表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝記~月華伝~  作者:
2/5

第1幕


両親が亡くなってから3日後、奏麗は目覚めた。




そして奏麗が、起きたことに気づいた侍女は彼女は、朝鮮の貴族にあたる両班(ヤンバン)に引き取られたのだと話した。



通常そんなことはあり得ない。



まだ2才の奏麗にも十分わかることだった。


それに、奏麗は町で噂の神童だった。


だからこそ、はっきりとわかる。



「嘘、、」





そんなことはあり得ない。そう、頭の中で響く。






「本当のことでございます。奏麗"お嬢様"。


また、お嬢様におかれましては、来年より王宮へ女官見習いとして上がっていただきます。」




「え………。」



突然の両親の死、突然の養子縁組。




なにを言われても混乱するばかりだった。





だが、次の日から否応なく"お嬢様"になったことを思い知らされた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ