57本目 墓じまいしました
墓じまいしました
著者:水有大豆
Nコード:N7392DZ
形式:短編
現在評価:1,000pt以上
作品種別:体験系
【あらすじ(著者による)】
墓じまいしました。父の33年の法要を済ませた後に、墓じまいをするまでの顛末。実録です。永代供養墓にした理由、住職との話し合い、石材店との話し合い。法要。お墓の処分などの記録です。私の行った墓じまいの金額も表記しています。墓じまいの一例として参考になればと思います。
墓じまい 永代供養墓 住職との話し合い 石材店選び 事なかれ主義 終活(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
『墓じまい』とは、お墓の整理です。遺骨を他に移し、お墓を撤去して更地にすることだと考えておけば、大きく間違いはないでしょう。
お墓の近在に供養できる人がいなくなったり、将来的に家系が途絶えることが確実だったりするケースで、行われることが多いようです。
実は、筆者(鶴舞)の実家では、一度『墓じまい』をしております。山の上にあった墓をしまい、平地にある霊園に新たに墓地を購入したのです。祖母の足が悪くなり、「簡単にはお参りができない山の上では困るから」という理由だったようです。
その祖母もだいぶ前に他界し、私も、両親、そして自分のことも考えなければならない歳になってきました。そんな時に出会ったのが、このエッセイです。
このエッセイでは、著者の『水有大豆』氏が、『墓じまい』をすることになった経緯、おこなった手続きや、必要となる作業、かかった料金等が、結構詳しく記されています。
ただ、文章を読む限り、『水有大豆』氏は、相当『ツいていた』感じがします。ですから、実際に他者がこの条件でおこなうのは難しいかもしれません。
しかし、手続きの流れ等については間違いなく参考になるはずです。
中には、「お墓のことなんて考えるのは、まだ早いよ」こう思う方も多いと思います。
しかし、人間、いつかは死ぬものです。あなたがいくら若くても、考えておくことは、きっと損にはならないと思います。
追記:借家やマンションでなく、自宅や両親の住まいが持ち家だという方は、同じ『水有大豆』氏の『実家もたたみました(N1562EA)』も参考になりますよ。