受験生には缶コーヒーがお供
苦しい。辛い。眠い。
勉強だって嫌い。だけど、行きたい高校に行きたいんだ。
このままじゃ夢を掴めない。
行きたい学校に行けず泣く未来が目に見える。
受験を、これを乗り越えればきっと。
行きたい学校にも行けて楽しい学校生活を送れるから。
だから今頑張れば。踏ん張り時。
とはいえ、眠い。
もう一日中勉強している。そろそろ眠くなる時だ。
だけど、まだ、足りない。
勉強してもしてもまだ届かない。
受かりたいんでしょ!?
行きたい学校に行きたいんでしょ!?
ここで頑張るしか、勉強するしか無いんだ。
でも、睡魔にはやっぱり勝てな……。
(寝ちゃ、駄目)
(今頑張らないと!)
(寝ちゃ、駄目……!)
でも、寝てしまう。
眠いから。
人は、睡魔に勝てない。
でも。
そんなのに負けていられない。
夢を勝ち取るために。
受かるために。
私は、何としてでも受かりたいから。
勉強するしか無い……!
缶コーヒーのふたをそっと開ける。
静かに口にコーヒーの苦さが残る。
カフェイン摂取オーケー。
よし、頑張るぞ!
全ての受験生に
応援のエールを込めて。
今が辛くても、
今を精一杯に頑張って、
悔いなく頑張れば、
絶対自分に返ってくるから。
夢は叶うから。
頑張れとしか言えないけれど、
貴方が頑張っていること知ってるから、
休みながらでも一生懸命
悔いなく全力で頑張ってね。
行きたい学校に行ってね。
夢を、掴んでね。
全ての受験生に、送る。