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話してくれる、今日なにがあったのか」

 あたしは頷いて話をはじめた。

「涼子に出逢う前、そこで易者に見てもらったの。そうしたら……」

「そうしたら」

 涼子は開き直って聞いてくる。

「三日後、事故に遭うって出たの。だから……」

 これ以上は言わなかった。

 しかしこれを聞いた涼子は安心したようにふうっと息を吐き出した。

「それは嘘よ、そんな風に言う易者の言うことなんか聞いちゃダメよ」

「でも今日あったことをぴったり当てたのよ」

 完全に弱気になって涼子に言った。

「偶然に決まってるじゃない」

 涼子は笑いはじめた。

 あたしは涼子が言った偶然という言葉を聞いて、だんだん気が楽になってきた。

「そう、偶然よ。そんな風に思いこむからいけないのよ。様は気の持ちよう。いいとこがあると思えば絶対いいことあるって」

 こんな風に励ましてくれて、あたしはとてもうれしかった。

「そ、そうかなぁ。そうだね」

 あたしは完全に開き直った。

「そうだ、今からその運試しに行こう」

 涼子は福引き券をちらつかせながら言った。

「うん

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