「々」に()ではルビは打てない
[記法挿入]の機能を使って正しくルビを振りましょう、ということですね。
「々」には()でルビは振れない。
そのことを考えながら執筆すると、読者にはありがたいのではないでしょうか。
漢字の後ろに()の中の「ひらがな」や「カタカナ」がルビとして振られますが、中には()では付けられない場合があります。
それが「々」です。
これは「色々」とか「様々」とかの繰り返しの言葉に出ますが、この「々」は記号であるらしく、漢字ではないので()を付けてのルビが振れないので注意しましょう。
様々(さまざま)
侃々諤々(かんかんがくがく)
となってしまいます。
* * *
そこできちんとルビを振るために「入力補助メニュー」を押し。
そして表示された中から「ルビ」を押して上の枠内に「侃々諤々」と打ち、下の枠内に「かんかんがくがく」と打つ。
こうすればきちんとルビが振られます。
この方法でなら、漢字の上に漢字のルビを振ることも可能ですし、漢字と漢字の間に「ひらがな」が含まれる言葉にも正確にルビを振ることができます。
正確にルビを振る。
漢字のみにルビを振る場合は、漢字のあとに()でルビを振る方が簡単ですが、「々」にはルビを振れないと覚えておきましょう。
「々」は「のま」または「きごう」でも変換可能です(機種にもよるのかな?)。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
❇ ちなみに侃々諤々とは「正しいと思うことを大いに議論すること」とか、そういった意味です。
喧々囂々は「多くの人がうるさく騒ぎ立てる」といった意味で、喧々諤々は──この二つの言葉を混同した誤用です。気を付けましょう。