表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/11

5

昼食を食べ終えたあたしは、今日発売の雑誌を買うために商店街の本屋に行くことにした。

 もう雨は上がって、太陽が雲の隙間から顔を覗かせている。

 公園では、いつもこれくらいの時間になると、子供達が野球やサッカーなどをして遊んでいる。

 小学校低学年くらいの子供達が遊んでいるところは、いつも注意してないといつどんな被害を被るか分からない。

 あたしはそのことに十分注意していたはずだったが……、あたしの頭が大きな音を出した。

 後頭部になにか大きなボールの様な物が当たった感じがした。

「おねーちゃんボール」

 男の子があたしの方に走り寄りながら大きな声で叫んできた。

 このガキ、あたしにボール当てといて、誤りもしないのか。

「はい、いくよ」

 あたしは優しく答えながらも思いっきり反対方向にボールを蹴りとばしてやった。

 もしかすると『はい』と言うところに力が入ったかも知れない。

「わーあんなの取れないよう、いじわるぅ」

 子供はあたしの蹴ったボールを追いかけて去っていった。

「ふん、ちょっとすっきりしたかな」

 あたしの蹴ったボールを追いかける男の子を見ながら満足感を味わっていたあたしって……。

 しばらくその男の子を眺め、あたしは、『どこいこっかなー』などと思いながらまた歩き出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ