77本目 【福祉エッセイ】 虹の七色をご存じですか?
【福祉エッセイ】 虹の七色をご存じですか?
著者:かとも
Nコード:N9649HZ
形式:短編
現在評価:100pt未満
作品種別:提言系、知識系
【あらすじ(著者による)】
ADHD?、LD?、ASD(自閉症スペクトラム)?
いやいや、これは、グレーゾーンですね… 決めつけ、ラベリングしただけで、支援したつもりになってませんか?
障がい児福祉の現状、傾向と対策を、独自の目線で取り上げたエッセイ集です。
障がい者支援に関わる人の必読の書。
『発達障害』『グレーゾーン』と投げかけられて不安にになったら、ぜひ。
発達障害 グレーゾーン 自閉症スペクトラム ADHD 障害者福祉 エッセイ 穢れ 支援 合理的配慮(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
現時点(2023.2.1現在)では、50ptにも届かない低評価の作品です。
私は、おそらく、以下のような理由があって、敬遠されたのではないかと考えています。
・タイトルからは何が書いてあるかわかりにくい。
※『福祉』に関する話題なのはわかります。
・短編として投稿されていますが、20,000字近い文量。
しかし、私はこのエッセイを読んだとき、こう思いました。
「新年早々、凄い作品が投稿された!」と。
本エッセイのあらすじには、こう書いてあります。
『障がい者支援に関わる人の必読の書。』
一見すると、「誇大広告だ!」と感じる人も多いと思います。
ところが、このセリフ、誇大でも何でもありません。
私は障害児教育に少し関心があったので、何度か書籍にあたったことがあります。
その経験を踏まえて言うと、これほどわかりやすく、これほどまとまった文章は見たことがありません。
確かに、2万字足らずのエッセイですから、内容的には浅いかもしれません。しかし、一般の人が陥りがちな罠や、障害を持つ人の思考の例を具体的かつ、わかりやすく示してくれているます。障害者支援への入門としては、最適な文章ではないでしょうか。
最初に書いたとおり、タイトルはわかりにくいし、『なろう』の短編エッセイとして、相当な長文です。
しかし、障害者支援に関心のある人なら、絶対損はしませんし、関心がない人も、読むことで新たな視界がきっと開けます。
1人でも多くの方に、この素晴らしいエッセイを知ってほしい。私はそう思っています。