070.一生ついて行きますです
「お嬢様。一生ついて行きますです」
色々と突っ込みたいです。
女の子だけに・・・って、違います。
突っ込むのは、セリフです。
ほんの1時間ほど、慰めただけで、一生ついて来るとか・・・ボクにそんなカリスマ性が・・・って、ステータス上はありました。
表示しきれないくらい、振り切れてました。
たかが数値だと思っていたんですけど、それなりに・・・いえ、数値なりに効果があるんでしょう。
決め手は新しいメイド服です。
売場にあったメイド服をマナ・・・ヴァーマナを略してマナにプレゼントしました。
女神の羽根で作ったメイド服です。
マナは『こんなに貴重なメイド服を貰っても良いんですか?』と言って驚いていました。
確かに貴重なメイド服です。
素材が道路とかに落ちているゴミですからね。
1日に数トンも出る女神の脱け毛じゃなく脱け羽根です。
脱け羽根の柔らかい部分を紡いで糸にし、布を織り、染色して、メイド服に仕立てた、ほとんど、手間代くらいの代物です。
お嬢様って、呼び名?
ああ、何言ったって無駄です。
どう呼ばれてもボクはボクです。
諦めれば良いだけです。
で、もう少し、生体を揃えないといけないのですが、来る人選を間違えました。
シンとティコアは、生体売場に連れてきてはダメでした。
興味が無いらしく、落ち着きがありません。
ゆっくりと生体を選ぶ事が出来ないので、身体を動かすところを作ります。
と言う事で、建物の外に出ました。
「オーナメントを設置しますね」
チャイムで購入した食材ダンジョンのオーナメントを設置します。
まずは、平原の食材ダンジョンのオーナメントです。
宿屋からちょっと離れた場所に設置です。
アイテム収納から、ポンッとオーナメントを取り出しました。
「お嬢様、凄いです。まるで、神さまのようです」
マナは、初めてオーナメントを設置するところを見たのか、目をキラキラさせて興奮しています。
「おう、神さまがいたら、マジ、お嬢みたいなヤツじゃねぇか?」
「そうよねぇ。姉御が女神だったら良いのにねぇ」
と言うか、シンやティコアも、ボクの正体知っていますよね?
それどころか、神や女神の正体もね。




