36本目 理容師免許の無い寡黙な助手
理容師免許の無い寡黙な助手
著者:きつねあるき
Nコード:N4915HJ
形式:短編
現在評価:100pt以上
作品種別:体験系、日常系
【あらすじ(著者による)】
このお話は、1995年(平成7年)の事です。
当時、自分が通っていた駅前の理髪店は、低料金でお客さんが絶えなかったのですが、理容師の態度が悪くて不快に思っている方が多くいました。
ただ、他に行くと倍以上の料金が掛かってしまうので、お客さんは理容師の機嫌を損なわないようにしていました。
その店には、理容師免許のない助手のおじさんがいたのですが、よく周りが見えていて機敏に動くので、短時間で心地よい思いが出来るとお客さんには評判でした。
ただ、理容師の方々は、おじさんが免許がない事を散々バカにしていました。
その理髪店で、その後どうなったのかというのが今回のお話しになります。
それでは、本文にお進み下さい。
日常 私小説 男主人公 和風 平成(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
もうあらすじに前提条件が全て書いてありますので、まずはそちらを読んでください。
その上、展開を追っても、屋上、屋を重ねるだけですし、あんまり書くと完全なネタバレになってしまいます。ですから、読後の私の感想をぼかして書いておきます。
私はこの作品を読んで、こんなことを思いました。
「実際にこんなことがあるんだ!」
「『なろう』のハイファン作品の専売特許じゃないんだ!』
「よく、敵役のキャラを、『どんだけだよ!』って思ってたけど、ホントにやっちゃう人いるんだ!」
「あの人が『なろう小説』の展開みたいになっててくれるといいんだけど……」
『小説家になろう』にふさわしい実録エッセイ。ぜひともご覧ください!




