エッセイ好きが語る『オススメ！エッセイコレクション』

第１期

87本目 星の大きさに気付くのは。

　星の大きさに気付くのは。

　著者：顎歌

　Nコード：N1037HY

　形式：短編

　現在評価：100pt未満

　作品種別：日常系、体験系、提言系？

【あらすじ（著者による）】

今なら意味が、分かる。

星に関する、記憶。

星の大きさ 記憶 短編 星（※キーワード）

【筆者（鶴舞）によるコメント】

　本作は、著者である『顎歌』氏の幼少期の記憶がベースになっています。

『顎歌』氏には、身近に、いつも星を眺めている方がいらっしゃいました。

　幼気（いたいけ）な少年（※『顎歌』氏）が気付くのですから、本当によく眺めていたのでしょう。

　あまりによく眺めているので、その理由を尋ねてみた。そこからこのお話は始まっていきます。

　本作は、千字にも満たない本当の短編です。しかし、その数百字の裏には、表には出てこない、長い長い物語が隠れています。

　ただ読むだけなら、１分もかからず読めるでしょう。しかし、本作を味わい尽くすには、１分などでは到底足りません。

　詩的で、いつまでも余情が続く。

　人生を積み重ねた、大人にこそ読んでほしい一作です。