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短編&詩集

自分をなぐさめる「比べもの」の詩

作者: 倉井 陽流

人は何かと何かを比べたい

いや、比べたくなる

母が出来の悪い息子と、その息子の弟である、出来のいい息子を比べたり、

自分の生まれた環境を、他の人の環境に照らしあわせたり、

自分の人生と、他人の人生を比べたり、

他の人の長所を自分にも、合わせて悔しがったり、

自分の会社のお給料を、他の人が勤めている会社のお給料と比べたり

テストの点を他の人と比べて、勝敗を決めて

嬉しかったり、

時には悔しがったり


それで

エンエンと泣きたくなったり、

悔しくなったり

怒れたり


泣きたい

でも、泣けない

そうやって感情をため込んでいたら、

もう火山のようにいつかは噴火する

壊れる

だから、泣く

時には泣く

男でも泣く

女でも泣く

大人も泣く、そして子供だって


時には「我慢」のねじを外して

泣こう

もしも、それで前が向けるのなら


比べても意味がない


そうだよ

でも比べたい、比べたくなる


なら比べればいい


人は自由

感情だって自由

比べるのも自由

そうだけど・・


人は違う

十人十色、感情の表し方だって

十人十色

人は個性


他人にはできて自分にはできないことが

あるとしても

必ず、

自分にはできて他人にはできないことがある



 



          最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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