表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/100

051.自己紹介

「で、お嬢・・・いや、すまねぇ、お嬢。あ、ほんとにすまねぇ。お嬢の事を男だとは理解してるんだよ、頭ではな。でも、嬢ちゃんって、言わないようにって注意してると、お嬢って出ちゃうんだよ。お嬢、ほんとに、わりぃ。悪気はねぇんだ」


 謝っているのか、喧嘩を売っているか分からないシン。

 耳を後ろに向けて倒しているので、恐怖や不安な気持ちなんでしょう。

 図体が大きくても、人類っぽいネコ科です。

 中に入っているのは天界人なんですけどね。


 フルフラットを相手にした時に分かったんですけど、天界人は、基本的にウソが苦手なようです。

 ウソをつけないわけじゃないですけどね。


「はぁぁぁ、分かりました。良いです。シンの呼びやすい呼び方で良いですよ」


 どうせ、この手の事は、ボクが何を言おうと覆られないですしね。


「ありがとよ。お嬢。一生ついてくぜ」


 人類100年としても、外の世界は100日です。


「一生って、本気ですか?」


 でも、中の世界、パルダリウムにいるボクにとっては100年です。


「ああ、もちろんだぜ。忠誠を誓うって言っただろ。どうせ、パルダリウム内に入り浸ってんだ。お嬢の近くにいたほうが、面白そうだしな」


 実際【神の加護】で半永久的な寿命です。

 どれだけでも、生きていれるんでしょう。


 なら、近くにいる人は楽しそうな人が良いです。


「分かりました。これから、よろしく。シン」


 スッと、手が出ました。


「お嬢、よろしく。白龍王カルキさまもよろしく」


 シンは、ボクと握手をして、カルキにも挨拶をしました。


「カルキ。カルキで良いのじゃ。よろしくなのじゃ」


 同じプリン好きの同士として、シンを気に入ったようです。


「分かった。カルキ。俺は、ナラシンハ。シンと呼んでくれ」


「分かったのじゃ。シン」


「あ、あの、わた、わた・・・、あたいもよろしくしたい。あたいの名前は、クリシュナ。クリスって呼んで下さい。お願いします」


 キャラが安定していないクリスが仲間に入れて欲しそうです。

 フルフラットだと言う事は、バレているんですから、フルフラットとしていてくれても・・・。

 まぁ、フルフラットでも、クリスでも、駄女神でも、近くにいてくれた方が便利です。

 ボクと増えるだけの財布が共有みたいですからね。


「「「よろしく(なのじゃ)」」」


 シン、カルキ、ボクのセリフがかぶりました。


「ボクの名前は、ラーマ。乙女ラーマ。呼びやすい呼び方で呼んでくれればいいです」


 龍をも倒す【乙女流】の継承者。

 入門者募集中です。


「ご主人様なのじゃ」


「お嬢」


「あの、その、マスター?」


「「「なぜ、マスター(なのじゃ)?」」」


 また、セリフがかぶりました。

 気が合うようです。


「な、なんとなく? こ、このパルダリウムの管理者だから?」


 なんですか?

 その自信がなさそうな返事は・・・。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ