101本目 エッセイの呼び声、這い寄る混沌のスコッパー
エッセイの呼び声、這い寄る混沌のスコッパー
著者:ネクノミ☆黒い安息日
Nコード:N3559JV
形式:連載作品 連載中(全16部分)※不定期更新
現在評価:100pt以上
作品種別:日常系、作品紹介系
【あらすじ(著者による)】
長編よりも、短編よりも、書きやすく、読みやすい
そんなエッセイをもっと楽しみたい!
闇に囁く作品やエッセイストを光であぶりつつ
しれっと自作を混ぜて紹介するアザトースなエッセイ
名前は出すけど批判はしないのが 【 制約と誓約 】
本作は感想欄での自薦・他薦を歓迎します
むしろそっちが本番までありましてよ、ホーホホホ!
クトゥルフ(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
記念すべき連載再開1本目(※101本目)は、『エッセイの呼び声、這い寄る混沌のスコッパー』です。
※前話の『再開にあたって』は『特別編』なのでノーカン。ノーカンですからね!
こちら、タイトルに『スコッパー』の文字が入っているとおり、作品紹介系のエッセイです。1本目で取り上げた『読み専が紹介する『なろうお気に入り作品』(N5553DX)』も作品紹介系エッセイでしたから、連載再開時に紹介するに相応しいのではないかと。
で、作品紹介の対象となっているジャンルは『エッセイ』です。そう、鶴舞の同業者(?)であります。
つまり、この『エッセイコレクション』の“ライバル”と言って良いでしょう。
『エッセイ紹介エッセイ』で、同一系統のエッセイを紹介する意味があるのか?
このような疑問をもたれる方もいらっしゃるかと思います。実際、紹介している作品には重複もありますから、この疑問は的を射ている部分もあるんです。
しかし、ニッチジャンルである『なろうエッセイ』の世界ですが、それでも作品数は5万作弱存在します。「コレがエッセイか?」と疑問をもつような作品や、支離滅裂な文字列(?)といった作品(?)が存在する中、良作と出会う指標となってくれる このようなエッセイは、大変貴重な存在です。
また、基本的に『1話で1作品、一度紹介した著者の作品は紹介しない』という縛りを設けている私と違い、『ネクノミ☆黒い安息日』さんは、毎回かなりの数の作品紹介をなさっていますので、1話あたりの密度も非常に高く、お得な構成になっています。
さらに、感想欄等での情報提供に対する反応が非常に素早いのも魅力です(※私自身も3作品ほど紹介しましたが、全て取り上げてくださいました)。紹介者から悲鳴が上がるほどの反応の早さ。『エッセイ読み』としても見習いたいところです。
それだけではありません。私の方で勝手にしている【作品種別】は既に御覧になったかと思いますが、読み飛ばした方のために、もう一度作品情報を記載します。
エッセイの呼び声、這い寄る混沌のスコッパー
著者:ネクノミ☆黒い安息日
Nコード:N3559JV
形式:短編
現在評価:100pt以上
作品種別:日常系、作品紹介系
そう、こちらは日常系、つまり随筆本来の要素も含まれているのです(……と言うか、もしかして、『ネクノミ☆黒い安息日』さん、どっちかといったら作品紹介より随筆に軸足を置いてる!?)。
この、作品紹介を抜きにしても楽しめる、『一粒(?)で二度美味しい』構成になっているのが、本作の大きな大きな特徴と言ってよいでしょう。
当然、『エッセイパート』にも興味深い話が色々と出てきます。私、個人的には、『しそわかめ』を入手するためにスーパーやドラッグストアを探し回る辺り(※数話に渡って続きます。そして、並行してきちんと『エッセイ紹介』もしています)がオススメですね。
随筆を楽しみながら、未だ知らない珠玉の作品と出会う。貴方もこんな素敵な体験をしてみませんか?
何を隠そう、こちらの『エッセイの呼び声、這い寄る混沌のスコッパー』が始まったことで、私の連載再開意欲に火が付きました。個人的にも感謝しています。
ネクノミ☆黒い安息日さん、ありがとう!
次話は、作者の立場から、あれやこれといった、大人気なろうテンプレに斬り込んだ作品です。