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昼食を食べ終えたあたしは、今日発売の雑誌を買うために商店街の本屋に行くことにした。
もう雨は上がって、太陽が雲の隙間から顔を覗かせている。
公園では、いつもこれくらいの時間になると、子供達が野球やサッカーなどをして遊んでいる。
小学校低学年くらいの子供達が遊んでいるところは、いつも注意してないといつどんな被害を被るか分からない。
あたしはそのことに十分注意していたはずだったが……、あたしの頭が大きな音を出した。
後頭部になにか大きなボールの様な物が当たった感じがした。
「おねーちゃんボール」
男の子があたしの方に走り寄りながら大きな声で叫んできた。
このガキ、あたしにボール当てといて、誤りもしないのか。
「はい、いくよ」
あたしは優しく答えながらも思いっきり反対方向にボールを蹴りとばしてやった。
もしかすると『はい』と言うところに力が入ったかも知れない。
「わーあんなの取れないよう、いじわるぅ」
子供はあたしの蹴ったボールを追いかけて去っていった。
「ふん、ちょっとすっきりしたかな」
あたしの蹴ったボールを追いかける男の子を見ながら満足感を味わっていたあたしって……。
しばらくその男の子を眺め、あたしは、『どこいこっかなー』などと思いながらまた歩き出した。




