりと信条と思われていた事に逆らう行いをする。

 だが、間違いなく共通している事も有る。それは、彼らが人には絶対に理解出来ない精神性を持っているという事だ。人間文明誕生以前より生きる彼らは、人に良く似た姿を持っているが、一皮剥けば化け物じみた精神構造が露になる。

 例えば、とにかく時間感覚が狂っている事。彼らにとって一桁、二桁の年数は、誤差の範囲内でしかない。流石に三桁となると少しは考えるようだが、もし彼らと待ち合わせをするならば、軽く数年は待たされる事を覚悟しなければならない。

 それ以外にも、人間の命を虫や動物と同レベル程度にしか考えていない事。基本的に肉体の損傷では死なないので、軽いおしおきのつもりの筈が、力加減を間違えてしまい、相手を殺してしまったりする事等、様々な異常性が挙げられる。

 彼らと会話し、対話する事は、人間にも出来る。だが、彼らを完全に理解し、そして彼らと全てを分かち合う事は、まず不可能だ。




 今、自分は何処にいるのだろうか。何だか、頭がぼーっとしている。見た事も行った事も無い筈の、なのに何故だかデジャヴュを感じる気がする喫茶店の様な場所にて、唯華は妹の遥華と向き合って紅茶を飲んでいた。


「お姉ちゃん、良い? 恋なんてモノはね、勘違いでしかないんだよ」

「はぁ……勘違い、ですか」

「ほら、妹にまで敬語を使わない! んもう、そんなんじゃ舐められちゃうよ?」

「いえ、これは本当にクセですし、今更直せませんよ」


 遥華が、唯華と同じ焦げ茶色であるポニーテールを揺らしながらぶーぶーと言う。確かに家族にまで敬語を使うのはちょっと変なのかもしれないが、いつの間にかこの口調に定まり、そして17歳になるまで使い続けて来たので、今になって矯正しろと言われてもどうしようもない。


「全く、お姉ちゃんはとっても頼りになるけど、どこか大事な所が抜けてるんだよねー。大学に行って一人暮らしなんて始めたら、悪い男とかに引っ掛かりそうで心配だよ」

「大丈夫ですよ、人間に興味は有りませんから。それに大学ったって、ちょっと遠いとはいえ県内ですし」

「そーれーでーもーだーよー。もし本当に人間じゃないのが目の前に現れたら、相手がどんな奴でもコロッといっちゃいそうでさー」

「有り得ませんよ、この世にそんな人外は存在しませんから」

「だと良いけどさぁー、万が一って有るじゃん?」

「どういう万が一ですか、それ……」


 妹と会話しながら、喫茶店の内装を見回す。結構新しめな印象を受けたので、最近開店した店なのだろうか、と唯華は思い至った。しかし、窓際の席だったので通りもよく見えたのだが、外の光景が全く見た事もない場所である事に気付き、その考えも否定される。

 他に客が居るふうも無く、奥の方の厨房から人の気配がするだけだ。装飾も何だかへんてこで、叫んでいる人の様に見える真っ赤な絵画が天井から吊り下げられていたり、何の変哲も無い様に見える大岩が椅子の上に置かれていたり、何だか色々とおかしい。


「と、いうわけでっ! お姉ちゃんの前に本当に人外が現れた時用に、遥華ちゃんが恋愛講座をしてあげようってワケさ」

「さ、さいですか」


 しかし、遥華はこの喫茶店の内装なぞ気にも留めていないように、突き抜けて明るい声を発した。それに戸惑いがちに返答をすると、丁度厨房の方から店員が出て来て、パフェやケーキを運んでくる。注文をした記憶は無いのだが、他に客も居ないし、自分がど忘れしているだけだろう、と自分の前に置かれたケーキにフォークを入れた。


「それで、だけど。さっきも言った様に、基本的に『恋』ってのは勘違いなの。そんな物に突き動かされ振り回されてちゃいけないよ、絶対に駄目になるから。

 でも、その先に在る『愛』は違う。恋愛は育てれば家族愛に至る。恋ってのは、いわばこの愛を芽生えさせるためのきっかけに過ぎないんだよ」

「きっかけ、ねぇ……」

「そ。もしお姉ちゃんが恋をしたなら、その先に愛が在るかどうかを確かめなきゃいけないよ。見えなかったら、即座にその想いは諦めるんだからね。

 それで、ちゃんと愛が在るって分かったなら、まぁ第一関門はクリアかな。そっから先はケースバイケースなんだけど……」


 自分より妹の方が、色恋沙汰には詳しい。聞くに、遥華自身はそこまで沢山恋愛をしているわけではないが、クラスメイトに良く相談されるようで、その為に色々調べたのと語られる経験談から得られた知識を集積して、そして今に至っているらしい。

 唯華の方は、時折友人に何やら悩みを相談される事は有ったが、恋愛に関する話は殆ど持ち込まれなかったな、等と思い出す。そういう事では頼りにならない、と友人たちも悟っていたのだろう。

 そんな彼女の話を聞きながら、ケーキを口に運ぶ。見た目は完璧にケーキで、ほんわかと香る匂いも甘いのに、その味は何故だかカレーの物であった。そのギャップに思わず吐き出しそうになるが、カレー味のケーキだと思えば食べられない事も無いので、頑張って飲み込む。


「……おっ、もう来てたのか、遥華に唯華。待たせたな」

「あっ、お兄ちゃん。もー、おっそーい! もう話始めちゃってたよ?」


 懐かしい声を聞き、ハッとしてそちらを振り返ると、そこには兄である竜一の姿が有った。彼はやや早足で唯華たちの席に駆け寄って来て、空いている所に座る。


「お兄ちゃんも来たんですか」

「まぁな。それで、何の話だっけ」

「お姉ちゃんに好きな人が出来たら、の話だよ」

「ああ、それか……唯華にまで彼氏が出来たら、とか、兄としてはあまり考えたくないんだが」


 そんな会話を交わしていると、いつの間にか竜一の前にも紅茶とホットケーキが運ばれて来ていた。店員の気配を一切感じなかったのだが、ここの店員は気配を消す魔法でも使えるのだろうか。


「でも、もうおれたちは、こうして意識が曖昧になってる時くらいしか、唯華と話せないしな。なら現実で、ちゃんと唯華の事を大切にしてくれる奴に託した方が良いだろ」

「あっ、ちょっ、お兄ちゃん! そんな事言ったら、お姉ちゃんが……!」

「あ、うぇっ、やっべっ!」

「……現実?」


 兄の言葉に、唯華は疑問符を浮かべる。まるで、ここが現実ではないような言いぶりではないか。一度疑問を抱いてしまうと、もう疑う事を止められない。

 まず、こんな見た事も無い喫茶店に居た事からしておかしかったのだ。奇妙を通り越して狂気じみている内装に、見た事も無い外の光景、カレー味のケーキ。段々と頭にかかっていた靄が晴れてゆき、そして気付きたくなかった事実に気付いてしまう。


「あ……そっか……」

「……お姉ちゃん、気付いちゃった?」


 何だか悲しそうに、遥華はぽつりと呟いた。対する唯華は、軽く眉間に手を当てながら頷き、少し黙った後口を開く。


「ええ、思い出しました。わたしは今、アルシードという異世界に居るのですから……遥華やお兄ちゃんたちと話す事は、もう出来ないのでした」

「すまん、唯華。思い出させちまって……失言だった」

「いえ、少しの間でしたが、また皆と話せて、とても楽しかったですし。それに、いつまでも夢を見ているわけにはいきませんから」


 口先では何とでも言えたが、唯華は内心狼狽えていた。折角家族と再会出来たと思ったのに、それも夢だっただなんて。いつの間にか喫茶店の風景は消え、天地すらも定かでない無彩色の世界になっている。縦にぐるぐると回転させられるような感覚に、ああもうすぐこの夢も終わるのだな、と唯華は無感動に理解した。


「あのさ、お姉ちゃん。あたしたちはもう死んじゃったも同然だけど、いつもお姉ちゃんと一緒に居るつもりだからさ。ひとりぼっちじゃないよ」

「安心しろよ、母さんの受け売りだけど……世界っつーのは、自分が思ってるより優しいもんだからな」


 兄妹たちの気配が遠ざかる中、唯華はそんな二人の声を聞いた。それを最後にふつりと聴覚も途絶え、彼女は暫しの間意識の断絶を味わう。


 目覚ましの音がけたたましく鼓膜を叩く衝撃によって、唯華は目を覚ました。バッと目を見開いて、目覚ましに手を伸ばしアラームを止める。そのまま少し寝返りを打つと、先ほどまで見ていた夢の内容を一つ一つ想起し始めた。

 かなりハッキリと覚えている。久しぶりに聞いた懐かしい声音も、最後、あの日学校に行く前に、何気なく会話を交わした時と何も変わっていない容姿も。遠くへと流されてゆくような感覚の中捉えた、唯華を元気づけるような言葉も。


「……う、うう」


 嗚咽が漏れそうになって、枕に顔を埋めてそれを抑え込む。今ここで彼女が大泣きなんてし出したら、またテナに苦労をかけてしまうだろうから。


(なんて、都合の良い……)


 一通り夢の追憶を終え、唯華は心の中でそんな感想をひとりごちた。もう二度と会えなくなった筈の家族と、非現実的な光景の中で対談するだなんて、何とも物語的で、夢見がちな乙女の妄想みたいではないか。

 でも、例え自身の醜い夢想なのだとしても、久しぶりに妹や兄と話すのは楽しかった。思わず、もう一度あの夢の世界に行って、そのまま二度と目覚めたくない、等と心のどこかで願ってしまうくらいには。

 望郷の念と哀愁が膨れ上がるのを誤摩化すかの様に、唯華はシーツに爪を立てた。あまりこの想いに身を任せ続けていると、いつしか枕でも殺し切れない程の声が出てしまいそうだったので、少しずつ他の方向へ意識をずらしていく。

 そして辿り着いた先は、夢の中で遥華と話した内容。『恋は愛のきっかけ』、と言っていた彼女の声つきと表情とを、鮮明に思い出す。眉間に皺を寄せながら、ぐるぐると思考を回転させていると、唯華はある一つの懐疑に至った。


「……わたしは、恋をしていたのでしょうか」


 枕から顔を上げ、唯華はぽつりと呟く。それに答える者は、何処にも居ない。




 今日は何だか、一日中上の空な気分であった。本を読んでも頭に入らないし、いつにも増して挙動不審なテナや来訪者たちの言動を、疑問に思うだけの余力も無い。必要なだけの家事をこなした後、外へ出歩く事もゲームで遊ぶ事もせず、唯華は地下室でぼうっとしていた。

 この館の地下階にあるとある一室は、唯華のお気に入りの場所だ。倉庫としてすら使われていなかったがらんどうの部屋に、長椅子をいくつかとテーブルを一つ持ち込んで、整然と並べただけの場所だ。だが、ここには絶対に夕日が届かないし、また地下室のしんとした雰囲気も好きだったので、不安が収まらない時にはここに来て、そしてぼんやりとする。

 今は夕方。確か晴れていた筈だったから、外に出ればそれはそれは美しい夕焼けが拝めるのだろう。だけれど、以前の“異触”の一件から、唯華はますます夕日が怖くなってしまっていた。


(暫くは、こうするしか……)


 情けないとは思うが、また前後不覚に陥ってしまうよりはずっとましだろう。彼女は両手で自身の肩を抱く様にしながら、軽く背を丸めた。

 少しの間、そのポーズのまま、唯華は神妙な顔でテーブルの上に置かれた本の背表紙を見つめていた。以前図書館から借りて来た、恋愛心理学の本だ。そろそろ返却期限が近づいて来ているから、返しに行かなければならないのだが、唯華は未だに答を見つけられていなかった。


「随分と思い悩んでいるようだね」

「──うわあっ!?」


 急に声をかけられて、唯華は素っ頓狂な叫びを上げてしまった。飛び上がる様に椅子から離れ、そして声の方向へ振り返ると、そこには腕を組んだポーズで、猛禽の翼だけを出して広げているシィの姿が有った。


「し、シィさんですか……何故こんな所に?」

「ん、何だかキミの様子が変だなーって、そう思ってたからさ。あの野郎どもだと話し難い事も有るかもだけど、ボクなら相手になれるかな、って」


 そう言いながら、シィは広げていた翼を引っ込めつつ、唯華の近くに歩み寄り、そして長椅子に腰掛けた。相手の正体が知れたので安心しつつ、唯華も椅子へと戻る。二人並んで座った所で、シィは机の上の本を一瞥しつつ、やや声量を抑え気味にしつつ口を開いた。


「ズバリ、恋の病だね?」

「ひゃいっ!?」

「うんうん、漸くそこに至ったか、って感じ。結局誰なの? あの三人のうち」

「え、ええと、あの、その……」


 わたわたとしながら言葉を詰まらせる唯華の反応を、シィはニヤニヤとしながら見守った。少しの間両手で頭を抱えて視線を彷徨わせた後、唯華は眉尻を下げさせながら逆に問う。


「……シィさんからすると、今のわたしは恋をしているように見えるのでしょうか?」

「ん? 見える見える。そんな本を読んでるだなんて、まさに恋する乙女じゃないか」


 シィの言葉に、唯華はハッとしてテーブルの上の本を見やった。成る程、それが根拠か。少し顎に手を当てながら、更に質問を連ねる。


「拠り所はそれだけですか……?」

「いんや、他にも有るよ。ホラ、キミって竜とかエルフとか好きなんだろ? それに、あの三バカと一緒に居る時、キミも明らかに楽しそうなんだもん」

「……それって、恋なのでしょうか」

「ま、ボクは竜だから、人間の感情の全ては分からないけど……キミの抱いている感情は、恋愛感情に当てはまる特徴をいくつも持っている様に見えるよ」


 どこかロジカルなシィの台詞は、今唯華が胸に抱く正体不明の何かに、少しずつ輪郭線を形成していった。そしてその全貌が露になってゆくのを見守りながら、彼女は最初のシィの質問に答える。


「なら、多分、きっと、わたしはあの人たちに恋をしていたのでしょうね」

「何とも不確定な言いぶりだねぇ……てか、複数形に過去形?」

「ええ。……あの、誰にも言わないで欲しいんですけど、聞いてくださいますか?」

「ん、分かったよ。誰にも話さないと確約しよう」


 相手がそう約束する声を聞いて、唯華は少し目を閉じた。そしてシィと更に距離を詰めて、幽かな小声で語り始める。


「わたしは、あの人たちの事が好きです。それは友人として、家族代わりとして……ずっと、そんな感じの感情だと思ってました。でも、違ったのかもしれません。

 妹が言っていました。恋は愛のきっかけだ、と。だけどわたしは、その恋という課程を殆どすっ飛ばして、愛に行ってしまったのかもしれない、そう思います。友愛に、親愛に、……家族愛に。

 実際はもっと、色々ごちゃごちゃしていると思うのですが……そんな感じだったから、今の状態になってしまったのだろう、と考えています」

「んっと、今の状態、って?」

「……先ほどシィさんが恋愛感情と形容したものを、あの方々全員に向けているという事です」


 これには流石のシィも驚いたようで、軽く耳をピクつかせてみせた。その反応に、唯華は少し自嘲するように口角を上げると、更に言葉を続けてゆく。


「普通そういう感情は、一人に対して向ける物でしょう? だから、本当はそんな物じゃないのではないか、とずっと不安だったのです。

 なら一人に絞れば良いではないか、とも思いましたけど……誰かを切り捨てる事は出来ません。それくらい、三人とも好きになってしまったのです。

 ねぇ、シィさん。今の話を聞いても、わたしの抱く感情は恋愛であると判断出来るのでしょうか?」


 やや自身を嘲るようにはしながらも、唯華は真剣であった。確信が欲しかったのだ。自分が間違いなく恋をしているのだという事を裏付ける、確かな典拠が。

 幾千の時を生きた古竜シィの言葉は、彼女に取って頼れる確証となり得る。如何に竜の価値観が人と異なる物なのだと言えど、知性ある年長者の意見という物は、いつだって参考に出来る物なのだから。


「……うん、キミの抱く感情に恋慕が含まれているのは、間違いないと思うよ。それ以外の物の比率の方が多いみたいだけど、きっかけは恋だった筈だ」

「そうですか……でも、その、お付き合いとかするなら、優柔不断なままじゃ……」

「んー、この際、三人全員モノにしちゃうのも良いと思うよ。折角なんだしさ」

「はえっ!?」


 そんなシィの発言に、唯華は声を抑えるのも忘れて黄色い叫びを上げてしまった。ちょっと想像してしまって、思わず頬が上気しかけたのを、慌てて振り払う。


「何をきっかけにこんな事を考え出したのかは知らないけど、キミたちにはたっぷり時間が有るんだ、その時間を使ってゆっくり考えれば良いよ。

 さて、あまりボクみたいなばばあが口出しするのもアレだし、そろそろおいとましようかね。夕刻はもうとっくに過ぎてるし、そろそろ地上に戻っても良いと思うよ」

「あ、もうそんな時間ですか。なら、そろそろ夕飯の用意をしないと」


 唯華はすっくと立ち上がり、机の上の本を拾い上げつつシィの方へ向き直る。そうすると、彼女も徐に立ち上がってみせた。


「いや、それは……とと、水を差すのはよしとこか。うん、じゃ、またね。言ってくれれば、いつでもまた話を聞いてあげるからさ」

「え、あ、はい。今日はありがとうございました、おかげで少し気が楽になりました」

「そっか、助けになれて良かったよ。というわけで、また今度」


 シィはにぱりと破顔しながらそう言うと、そのまま姿を消してしまった。その姿の消滅をみとめながら、唯華は部屋を出て階段を上り、自室へと向かい始める。まず本を部屋に戻した後、テナを呼んで台所に向かおうと考えながら自室のドアを潜ると、机の上に目立つ様に置かれた書き置きが目に入った。

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