075.電撃攻撃
「面白いのじゃ。面白いのじゃ」
横縞のビキニセット【レア】と暴走大仔羊の雷角【レア】とボクが準備したグリーンの長髪のカツラを装備したカルキが空を飛びながら暴走大仔羊の雷角【レア】の固有スキルを使って電撃を落としています。
ポシュッ、ポシュッ、ポシュッと、乱獲しています。
地上攻撃だけの反撃無しのシューティングゲームのようです。
いや、ゲームにもならないです。
狩り尽くすだけの作業です。
それでも、カルキは楽しそうに、ピュルルルルルルと適当にシンセサイザーで作ってICレコーダーに録音した音を再生しながら、飛んで、電撃を落としています。
全ての敵は為すすべもなく、カルキの電撃に耐えきれずに、バタバタと感電死していっています。
ただ、追いかけているボクたちは、まるでマラソン大会に参加しているようです。
その上、ボクは、カルキが倒したモノを、アイテム収納しながら、ついて行っているんです。
マジ大変なんですよ。
気分的にはですけどね。
【乙女流】の修行に比べれば全然楽勝、ちょー余裕っちです。
クリスとマナのレベルが上がりにくくなった頃、アイテム収納に失敗しました。
って、違います。
「妾の電撃に耐えるとは、お主やるな」
そうです。
カルキの電撃に耐えたんです。
弱っている相手なら【神の加護】でとどめを刺しつつ収納出来るんですけど、コイツは収納出来なかったんです。
アイテム収納出来ないくらい、まだ元気なんです。
「(キィィィィィィッ、わたくしに攻撃してくるなんて、なんて不届き者なんでしょう)」
見ようによっては、カルキと言い合っているようにも見えます。
よく見ると・・・いえ、よく見なくても、デカいです。
本当にデカいです。
これでもってくらい胸がデカいです。
マジデカいです。
きっと、こいつは悪魔です。
天使や女神などがいるんですから、悪魔もいるはずです。
個人的主観が無くても悪魔でしょう。
もの凄い悪魔だと思います。
【神の加護:鑑定眼】
名前:リマト・ニンスン
種族:女神
レベル:075
HP:3230/5000 MP:0750/0750
カルキの電撃で2割もHPを削り切れない事と言い、かなり上位の・・・もしかしたら、魔王かもしれません。
さっさと最大火力で瞬殺すべきです。
ステータスなんて飾りです。
偉いさんには分からないでしょう。
さぁ、この魔王を倒しましょうか。




