88本目 思い立ったらラー油を作ろう
思い立ったらラー油を作ろう
著者:デンセン
Nコード:N6271HQ
形式:短編
現在評価:100pt以上
作品種別:体験系、知識系、How to
【あらすじ(著者による)】
ラー油、それはテーブルのすみっこにいる食欲を増進させてくれるスパイス。
でも市販のは量少なくね?
だったら作るしかない!
法には触れませんがある意味大変な危険物を作ります。
作って食する際には用法容量を自分の体の限界を考えてお使い下さい。
本文の私みたいなります。
R15 ラー油 激痛 咳き込み 後悔はない(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
ラー油。中華料理で辛味を出す際には欠かすことのできないアイテムの1つです。
餃子なんかでは付きものですし、パンチを効かせるため、ラーメンなんかに回しがける人も多いと思います。
しかし、市販のラー油ってほとんどが、小瓶です。私なんかも、たくさん使いたいときなんかは、ちょっと物足りない気がすることがあります。
著者の『デンセン』氏は辛いもの好き。常々、市販のラー油の量に不満を抱いておりました。
そして、ある時気付きます。「自分で作れるんじゃね?」と。
このアイディアから始まるラー油づくり。
豪快な男の料理だけに、ハプニングもありますが、それもまた読んでいて楽しい。
さらに、出来上がった自作のラー油と、それを使った料理の旨そうなことと言ったら!
自分もラー油を作ってみたくなること請け合いです。
これで終わりだったら綺麗だったのですが……
どうやら神様は、もっと『美味しく』せねば済まなかったようです。
伏線を回収しながら、二度も三度も美味しくなる、このお話。
未読の方はもちろん、既読の方も、ぜひもう一度読み返してほしい。
そんな作品です。