74本目 銀河英雄伝説論 大人になってから分かるヤンの非常識さ
銀河英雄伝説論 大人になってから分かるヤンの非常識さ
著者:加藤 良介
Nコード:N2022GR
形式:短編
現在評価:3,000pt以上
作品種別:知識系
【あらすじ(著者による)】
銀河英雄伝説に対する一考察。ヤン・ウェンリーの問題点に鋭くメスを入れます。田中芳樹先生非公認でお送りいたします。
スペースオペラ 考察 銀河英雄伝説 人格 正しさ SF 軍人 アニメ 小説 漫画(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
リバイバルもされていますから、知らない人はいないと信じたい……。ですが、初版の刊行はずいぶんと昔になりましたので、一応触れておきます。
『銀河英雄伝説』とは『田中芳樹』によるスペースオペラの傑作です。
私も若かりしころ相当に嵌りました。一番好きなキャラクターは『ダスティ・アッテンボロー』。
「それがどうした!」
最高です! 使って友人と喧嘩になったこともありますが、後悔はしていません。
真っ先にアッテンボローを出してくるぐらいですから分かると思いますが、私は同盟派でした。ですから、当然『ヤン・ウェンリー』も大好きです。
もう、ン十年も読んでないのに、イゼルローン要塞再奪取の時の暗号(「ロシアンティーを1杯。ジャムでもなくマーマレードでもなく蜂蜜で」)をまだ覚えているくらいです。その度合いが知れるというものでしょう。
※間違っていたら済みませんw
さて、そんな私の大好きな銀英伝、そしてヤンを貶めるエッセイがこちらです。
俺の魔術師を貶めるとは! コノヤロウ、許すまじ!!
このように敵愾心を持って読み始めた私がどうなったか。
わざわざこんな文章を書いて紹介していることからも明らかでしょう(笑)
社会人にならないと分からないこともある。そんなことに気付かされた一作でした。




