ブルーアイズ・ペーパーシティ
『真夏のリハビリ企画』派生作品のあらすじとキャラクターです。
何作かは書きましたが、長編にしたらこんな感じです。
おそらく昊もとい良悟視点を削って女性キャラクターの視点のみで進めます。
二次創作バンバン受け付けています(笑)
*あらすじ*
夫に振り向いてもらえず退屈な日々を送る有閑マダム、死ぬ勇気も生きる意志もない彼氏持ちの元社畜、見合いを勧める家族に反発するように独身生活を謳歌する独身貴族。彼女たちは年月も場所もバラバラに、碧眼を持った男に出会う。自分の眼が原因で心が迷子になった男の孤独と諦観に、彼女たちの心は揺れ動く。彼女たちが垣間見る、男のささやかな夢―――使いものにならない都市で紡ぐ、静かな物語。
1.酔いしれる、青いネクタル
優香……39歳。アフィリエイター兼主婦。会社経営をしている夫に相手にされない孤独な女性。時計台の前で佇むアオイの瞳に惹かれ、毎週金曜日はアオイと過ごすようになる。
アオイ……14歳。中学生。碧眼を持つ少年。教師や生徒に好奇の目で見られるのが面倒で不登校。年齢を20歳と偽り、優香と愛人関係になる。
2.紙街を見下ろしている僕らのこと
真琴……25歳。元デザイナー。ブラック企業で働いていたが彼氏や彼氏家族の協力もあり抜け出した。このまま人生が終わってもいいと思っている。ひょんなことから良悟と1ヵ月共同生活を送る。
良悟……23歳。介護職員。碧眼の青年。仕事中は笑顔だが私生活ではいつも疲れた顔をしている。「異端者は持て囃されるが愛されない」という諦観を持っている。
3.ブルーアイズ・ペーパーシティ
神谷岬……28歳。システムエンジニア。結婚の必要性がわからず、仕事と料理と食べ歩きに時間を費やす。祖父が利用するデイサービス施設で出会った昊の寂しさや諦めを感じ取る。
相内昊……23歳。介護職員。碧眼の青年。1ヵ月前、女性との同居を解消。疲れた顔をしているが神谷の前では表情が緩む。
ありがとうございました!