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002.嗚呼、駄女神さま

 いきなり、女神だと言うヤツが現れました。

 胡散臭いです。

 

 瓶底眼鏡にレディシュの三つ編み、下手な薄化粧、そして、ジーンズにヨレヨレの汚れたTシャツ・・・あっ、透けて見えてる・・・下着・・・付けて無いんだ・・・。

 

 容姿に無頓着すぎます。

 オタサーで姫と呼ばれれないような人でも、この人より、かなりまともな格好をしてます。


 女神と名乗るならもうちょっとなんとかして欲しいです。


 と言うか、ここはどこですか?

 仕事をクビになって、朦朧とフラフラとしながら帰宅する途中で、お爺さんに声をかけられて・・・。


 ついさっきの事まで覚えているのに、本当にここどこ?

 不思議そうな表情をしていると・・・。


「いきなりで驚くのも無理もありません。でも、あなたは、選ばれたのです。この新しい世界・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


 なんですか?

 この下準備ができてませんよ感は・・・。

 

「そうです。フルフラットです。光栄にも、あなたは、この女神と同じ名前の世界、フルフラットの管理者に選ばれたのです」


 意味が全く分かりません。


「私は、あなたに、この世界を管理して貰うにあたって、必要であろう神の加護を与えるためにやって来たのです。さぁ、希望の神の加護を言うのです」


 真っ平らに近いボク好み胸を張る自称女神。

 Tシャツの上からでも分かる下乳からのラインが素晴らしいです。

 胸的にはボクの女神なんですが・・・。


「そんな見窄らしい格好してますけど、本当に女神なんですか?」


 自称女神が、目を点にしながら、ゆっくりと視線を下ろして、自分の姿を確認する。


「い、いやぁぁぁぁぁぁぁん。あーん、また、ドジっちゃった。着替えるの忘れてたぁ。私ったら、絶対にここぞってところでドジっちゃうんだよね」


 嗚呼、駄女神さまだ。

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