表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

おにぎり持って鬼斬りへ!

作者: 外天ハク
掲載日:2025/11/20

21世紀版桃太郎誕生!!

むかしむかしある所に出生と成長が割愛された


桃太郎という勇ましい青年がおりました


おや


鬼ヶ島へ向かう船場から桃太郎と手下のキジの


口論が聞こえてきましたよ


ちょっとだけ耳を傾けてみましょうか



桃太郎「だから何で手下の犬と猿が居ないんだよ」


キジ「だから申し上げた通り2匹は年一回の干っ支


干支大会議参加へ向け外出してると!」


桃太郎「何が干っ支干支大会議だ。だったら鳥の


お前も行かなきゃイケないんじゃねーの!?」


キジ「私は、鳥というより優雅なキジですから。


代わりに知り合いの鶏君を向かわせました。」


桃太郎「・・屁理屈というか何つーか。」


キジ「そんな事より早くギャラの、きびだんご


くださいな」


桃太郎「きびだんごなんかねーよ。ホラ。」


桃太郎は腰に下げた巾着からおにぎりを取り出し


キジへ差し出した


キジ「何故おにぎり?」


桃太郎「婆ちゃんが間違えてこしらえたんだよ。


いいから食ってみろって。元気出っから」


キジは渋々おにぎりを突き加え丸呑みする


桃太郎「な、元気出たべ?」


桃太郎は、いそいそと船に乗り込んだ


桃太郎「よーし、鬼ヶ島向けて元気に出〜発!」


3時間後


桃太郎「漕ぐの手伝えー!」


桃太郎の荒げる声を他所にキジは空高く優雅に


舞っている


桃太郎「覚えてろー許さねーからなー」


桃太郎は、怒りを力に変え力いっぱい漕いで


漕いで漕ぎまくった


前方に鬼ヶ島にしか見えない鬼ヶ島が見えた瞬間


桃太郎は最後の力を振り絞り漕いだ


桃太郎「だーーー着いたーーー」


桃太郎は、船から浜へ身を投げ出した。見上げた


空をキジが気持ち良さそうに飛んで行く。鬼ヶ島


を通過して


桃太郎「あ・・・あいつ」


怒りが込み上げてきたその時だった


犬「桃太郎さん!」


猿「今ちょうど終えた所です!」


犬と猿の先にはボコボコにされた色とりどりな


鬼達が横一列で正座させられていた


桃太郎「お前ら干っ支干支大会議へ行ったんじゃ」


桃太郎は未だ状況が把握できずにいた


犬「それね嘘です」


猿「ドッキリです」


桃太郎「・・・お前らーーー」


桃太郎は疲れも忘れて犬と猿へ駆け寄り力いっぱい


抱きしめた


桃太郎「持つべきものは、仲間だな!」


犬と猿と熱く握手を交わした桃太郎は次なる


目的地へ向け立ち上がる


「おにぎり持ってキジ斬りだ!」



実は他に2編ほどネタがあったんですが、出だししか決まって無かったり、しゃべらせたい台詞だけでタイトルも中身も何も決まってないネタでした。

そんな中突然おにぎりって漢字で鬼斬りになるなと思い付き→鬼斬り=桃太郎→桃太郎の仲間全員干支に居るな→キジは裏切り者にするか・・みたいな展開であっという間に完成したのが今回のネタでした。何か台詞ばっかで全然短編ぽくないんですが、たまにはこんなパターンもありかなという事で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ