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088.限界突破クエスト?

 シンに負けず劣らずのマッチョな2人です。

 この2人とシンに囲まれたら、子供は絶対に泣くでしょう。

 ぶっちゃけ、通報モノです。


「俺は、クラン挙母(ころも)のリーダー、セルシオだ」


 言葉使いとは裏腹に、片手剣に、盾持ちで、装備も安定志向で、冒険心が少ないが、パーティーメンバーとしては安心して一緒に戦えるような人みたいです。


【神の加護:鑑定眼】


 名前:セルシオ

 種族:ヒューマン

 クラン:挙母(ころも)【リーダー】

 レベル:050

 HP:0909/0909 MP:0000/0000


 STR:054

 DEX:044

 VIT:055

 AGI:038

 INT:035

 MND:047

 CHR:048


 グラディウス+2/ジェネラルシールド/ジェネラルアーメット/ジェネラルキュイラス/ジェネラルガントレット/ジェネラルクウィス/ジェネラルサバトン


 大ダメージを狙わず、防御を固めて、手数で勝負って感じの装備です。

 白を基調としたフルプレートタイプの鎧で、ゴールドのアクセントがいい感じです。

 掴んで投げるには、鎧が重いのと、ボクの手が小さすぎて掴みにくいので投げにくい装備です。


「わたしは、クラン脱兎山(だっとさん)のリーダー、レパードと申します」


 クラウンさんより、多少、細い体つきをしています。

 でも、両手剣を装備しているので、盾は無く、安定してると言うより、パワーで押し切る感じの人です。


【神の加護:鑑定眼】


 名前:レパード

 種族:ヒューマン

 クラン:脱兎山(だっとさん)【リーダー】

 レベル:050

 HP:0879/0879 MP:0000/0000


 STR:058

 DEX:050

 VIT:049

 AGI:049

 INT:047

 MND:035

 CHR:036


 ダークフォセ/バークレーモリオン/バークレーオーベール/バークレームフル/バークレーブレエット/バークレーソルレ


 ダークフォセ、草刈り鎌を伸ばして大きくしたような重い両手剣で、かなりの攻撃力です。

 剣先や、背の部分の尖った部分で突かれてもひとたまりもないです。

 武器、防具ともに黒で所々赤いアクセントがあります。


「乙女ラーマです。よろしくお願いします」


 みんな、名前を名乗るだけの簡単な挨拶をしました。


 クランは、同じ目的を持つ者の集団で、と言うよりも、気心が知れたメンバーが集まって作ったグループみたいなものらしい。

 この2人、セルシオさんとレパードさんは、シンと古くからの知り合いで、パルダリウムの後輩の面倒を見ているうちに、クランのリーダーになったようです。


「乙女殿、お願いがあるのですが・・・」


 レパードさんが、ここに来た、目的を切り出してきました。

 と言うか、さっきから殿呼ばわりされているんですが、落ち着きません。


「そんな堅苦しい呼び方じゃなく、ラーマと呼び捨てでも良いですし、好きなように呼んで下さい」


 今思うと、これは失敗でした。


「では、お言葉に甘えます。ラーマちゃんさまで」


「レパード、てめぇ。それは、許せねぇ」


 呆気にとられてたボクより先にセルシオさんが反応しました。


「どう見たって、ラーマたんさまだろ。こっちの方がしっくりくるじゃねぇか。そうですよね? ラーマたんさま」


 2人とも斜め上過ぎる呼び方でした。

 無風のはずの屋内競技場で、追い風参考記録が出るようなモノです。


「はあ、どちらでも良いです」


 ボクが悪いんです。

 呼び捨てじゃ失礼だからと言う事で『ラーマさん』あたりに落ち着くと思ったんです。


「では、改めてまして、ラーマちゃんさま。【神の加護:レベル50リミッター除去】を使っていただけませんか?」


「あっ、レパード、てめぇ。先に言いやがって! 俺もお願い出来ませんか?」


「分かりました。でも、そのまま、するのも面白くないですし、あそこの可愛い白銀のうさぎを捕まえて来てくれませんか? それを【神の加護:レベル50リミッター除去】をする条件にしましょう。ケンカになると困るので、捕まえて来た時にいたレベル50付近の人、全員にしますからね」


 可愛らしい白銀のうさぎがこちらを向いて、首を傾げました。

 ロロロロ、あざといです。

 可愛く見えるように、研究してるんでしょうか?


 適当にあしらってから、捕まって下さいね。


 シンとティコアは、あちゃーって表情です。


「そんなんでよろしいんですか? ありがとうございます。・・・後、クランのメンバーも呼んでもよろしいですか?」


「構わないですよ。白銀のうさぎを捕まえたら、【神の加護:レベル50リミッター除去】をその場にいたメンバーにしましょう」


「よし、よし、これでやっとレベル50を超えられる」


「俺のクランのメンバーもいいですか?」


「もちろんですよ」


「ありがとうございます。レパード、みんな、呼びつけるまで、そのうさぎを逃がすんじゃねぇぞ」


「わりぃ、先にセルシオが見といてくれ、今、メール書いてるから」


「わぁった、見とくから早くしろよ。って、先に捕まえても問題ないのか・・・」


 ロロロロに対して、セルシオさんが動き出しました。



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