75本目 野ねずみを飼うのはおよしなさい
野ねずみを飼うのはおよしなさい
著者:赤おじ
Nコード:N0171HY
形式:短編
現在評価:100pt以上
作品種別:体験系
【あらすじ(著者による)】
野ねずみを飼うのはおよしなさい。これは防疫的観点から言うのでも、倫理的観点から言うのでもない。ひとえに、一匹の野ねずみに振り回された男の、魂の叫びである。
日常 私小説 ねずみ ネズミ ラット マウス 鼠 チューチュー(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
ハムスターやモルモット、チンチラにデグー、ネズミ様の齧歯類をペットとして飼う人は多くいます。
ペットショップなどで彼らを見るとよくわかりますが、ネズミって、結構可愛いんです。
日本にも在来種のネズミがたくさんいます。適当にネットで画像を拾っていただいてもわかりますが、それらも可愛いものが多いです。
でも、ペットにしている人って、ほとんど見かけませんよね?
そこいら中にいるし、何でも食べるし、見た目もそこそこ可愛い。
でもほとんど飼われていない。
なぜでしょうか?
そんな謎に答えてくれるのが、このエッセイです。
著者の『赤おじ』氏。ある日、会社の廊下で、瀕死の『ヒメネズミ』(※野ねずみの一種)を拾います。
「このままでは、こんなに可愛い生物が、社内のネズミ憎悪マンたちの手によって、息の根を止められてしまう!」
そう考えた『赤おじ』氏は、その毛玉を家に連れて帰り、ハムスター用のケージに入れて、介抱することにしました。
その結果、どうなったのか?
我々の予想を遥かに超えた、野ねずみの生態。皆さん刮目してご覧ください。