76本目 「感想欄」で「展開予想」をするのはやめませんか?
「感想欄」で「展開予想」をするのはやめませんか?
著者:白烏
Nコード:N1682HG
形式:短編
現在評価:500pt以上
作品種別:提言系
【あらすじ(著者による)】
書きたい気持ちはわかるんですが…
感想欄 展開予想 私は見たくない お願い(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
私、『なろう』では長いこと読み専でした。そして、アカウントを取ってしばらくは、『読む』しかすることがなかったこともあって、結構多くの作品に感想を書いてました。
最近、あんまり感想が書けていない気がします。
理由としては、感想欄を開けていない小説が増えたことや、『書く』方にも注力しているせいで、読み専だったころより、時間がとれなくなったことが挙げられます。
書けなくなったのは、これらの要素が大きいのですが、もう一つ理由があります。
それは、「自分自身が書くようになった」です。
書いていると、しばしば感想が送られてきます。誹謗中傷等の悪意を感じるものは論外ですが、善意で送られてきた(と予想される)にもかかわらず、返信に難儀する感想があります。それがこの『展開予想』なんです。
この『展開予想』、予想が合っていても「そのとおり!」とは言えませんし、合っていなかった場合も「残念!」と伝えることはできません。
私自身は、基本的に、ほぼ全編書いてから投稿していますので、「ああ!ネタバレしてしまいたい‼︎」と、悶えながら感想を返信するだけで済みした。しかし、1話書くごとに投稿なさっている方々は、いろいろと大変なんじゃないかと。
著者の『白烏』氏は、エッセイ本編で、読み手の立場から『展開予想』を好まない理由を書いていますが、感想欄まで目を通していただくと、書き手の立場の意見も多く寄せられています。
読み手の立場から、書き手の立場から、いろいろな意見を読むことで、感想の書き方について考察を深めることができました。
と、同時に、自分の過去を顧みて、もしかすると自分は、作者の皆様にご迷惑を掛けてきたのではないか? こう思うようにもなりました。
己の行動を顧みる機会を与えてくれた作品です。
 




