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011.乙女流
「妾は、白龍王カルキ。小さきモノよ、恨みはないが、ここで去ぬのじゃ」
カルキと名乗る白龍王の気力が爆発する。
そして、その気力の爆発と同時にボクの方に向かって来た。
巨体の割にはスピードがある。
一般的な感覚なら速いと言っても良い。
でも、本気ではない。
そのカルキの移動スピードに合わせてカメラマンが良いアングルで撮ろうとカメラの照準を合わせる。
ボクが殺される瞬間を逃さないように必死になるカメラマンたち。
そんな瞬間を撮っても放送できるんですか?
と言うか、そんな事を気にしている余裕は無いです。
ですから、外野については、今は放置しておきます。
今は、カルキです。
白龍王、龍との戦闘です。
こっちに集中しないといけません。
だって、もう攻撃されていますからね。
さて、カルキ戦は、家の道場で教えている【乙女流:合気術】とお母様に教えられている【乙女流:陰陽術】で対抗します。
カルキが、舐めてかかって来ているうちに、出来る限りのダメージを与えておきたいです。
って、案外余裕がありますね。




