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次元C:日本語フォイルのモックスジェット

 ハヤカワ・スティーヴン隕石群がもたらした、あらゆる電子機器の機能喪失による世界崩壊から3年。文明を喪失し、理性の(たが)が外れ、獣と化しつつあった人々を夫と2人でまとめあげ、品川駅の中に街を作りあげたアタシは、先月、生来の病気から、眠るように向こうへ旅立った夫の墓に手を合わせ、いつものように品川駅――アタシの職場へ向かった。町長、市長、大統領、呼ばれ方は色々だが、アタシを頼りにしてくれている人たちのため、休んではいられない。夫もきっと、それを望んでいる。


 だがいつものように駅へ入ると、中が騒がしかった。どうやらつい先ほど怪しげな男が1人、街へ入ろうとしたのだと言う。


「合言葉ナシで押し入ろうとしたのか?」


 アタシと夫、街の人達が全員で作り上げた、この品川のエキマチに入るためには、合言葉が必要だ。高輪(たかなわ)口も港南(こうなん)口も厳重にガードしてあって、合言葉を知らなければ誰ひとり入れないようになっている。


 だが警備隊の1人に話を聞いてみても、どうも、よくわからなかった。合言葉を言うには言ったそうだが――その男はなにか、付け加えたそうだ。


「なにかって……なにを?」

「いや、オレも現場にいたわけじゃねえから知らないんです。なんでも、あの、前の市長さんから、こういうことを言うやつがいたら、丁重にオモテナシしろ(・・・・・・・・・・)、って言われてたそうで……今、3番線に連れてかれてます」


 舌打ちすると処刑用ホームに駆け出した。


 合言葉の例外について、アタシは何も聞かされていない。だが夫のことだ、可能性はあるし、その可能性が現実なら――ひょっとしたら、警備が意味を取り違えている可能性もある。夫以外、誰も合い言葉の本当の意味をわかるヤツはいなかったのだ。


「待て! 殺すな!」


 ホームに駆け下りると、今まさに1人の男が線路の上に膝をつかされ、頭に銃を突きつけられているところだった。ここ半年、処刑の任を負っている佐々木が意外そうな顔をしてこちらを見る。


 膝をついている男は顔中くしゃくしゃにして、股間にはみっともないシミができていた。年は20後半ほどか。だがこの崩壊後世界を生き抜いている若い男たちに共通したことだが、世間知らずな顔に不自然なまでに、老いと疲れが刻まれている。


 男に歩み寄り、再び合い言葉で問いかけてみる。




「…………アンタップ」




 男は涙と鼻水でくしゃくしゃになった顔で、震える、うわずった声で答える。




「ア、ァ、アプッ、ピっ、アップっ! アップキープ! アップキープ、ドロー! なあすまなかった! 真剣に謝罪する! 調子に乗ってあんなこと言っちまったオレが悪かった! 許してくれ! 頼む! 合言葉を聞いて、分かるやつがいるって、うれっ、嬉しくなっちまったんだ!」




 アンタップ・アップキープ・ドロー。




 亡くなる時までカードゲームを愛し続けた夫の定めた合言葉を、男はしっかり言ってみせた。だが、そうすると、処刑人の横に立っていた警備の若者が、少し怯えたように言う。


「いや、大統領、こいつね、ゲートでは言ってたんすよ、アップキープ……苦い花で1点、妖精トークが追加で……とかなんとか……」




 アップキープ、苦花で1点、妖精トークン追加。




 夫の声が、まるで隣に立っているみたいに聞こえてきた気がして、私は少し頭を振った。相変わらず、マジックの用語であること以外、さっぱりわからない言葉。けれどそれはたしかに、あの人が生きていた世界の言葉。





※※※※※※※※※※※※




 男は、種田翔真(たねだしょうま)と名乗った。




 アタシは彼に丁重に謝罪して、捕縛をとき、着替えさせてやって、応接室――という名の、誰もいない駅ナカの喫茶店――に案内し、コーヒーとドーナツを振る舞った。種田はドーナツの甘さとコーヒーの苦さを堪能し、まるで極上のドラッグを数年ぶり味わったジャンキーのように蕩けた顔をした。


「まさか……まさか生きてもう一度、こんなカフェタイムを味わえるなんて……」


 感動のあまり涙を流している彼に改めて、自己紹介と謝罪をすると、もう気にしてない、などと言ってくれた。ここまで生き延びているにしては随分と寛大な男だと少し驚いたが、お詫び代わりに物資を請求されてはコトだ。おとなしくこの場はそれで済ませておこう。


「ここは品川港のコンテナ鉱山で成り立ってる街でね。先週開けたやつに、砂糖とコーヒーがあったんだ、アンタ運がいいよ――ところで種田さん――もし良かったら品川まで来た理由を教えてくれるかい? 何か目的があるんなら協力できるかもしれない」


 そう言うと男、種田は蕩けきった顔を、す、と引き締めた。腰のポーチから一枚、日本語のカードを取り出し、机の上に置いた。




 ()ラのカード。




 ……そう言うとあの人が少し怒って、フォイル、って言ってくるのが、楽しくて。あの人も面白がって、その内、キラのフォイル、なんて言うようになって。


 何もかもが煤け、埃が積もり、時に血が染みているこの崩壊した世界の中で、太陽マークのハードケースに包まれたそれは、場違いなほど輝いていて、まるきり新品で、たしか、あの人ならこういうものを見た時は――




「…………ニアミント」




 そんなことを呟いてしまう。




※※※※※※※※※※※※




黒玉のモックス  0




アーティファクト


あなたのマナ・プールに黒マナ1点を加える。このアーティファクトのタップはインタラプトと同様に行える。




〝  物質化した夜は、太陽さえ黒く染める。  〟




※※※※※※※※※※※※

 



「このカードの製作者を探してる」




 種田はそう語った。死んだ夫と違って、私にはマジックの知識がほぼ無いと言うと少し意外そうな顔をした後、全てを語ってくれた。




「なんて言えばいいのか……あり得ないんだ、このカードは。存在するはずがない。古事記の英語版、アメリカ独立宣言の日本語版、そういうのが当時の地層、当時の倉庫から発見されるぐらい、あり得ないんだ」


「……偽物ってことかい?」


「偽物ってのは……ホンモノに似せて作るもの、だろう? ところが、このカードのオリジナル《Mox Jet》には、日本語版が存在しない。フォイルにもなってない。MTGに日本語版が出たのは1996年、パックを開けてフォイルがでてくるようになったのは1999年。だがモックスが最後に印刷されたのは1993年。歴史上、日本語フォイルのモックスなんてものが存在した記録はどこにもない。モックスを買うぐらいマジックをやってる人間なら、誰でもわかる」


「ふうん……ホンモノっぽく、見えるけどねえ……」


 イラストは少々古臭い……というか、あの人が好きだった、古いマジックの絵、だ。だが周囲の枠や、フォイルのキラキラ具合は新しくて、しっかりしていて、ちゃんと工場で作られたものだろう、と思わせる。


「そこがまず、第一の問題だ。あらゆる手段で真贋を確かめた。偽物はまず、普通のカードを表裏に剥がして、デジタルで本物を取り込むかなにかして印刷して作った偽物の表面と、本物の裏面を貼り合わせたりする。だがそうすると糊の分、僅かに重くなる。しかしこいつにそれはなかった。2.02グラム。ブレはあるが、本物の重さだ」


「偽物だと何グラムになるんだい?」


「通常版で2グラム超えてたら粗悪な偽物だな。フォイルの場合は2.5……3あたりか」


「ちょっとちょっと、カードゲーマーってのはそんな重さが分かるもんなの?」


「電子秤がある。探すのには苦労した」


「あ、そうか」


 お菓子作りの計量に使う電子秤にカードを乗せるなんて、想像すると少し面白かった。


「次に、ライトに透かして中に青い紙が挟まっているかどうか。これも問題なし。偽物にしても、同じ紙を使ってるってことだ。それにこのチェックは、仮にうまく同じ重さで偽物を作れたとしても、工場で作ったカードと手で作ったカードじゃ、張り合わせ方が絶対に違うから、それを調べる意味もある。あとは紙質の違いだな。だが……他の本物100枚と比べても、変わらなかった。で、最後に、ルーペで印刷自体のクオリティを確かめる。本物を刷っている工場に特有のドット……パターンがあるんだ。デジタルでそれを取り込んで再現する手段もあるが、そうすると印刷の仕上がりが違ってくる。本気でやるなら、正規の印刷所が使っているのと同じ印刷機で、同じように刷らなきゃムリなんだ。だがこのチェックも俺が見たところ問題なし……1年かけて生き残ってる元カードショップの店員を探して、多い時は年に1万枚以上の買い取りをやってたってそいつに、ウィスキー1ダース渡して真剣にチェックしてもらったが……結論は変わらなかったよ。このカードを偽物だと断定できる理由は、このカードがオフィシャルに刷られた記録、販売された記録がないからだけだ、とね」


 種田はうんざりした様子で語る。


「……へえ……このカード、オリジナルは高価なヤツなのかい?」


 あの人はコレクター気質ではなく、友人たちと卓を囲むことや、自分でオリジナルのデッキを組むのを楽しむタチだった。けど、数万、数十万するようなカードがゴロゴロあるとはよく聞かされていたし、一番高いものは数千万の値がつくとも聞いた。このカードも――このカードのオリジナルも――そういうものなら、こういう形で存在してもそこまで、おかしくはないように思う。どこにでも頭のおかしいものを作るヤツはいるものだ。たとえば、品川の駅ナカに街を作るとか。けれど――


「第二の問題は、そこだ。パワー・ナインって呼ばれる、マジック黎明期の強力カードが9枚ある。《Mox Jet》はその一つで、初版の美品なら200万はつくだろう。だが……モックスってカードは、そもそも5種類あってね。ジェットは中でも2番か、1番ってところ。だがパワー・ナインにはもっと人気の、高価なカードがあってね」


「…………ブラック……ロー、タス……?」


 夫の声がまた、蘇る。どこか自慢気に、まるで、俺の友達はスゴいんだぜ、と語る小学生のような口調で話していた、彼の声。








「そうだ。つまりこういうことになる。そいつは、あるいはその集団は、完璧な本物を作る技術を持ちながら、1番人気ではない、1番高価でもないカードを、一目見て偽物だとわかる形で、内容以外どれだけ調べても本物としか思えないカードを作り上げた。なぜだ?」








「………………作ってたんじゃないか? 他のも。このカードはその内の1枚ってことで――いや、待てよ、アンタが知らないだけで、実は公式が作ったものだった、とかは? テスト用のプリントが何かの間違いで流出した、なんて、結構ありそうな話じゃないのかい?」


「否定はできない。事実、マジックの歴史にそういうことは結構あったからな。だが、この時代のカード、特にパワー・ナインに関しては限りなく可能性は薄い……再録禁止、っていうシステムがあってな。たとえばブラックロータス初版の美品なんて、それこそ数千万するわけだが……そこで公式が、次の新弾にはブラックロータスを再録します、なんてなったら、相場は数十万分の一になる。すると、ロータスを持ってたコレクターの資産価値も数十万分一になる。会社の決定によって、客の資産が桁単位で損なわれるわけだ。昔似たようなことがあって大騒ぎになって、その時にできたのが、資産価値になるような昔のカードは2度と印刷しません、っていうシステム、再録禁止ポリシーだ。もちろん、一私企業がやってることで法律でも何でもないし、その私企業が中で何やってるなんてのはわからないが……もし再録禁止を破ってこっそり印刷してました、なんてことがあったら確実に集団訴訟だ。アメリカのゲームだったからな、マジックは。なにかの理由でこんな、存在しないはずのカードを刷らなきゃならなくなったとしても、パワー・ナイン以外でやるだろう」


「へえ……なら……いや……ねえ、そもそもアンタ、このカードどうやって手に入れたんだい? 崩壊前、後?」




「そこが第三の、最大の問題なんだ」




 種田は大きくため息をつき、天井を眺め、カップに転がるコーヒーの最後の雫を啜り、また大きく息をつき語り始めた。




※※※※※※※※※※※※



 俺は今年で28で、8歳からマジックをやってる。大学に入って一人暮らしを始めてちょっと遠ざかってたんだが、就職してからまた始めた。高校生の頃から、両親と折り合いがいろいろ悪くなってね、18の頃から、実家には1回も帰ってない。それから……世界が滅亡して、最初に考えたことは……


 実家のカードを取りに帰らなきゃ、だった。


 ……オヤジは会社を経営してて、家には大層な耐火金庫があってさ、6年生の頃、結構大きな大会で優勝したら父親が、カードを入れるのにここを使っていいぞ、なんて言うようになった。マジックのことは1ミリもわからない人間だったけど、俺の大切なものだってのは、わかってくれたんだ。嬉しかったね。だから実家のカードは全部、その金庫の中に入ってる。だが1人暮らしを始める時……大学に入ってまっとうな人間になるんだ、マジックもやめるんだ、もういい年なんだから、なんて思ってたもんだから、置きっ放しにしちまった。


 それで3年前、世界が崩壊してようやく、実家に帰った。道中死にそうな目に何回もあったけど、なんとか到着してさ。見かけはボロい家だから、略奪されてる様子もなかった。


 でも家に入って最初に見つけたのは、オヤジと、俺が顔を知らない新しい母親の死体。自殺したのか、殺されたのかはよくわからなかったけど……不思議と、なんの感情も動かなかったよ。そこまでで死体はイヤになるほど見てて、横にあっても食事できるようになっちまってたから。


 で、金庫を開けた。


 あの時のままのカードが、そこにあった。煎餅缶だの、クッキー缶だのの中に、そうだな、1万枚はあったと思う。俺は結構ボンボンだったし、当時は使わないカードを売るとか、そういう発想がなかったから。


 …………オヤジたちの死体を一応庭に埋めて、その日は何年ぶりかに、自分の部屋で寝ることにした。でも、何を考えたらいいのかよくわからなかったから、昔のカードを見ることにしたんだ。煎餅缶を開けて、当時のカードがあって、懐かしい気分で一杯になって――


 そしたら、そこに、このカードがあったんだ。


 歴史上、存在したことのないカードが、俺の昔のカードの中に、混ざってたんだ。




※※※※※※※※※※※※


「…………オヤジはマジックには1ミリも興味がなかったし、新しい母親は見た感じ、20代中盤の……いかにも「嬢」って女。マジックをやってるようには到底見えなかった。けど、あの家の金庫を開けられた可能性があるのは、俺と、オヤジと母親と、オヤジが教えてれば、新しい母親だけ。誰がそこにこんなもんを作って入れたのかは、今も分からずじまいだ」


 種田は長話を語り終えると大きく息をつき、天井を見上げた。


「…………昔の……その、元のお母さん、って可能性は?」


 アタシは少し気後れしながらも尋ねる。だが彼は少し笑って首を振る。


「一番あり得ないよ。オフクロは俺がマジックをやってるのを、心底嫌ってた。オフクロは……かなり古い人間でね。その世代じゃカードゲームオタクなんてのは、被差別階級であるオタクの中でもさらに最下層、アイドルオタクと並んで不可触賎民扱いだったんだってよ。よくわからん話だ」


「アンタ……それで、ずっと探してるのかい? このカードを作ったヤツ……入れたヤツを?」


 種田は少し苦笑して頷いた。


「………………子どもの頃のカードってのは……特別なんだ。本当に……本当の……本当に、特別なんだ。俺は……俺は、オヤジがもし、俺のカードを捨ててたらぶっ殺してやろうと思って家に行った。ひょっとしたら……捨てててくれ、って思ってたのかもしれない……でも、そしたら……」


 お手上げ、という風に肩をすくめると、種田は立ち上がり大きな息をつく。


「長々とすまなかったね。また旅を続けることにするよ。できれば……アンタの旦那さんの墓に手を合わせてっても、いいかな。きっと、ステキな旦那さんだったんだろ、あんな良い合い言葉を作ったぐらいだから」


「そりゃあいいけど……当てはあるのかい?」


「渋谷にカードショップ店員の生き残りがいてね、そいつが言うには、ひょっとしたら川崎のショップはまだ生き残ってるかもしれない、って話だ。とりあえずそこに行ってみるさ……っつっても、水と食料が心寂しくなっててさ……俺は自動車なら詳しいんだ。壊れてるヤツで修理できるものがあったら、対価に幾ばくかもらいたい。木炭で動くようにもしてやるぜ」




 種田の話は願ったり叶ったりで、2週間分の水と食料と引き替えに、2台のトラックを木炭車に改造してもらった。これでコンテナ鉱山からの搬出が捗るし、将来を見据え、内陸部での農業にも手をつけられる。品川エキマチはこれからも発展を続けるだろう……運が良ければ。


 トラックの修理後、3日ほどして種田は川崎に向けて旅立っていった。彼が出発する前、2人であの人の墓に参った。海が見える公園に建てた、丸い石だけを置いた簡素な墓に、種田は長々と手を合わせていた。だが何かを思いついたような顔をすると、私に尋ねてくる。


「なあ……もし、イヤじゃなかったら、このカードを供えてもいいかな。ひょっとしたら……旦那さんの趣味じゃないかもしれないけど、石だけよりは、喜ぶだろうから」


 ポケットから、1枚の白いカードを差し出す。見てみると、ギリシャ風の広場に一人の男の彫像が立っているイラスト。効果は英語で書かれていて内容はわからなかったけれど、名前はアタシでも読めた。Rest in Peace。安らかに眠れ。


 無言で頷くと、種田はカードの下半分を土に埋め、また長々と手を合わせた。




「じゃあね、その偽物……なのかなんなのか、よくわかんないの、作ったヤツ……入れたヤツ? 見つかるといいね」


 墓参りをすませ、旅立つ種田にそんな言葉をかけた。


「ああ、ありがとう。ここはいい街だな。見つかったらまた来るよ。今度は余計なことは言わない」


 それだけ言うとあっけなく、彼はアタシに背を向け歩き始めた。


 アタシは彼の捜している何かが見つかるその時まで、夫に、彼を守ってくれるよう祈った。生きていたらたぶん、きっと、いい友達になれただろうから。




〈了〉

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