142本目 言っても仕方のないことだとは思いますが、ご意見をお送りくださる前に一度他の方がお書きになったご感想やご意見も読んでみてはいただけないでしょうか?
言っても仕方のないことだとは思いますが、ご意見をお送りくださる前に一度他の方がお書きになったご感想やご意見も読んでみてはいただけないでしょうか?
著者:緋水晶
Nコード:N2435HG
形式:短編
現在評価:100pt以上
作品種別:提言系
【あらすじ(著者による)】
タイトル通りです。 噛み砕いて言えば「何度も言われるのはストレスなので、意見を送る時にはそれが他の人と重複していないか確かめてほしいな」というお願いです。
(※キーワードはありません)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
本作の内容は、あらすじに書いてあるとおりです。それを踏まえて……。
皆さんは、読者として感想を書いた経験はありますか?
また、作者として感想をいただいた経験はありますか?
このエッセイに書かれた内容、読み専の立場ですとピンと来ないかもしれません。ですが、書き手としては大変切実な悩みになり得る問題なんです。
ちなみに「作者」としての私自身は、「いただく感想は作者のエネルギーであり、御意見は作品の完成度を高める糧である」と考えていますので、『感想が書かれました』の赤文字を見るのはとても嬉しいです。
でも、新着感想報告を開いてみたら、幾つも同じ御指摘が上がってる。この段階でちょっとめげます。ただ、ここまでなら「自分が未熟だった」ってことですので仕方ありません。
ところが1人1人に丁寧に返信をしたと思ったら、次の日、同じ御指摘が感想に書かれてる。
ここまで来ると、流石に「それは、説明してあるでしょ!?」ってなっちゃうんです。
この気持ち、分かっていただけるでしょうか?
実際、私は、本作を読んだ当時、そこそこ感想をいただくことが多い書き手になっていましたが、この内容には深く納得することが出来ました。
と、同時に、読み専だった数年間、本文を読んだだけで感想を書いていた記憶がよみがえり、猛省したことをよく覚えています。
さて、皆さん、自分を振り返ってみてください。貴方のこれまでの行動、果たして大丈夫ですか?
本作を読んで、詳しく確認してみてください。不安な人は特に。ですよ?
最近の方は御存知ないかと思いますので、一応触れておきます。
作中に『誤字の指摘』についての記述があります。現在は『誤字報告』というありがたい機能が標準装備されましたが、本作が書かれた当時は、誤字の指摘も感想欄やDMでしかできなかったのです。
本当の誤字なら直せばいいのですが、中には作者が意図してその表現をしているケースもありますよね?
同じ誤字(?)を何人もから指摘される(※しかも残る)。指摘された方の苛立ち、これ如何に……。
※なお、『誤字報告』機能が標準装備された現在も、時折、感想欄で誤字を指摘する方がいらっしゃいます。もし貴方がそのようなことをしていらっしゃるなら、すぐに止めることをオススメします。
なぜなら、指摘された作者にとっては、
①感想一覧ページからマイページに戻って、②作品を開き、③『編集』を選択して、④指摘された場所を探し、⑤修正する。
と、これだけの手間がかかるからです。
『誤字報告』からの修正ならワンクリックで済むのに比べ、どれだけ煩雑なことか……。
次話は、作品紹介系の連載エッセイを御紹介。ちょっと珍しい系統の作品紹介ですよ!




