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062.本当ですよ

 ティコアは、クンクンとボクの匂いを嗅いで、グローブを外しました。



     ゾクリ



 不意を突かれました。

 ヤバいです。

 ヤバかったです。

 無意識に投げ飛ばしそうになりました。


 ただでさえ【神の加護】が無い状態で白龍王カルキを征して、畏怖の対象として見られているんです。

 こんなところで、派手に投げ飛ばして、悪目立ちしてはいけません。

 パニックになっている店頭がさらにパニックになってしまいます。


 だから、ティコアの動きを知っていて止めなかったんじゃないです。

 【神の加護:未来予知】を使わなくても、視線や、身体の動きで、どんな動きをするかは予測できますけど、本当ですよ。



 本当なんですよ。

 ティコアがする事に対しての興味なんて、立方ミリメートルのブラックホールの重さほどもないです。



 あ、ティコアの手がちょっと冷た気持ちいいです。

 いいえ、かなり、マジで、本当に、本気で気持ちいいです。

 ボクの秘書の体温が5度上がったような気がします。


 ああ、ズボンのゴムが伸びます。

 ティコアさん、パンツに手を突っ込んで、そんなに、ギュッと握らないで下さいよ。


 思わず、反応出来ませんでした。

 ティコアの動きは、見えていました。

 そんなに速くないですからね。

 避けようと思えば避けれました。

 それでも、性的好奇心に負けてしまったのです。


 女の子っぽい姿をしてても、ボクだって男の子です。

 正常な18歳の男の子です。

 仕方ないじゃないですか!


 そう言う事ありませんか?

 辞書でエッチな単語を調べたり、ゆゆ着を着ずに裸でお風呂に入ったりしませんか?

 自信を無くすから、お前はゆゆ着を着てお風呂に入るようにお父さまに躾られたんだけど、たまには開放的に裸でお風呂に入りたいですよね。


 ティコアの巧みな手の動きで、ボクの秘書は、超反応です。

 即臨戦態勢になりました。


 女の人に握られると、こんなに気持ち良いんだ・・・。

 そして、さらに、大きく・・・。



     !!!!!!



「な、なにするんですが?」


 出ちゃうとこでした。

 ボクの秘書から、白々しい遺憾の意じゃなく、出ちゃいかん白っぽいモノが出ちゃうとこでした。

 出しちゃダメって事はないですけど、ここではNGです。


 本当に、流れ出るところでした。

 違います。

 流されるとこでした。



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