46本目 歴史エッセイシリーズ
連載再開です。最初はこの作品から。
歴史エッセイシリーズ
著者:涼樹悠樹
Nコード:N3814GS
形式:連載作品 ※不定期更新(全5部分)
現在評価:1,000pt以上
作品種別:知識系
【あらすじ(著者による)】
歴史・歴史小説に関してつらつらと思いついたことを書いていくシリーズです。不定期更新。
妄想優先になることもあります。
歴史? 主観 エッセイ 評論もどき(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
著者の『涼樹悠樹』氏は、異世界転生のハイファンタジー作品である『魔王と勇者の戦いの裏で(以下略 N1219GV)』で書籍化を果たされた方です。そして、これまでに書いた作品は、このエッセイ以外は全てハイファンジャンルです。
『ハイファン作家の書いた歴史エッセイ』
こうやって書くと、なんかうさんくさいような感じがしてしまいます。
「スピリチュアルな話とか、オカルトめいた話とか出てくるんじゃないの?」
とか思った方も、中にはいるかもしれません。
さて、そんなエッセイの中身は……
むちゃくちゃ『本格』です!
『証拠』ですか? 下に挙げた各話のタイトルをみてください。
1 奥平信昌
2 毛利隆元
3 日本刀夜話
4 松永久秀
5 日本史を変えた? 気象災害
初っ端から『奥平信昌』ですよ! 『奥平信昌』!
皆さん。『奥平信昌』が何をした人か知っていますか?
そもそも『奥平信昌』を正しく読めますか(笑)?
「そんなマイナーな奴なんて知るか!」
こうおっしゃる方も『松永久秀』はご存じではありませんか?
「松永久秀は、知ってるよ!」って方。きっと松永のイメージが変わりますよ。
松永を知らなくても『関ヶ原の合戦』はご存じでしょう。
(※流石にここまで知らない(興味がない)方には絶対お薦めできません)
私は、自分で歴史ものの作品を書くぐらいですから、歴史にはそこそこ詳しい方だと自負しております。そんな私が、関ヶ原前後の考察には唸らされました。
半可通はもちろん、歴史好きでも唸らされるエッセイ。少しでも日本の歴史に興味がある人なら、読んで損はありません。
追記
涼樹氏の代表作、『魔王と勇者の戦いの裏で』ですが、私はこのエッセイを発見するより前からの読者です(※結構好きで、書籍もそろえています)。
この作品、戦闘のみならず、戦争全般の描写が非常に上手いんです。さらに、ハイファンや異世界恋愛で気になってしまうことが多い貴族制度のあり方についての記述も、この作品では全く違和感がありませんでした(※だから喜んで読んでいた部分はあります)。
以前は何の気なしに読んでいたのですが、このエッセイを発見してから、「ここまで歴史に詳しい方なら、さもありなん」と、心から納得させられました。
正しい読み=『奥平信昌』 何をしたのかはエッセイを読もう!