16本目 うちのフェレットはアホである
うちのフェレットはアホである
著者:しいな ここみ
Nコード:N4170HL
形式:短編
現在評価:500pt以上
作品種別:体験系・日常系
【あらすじ(著者による)】
知略企画に参加してみました。フェレットという動物がいかに賢いか、しかし今のうちの子がいかにアホかについて。
知略企画(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
著者の『しいな ここみ』氏は、今、『夏くん』という名のフェレットと暮らしていらっしゃいます。
そして、この『夏くん』の行動を記した、その名も『ナッくん日記【フェレットとの生活】(N4158HM)』というエッセイを連載中です(2022.11月現在)。
このエッセイのあらすじには、「うちのフェレット『夏くん』が面白いことをしたら記します。」と書いてあるのですが、2月中旬に連載が始まって、4月上旬まで、毎日(※時には1日複数回!)更新がされていました。
つまり、『夏くん』毎日のように面白いことをしていたことになります。
実際、笑える話、微笑ましい話が目白押しで、読んでいるうちに、私はどんどんフェレットが飼いたくなってきました(※でも『ペットにフェレットをお勧めしない理由(N2345HM)』というエッセイを読んでしまったので、必死で我慢しています)。
私は、ブクマ約500件していますが、5件しか曝していないことは、以前に触れました。実は、その5作品の1つが、『ナッくん日記』なんです。
こんなところからも、このエッセイへの私の嵌まり具合がわかるかと思います。
この面白いフェレット、『夏くん』こそが、今回紹介するエッセイで触れられている『アホなフェレット』なのです。
実は『しいな ここみ』氏、『夏くん』をお迎えする前に、『春くん』というフェレットと暮らしておりました。
この『春くん』。大変頭が良く、手の届かないところにあるものを取るために踏み台を持ってきたり、引き戸や、引き出しを開けたり、と言った具合でした。
ところが、『春くん』は、わずか1歳半で不治の病にかかり、他界してしまいます。
『春くん』の死に耐えられなかった『しいな ここみ』氏が、新たにお迎えしたのが、件の『夏くん』だったわけです。
ところが優秀だった『春くん』と違い、『夏くん』。何もできません。ジャンプして届かないものは、物欲しそうに見つめるだけだし、引き出しも引き戸も頑張ってはみるものの開けられない。
「こんなのフェレットじゃない!」
そう『しいな』氏が、思っていたとき、ある出来事が起こり、そして、彼女はある事を悟ります。
何が起こり、何を悟ったのか。ぜひあなたの目で確かめてみてください。
私は普遍的な真実の一端を垣間見た気がします。